「ドレミファソラシド」はこの項目へ転送されています。日向坂46の楽曲「ドレミソラシド」とは異なります。
.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "音名と階名"
このページは西洋音楽における音の高さの書き表し方、および国ごとに異なるその言い表し方の一覧である。前者では音度・音名・階名について、後者では日・英米・独・蘭・伊・仏式について述べる。 階名(かいめい)は、ある音階を構成する各音に名称を割り当てて歌う階名唱法
西洋音楽の音名と階名
階名
歴史的にドレミは聖ヨハネ賛歌「Ut queant laxis」の各行の最初の音から取った6つの名前(ut, re, mi, fa, sol, la)に由来する。この階名による唱法を考案したのは11世紀のグイード・ダレッツォと伝えられているが、現存する彼の文献にはこの唱法は記されていない[1]。
ドレミを階名として使用する場合、ドの音高が音名に即して移動するので移動ド唱法とも呼ばれる。これに対してこれに対してドレミを音名として用いる場合は固定ド唱法と呼ばれる。
階名として数字(ローマ数字)を用いる方式もあるが、この場合、主音は常に i である。数字による階名唱法はdo re miが音名として定着したイタリアやフランスなどで行われる他[2]、日本では明治期に「ヒフミ唱法」と呼ばれるものがあった(#学校教育のヒフミ唱法を参照)。
音名音名表記の一例(ドイツ式の幹音に英式の変化記号をつけたもの)
音名(おんめい)は音の高さを調やスケールとは分離して表す。階名に比べより「絶対的」な表現といえる。例えば鍵盤楽器のある鍵を押したときに出る音の音名は常に一定になる。音名はまた曲の調を示したり、ポピュラー音楽のコードネームに使用されたりする。
異なるオクターヴに属する同じ音には同じ音名が与えられる。すなわち、ちょうど1オクターヴ異なる音は同じ名前で呼ばれる。
ラテン・アルファベット1文字を割り当てる方式は英語やドイツ語等で用いられる。日本では主にポピュラー音楽で英語、クラシック音楽でドイツ語の音名が用いられるほか、ABCDEFGをイロハニホヘトに置き換えた日本式の音名も用いられる。
英語では中央ハ(およびそのオクターブ違いの音)からはじめて7つの幹音(かんおん、楽譜上、♯や♭を付けずに書き表せる音)に「C D E F G A B」と名付ける。派生音(はせいおん、♯や♭の付く音)には、幹音の音名に♯や♭を後置する。
日本式では同様にして幹音に「ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ」と名付け、派生音には幹音の音名に「嬰(えい)」や「変(へん)」を前置させる。
ドイツ語は英語とほぼ同様だが、「B」は英語の「B♭」に相当し、英語の「B」にあたる音は「H」と呼ぶ。派生音は♯をつける代わりに音名に「-is」を後置し、♭をつけるかわりに「-es」(母音のAとEの場合は単に「-s」)を後置する。これによって十二の半音すべてを1音節で発音できる。オランダ語では、幹音を英語同様に表記しつつ[注 2]派生音の接尾辞にのみドイツ語の規則を用いる[注 3]。故に、ドイツ語の「B」はオランダ語では「bes」、ドイツ語の「H」がオランダ語の「b」となる。
イタリア語やフランス語では音名にドレミを使用する。すなわち「ハ長調」はイタリア語で「Do maggiore」、フランス語で「Ut majeur」と呼ばれる。 音名は、異なるオクターヴの音も同じに呼ぶので、それらを区別する必要がある場合がある。オクターヴ表記にはいくつかの方法があるが、19世紀のヘルムホルツ『音響感覚の理論 (Die Lehre von den Tonempfindungen)』にみられるものが比較的標準的である[3][4]。この方式では中央ハからはじまるオクターブを小文字にダッシュを加えて「c′」のように表記し、1オクターブ上がるごとにダッシュの数が増える。「c′」より下のオクターブはダッシュなしの「c」のように表記、その下のオクターブは「C」のように大文字で表記する。さらに低いオクターブは「C?」「C??」のように下つきのダッシュを加えていくが、コンマと紛らわしい欠点があり、下記のような代用表記が使われることもある。 ダッシュのかわりに数字をつかうこともある。例えば「c′′」のかわりに「c2」、「C?」のかわりに「C1」のように記す。『音楽の歴史と現在』でこの記法が使われている。 イロハを使った日本の表記では、ヘルムホルツ方式の小文字のかわりに片仮名、大文字のかわりに平仮名を使用し、ダッシュを(文字の上につける)点に変える。したがって中央ハは「ハ」の上に点をつけてて「一点ハ(いってんハ)」と読む。低い方のオクターブは文字の下に点を加え、「下一点は(したいってんは)」のように読む[5]。 別の方法として1939年にアメリカ音響学会 (Acoustical Society of America
オクターヴ表記
「?C」「??C」のように記号を前置する
「C′」「C′′」のように上つきのダッシュを加える(ニューグローヴ世界音楽大事典はこの方式を採用)
「CC」「CCC」のように文字を重ねる
ピアノの88鍵の最低音は、ヘルムホルツ方式で「A??」、日本で「下二点い」、科学的ピッチ表記法では「A0」になる。最高音はヘルムホルツ方式で「c′′′′′」、日本式で「五点ハ」、科学的ピッチ表記法で「C8」になる。
各オクターブのハ音を表にすると下のようになる(周波数は標準ピッチをA=440Hzとした場合。小数点以下は四捨五入)。なお人間の可聴域は一般に20Hz-20kHz程度とされており(聴覚を参照)、科学的ピッチ表記のC0はそれより低い。
周波数(Hz)日本語ヘルムホルツ科学的ピッチMIDIフィート備考
8372六点ハc′′′′′′C9120MIDIノートナンバーの最大値は127(G9)
4186五点ハc′′′′′C810888鍵ピアノの最高音、ピッコロ最高音
2093四点ハc′′′′C796.mw-parser-output .frac{white-space:nowrap}.mw-parser-output .frac .num,.mw-parser-output .frac .den{font-size:80%;line-height:0;vertical-align:super}.mw-parser-output .frac .den{vertical-align:sub}.mw-parser-output .sr-only{border:0;clip:rect(0,0,0,0);height:1px;margin:-1px;overflow:hidden;padding:0;position:absolute;width:1px}1⁄4′
1047三点ハc′′′C6841⁄2′
524二点ハc′′C5721′テノール歌手のいわゆる「ハイC」
262一点ハc′C4602′中央ハ
131ハcC3484′ヴィオラ最低音
65はCC2368′チェロ最低音
33下一点はC?C12416′5弦コントラバスの通常の最低音
16下二点はC??C01232′ウィリアム・クラフト『エンカウンターII』で使用
8下三点はC???C-1064′MIDIノートナンバーの最小値
こういった表記法ではロやハに変化記号を付ける場合はその付け方によって異名同音でも違うオクターヴとみなされる。例:一点ロ(B4) = 二点変ハ(C♭5)、一点嬰ロ(B♯4) = 二点ハ(C5)
各国の音名表記