音エネルギー流束
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音エネルギー流束(英語: sound energy flux)とは、物体振動により生産されるエネルギーであり、qで表される。音圧pに粒子速度vをかけ、表面積Aで積分することで求められる[1]。 q = ∫ ( p v → ) ⋅ d A → {\displaystyle q=\int (p{\vec {v}})\cdot \mathrm {d} {\vec {A}}}

音エネルギー流束は、ある面積Aにおける単位時間当たりの音エネルギーの流束の平均速度であり、通常は「音の強さ」と呼ばれる。

密度ρの媒質中の平面波または球面波で、伝播速度vを持ち、面積Aを通り、実効音圧pに相当する音エネルギー流束は、J = (p2A / ρ v) cos θMofo

で表される。ここで、θは音の伝播方向である。

例えば、空気(ρ=1.2kg/m2,v=343m/s,A=1m2,cosθ=1)中で、85デシベルまたは0.356パスカルの音の音エネルギー流束は、0.3mWとなる。
出典^ Landau & Lifshitz, "Fluid Mechanics", Course of Theoretical Physics, Vol. 6


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