韓昇洙
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韓国政治家韓 昇洙???
Han Seung-Soo
世界経済フォーラム出席時(2009年1月30日)
生年月日 (1936-12-28) 1936年12月28日(87歳)
出生地 日本統治下朝鮮 江原道春川邑
出身校ソウル大学校卒業
ヨーク大学大学院修了
所属政党(民主正義党→)
民主自由党→)
新韓国党→)
ハンナラ党
第39代 大韓民国国務総理
在任期間2008年2月25日 - 2009年9月28日
大統領李明博
第30代 大韓民国外交通商部長官
在任期間2001年3月26日 - 2002年2月4日
大統領金大中
第56代 国際連合総会議長
在任期間2001年9月18日 - 2002年9月17日
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韓昇洙
各種表記
ハングル:???
漢字:韓昇洙
発音:ハン・スンス
日本語読み:かん・しょうしゅ
ローマ字:Han Seung-Soo
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韓 昇洙(ハン・スンス、韓国語: ???、1936年12月28日 - )は、韓国政治家外交官。第39代国務総理、第13・15・16代国会議員[1]本貫清州韓氏カトリック教徒[1]
人物

江原道春川邑出身。延世大学校政治外交学科を卒業後、ソウル大学校イギリスヨーク大学大学院で修士・博士課程を修了し、ヨーク大学、ケンブリッジ大学、ソウル大学経済学科に教授として20年近く在職し、アメリカハーバード大学東京大学でも講義を行った。政策研究大学院大学ではシニア・フェロー(特任研究教授[1])をつとめるなど日本国内においても幅広い活動を行っている。また、ベネズエラ招請財政諮問官、世界銀行財政諮問官、ヨルダン政府財政顧問官などを歴任し、国際舞台での経験が多い事でも知られている。

朴正煕大統領暗殺後の第五共和国政権下では、1980年粛軍クーデターで政権を握った当時の全斗煥大統領が、非常戒厳令下で大統領を補佐する為に設立した国家保衛非常対策委員会[2]のメンバーとなった。1987年には、商工部貿易委員会初代委員長として初めて官職に就いた。この間、1986年から1987年にかけて、東京大学教養学部客員教授として教鞭をとっている。

1988年13代国会議員総選挙では、民主正義党候補として出馬(江原道春川市)し、政界入りを果たした(後に、民主自由党新韓国党と党籍変更)。盧泰愚政権では商工部長官(?1990年)、ウルグアイ・ラウンド特別委員長等を歴任し、文民政権である金泳三政権下でも、第15代駐米大使1993年4月?1994年12月)、大統領秘書室長、副首相兼第3代財政経済院長官1996年8月?1997年3月)、ハンナラ党経済政策委員会委員長(1998年)を務めた。この間、1996年の第15代総選挙(新韓国党、江原道・春川)で再度当選している。

金大中政権では再び外交を舞台に活躍する事となり、列国議会同盟韓国理事会議長、第30代外交通商部長官2001年3月?2002年2月)、第56代国際連合総会議長(2001年3月?2002年2月)等を務めた。2001年12月10日には、国連がノーベル平和賞を受賞したことから、国連総会議長としてコフィー・アナン国連事務総長と共にノーベル賞授賞式に出席した。2000年の第16代総選挙民主国民党、江原道・春川)で3回目の当選(後にハンナラ党に党籍変更)。

盧武鉉政権では、2005年から2014年平昌冬季オリンピック招致委員長を務め、2007年5月から国連気候変動特使として活動している。

2008年2月25日に、李明博政権の初代国務総理になった。2008年7月22日に、仏教指導者の「竹島のみならず対馬がひとときうち(韓国)の領土だった事がある」[3]という説に竹島については同意したが対馬については明言を避けた。

2008年7月29日、日韓両政府が領有権を主張する竹島(韓国名:独島)に、現職首相として初めて上陸した[4][5][6]

2019年12月には柳韓財団の理事長として、北朝鮮出身の大学生70人に1人当たり300万ウォンの奨学金を提供した[7]
親族

教育者の陸寅順(朝鮮語版)は岳母、元国会議員の金世淵(朝鮮語版)は娘婿。また、元国会議員の陸寅修は妻のおじ、朴正煕夫人の陸英修は妻の叔母、元大統領の朴槿恵社会事業家朴槿令実業家朴志晩は妻のいとこ、元農水産部長官の張徳鎮(朝鮮語版)、元国会議員の尹錫民(朝鮮語版)は妻の姉妹の夫である[8][9]
エピソード

国連事務総長潘基文は韓の駐米大使時代の駐米韓国大使館の政務公使であった。韓が2001年に国連総会議長に就任すると、潘を議長秘書室長兼国連副大使に抜擢した[10]


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