非公認戦隊アキバレンジャー
ジャンル特撮テレビドラマ
原作八手三郎
脚本荒川稔久
香村純子
監督田ア竜太
鈴村展弘
出演者和田正人
日南響子
荻野可鈴
森田美位子
愛川こずえ(DANCEROID)
矢尾一樹
内田真礼
穂花
オープニング「非公認戦隊アキバレンジャー」
歌:桃井はるこ feat. 山形ユキオ
エンディング「明日はアキバの風が吹く」
歌:赤木信夫(和田正人)
製作
プロデュース日笠淳・石川啓(東映)
矢田晃一(東映AG)
放送
放送国・地域 日本
放送期間2012年4月6日 - 6月29日
放送分30分
⇒公式サイト
特記事項:
「スーパー戦隊シリーズ」非公認作品
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非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛
ジャンル特撮テレビドラマ
原作八手三郎
脚本荒川稔久
監督田ア竜太
鈴村展弘
出演者和田正人
澤田汐音
荻野可鈴
内田真礼
穂花
愛川こずえ
堀川りょう
オープニング「アキバレンジャー シーズン痛!」
歌:桃井はるこ feat. 山形ユキオあんどMoJo
エンディング「スーパー戦隊☆非公認応援歌」
歌:赤木信夫と、山形ユキオあんどMoJo
製作
プロデュース日笠淳・石川啓・望月卓(東映)
矢田晃一(東映AG)
放送
放送国・地域 日本
放送期間2013年4月5日 - 6月28日
放送分30分
⇒公式サイト
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『非公認戦隊アキバレンジャー』(ひこうにんせんたいアキバレンジャー、UNOFFICIAL SENTAI AKIBARANGER)は、2012年4月6日から6月29日までBS朝日およびTOKYO MXで放送された東映制作の特撮テレビドラマとそのオープニングテーマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。スーパー戦隊シリーズのセルフパロディ作品[1]。ハイビジョン制作。
2013年4月5日より放送していた、『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛(2)[注釈 1]』(ひこうにんせんたいアキバレンジャー シーズンつう)についても記載する。 東映による制作で「戦隊」の名を持つが、「公認」のスーパー戦隊シリーズからは「非公認」扱いとなるセルフパロディ作品[1]。東映が深夜枠向けの特撮作品を制作するのは、『Sh15uya』以来7年ぶりである。また、スーパー戦隊シリーズの放映局であるテレビ朝日は制作に関与せず東映の単独制作となっているため、テレビ朝日の制作クレジットが本作品にはないうえ、従来のスーパー戦隊シリーズを放映してきたテレビ朝日系列地上波ではなく、同社系列のBSデジタル放送局であるBS朝日や独立局であるTOKYO MXで放送された。1クール全13回(最終回は総集編)。 主な舞台を秋葉原(アキバ)とし、主人公たちはフィギュアや痛車などの萌え要素を持ったアイテムを駆使して戦う。メンバーはレッド・ブルー・イエローの3人編成だが、男性はレッドのみであとの2名は女性である[2]。また、子供向け番組である従来のスーパー戦隊シリーズでは表現しにくいお色気要素や、若干品のない表現なども含めた大人向け描写を取り入れている。 非公認ではあるものの、随所に公認のスーパー戦隊の映像やネタが盛り込まれている本作品はスーパー戦隊シリーズをフィクションと定義したメタフィクションであり、『特捜戦隊デカレンジャー』のデカレッド役の載寧龍二が本人役で出演したり、緑川光が声を当てているキャラクターを緑川の愛称にちなむ「グリリバ声」と評したりするなど、現実世界の俳優や声優が現実として存在する設定となっている。 お色気ネタやおたくネタなど際どいネタが散りばめられていること、そしてスーパー戦隊の実在を信じる未就学児への配慮から、「良い子は見ちゃダメ(だぞ)っ!」というキャッチコピーが付けられている[3]ほか、未就学児の夢を壊しかねないうえに彼らにとって相応しくない表現や台詞のうち過激なものは、モザイク処理やピー音で隠されている。握手会に参加した未就学児に対しても、スタッフが「今だけ応援してね。放映は見ないように」と注意を促している。 2013年1月11日には東京国際フォーラムにて開催された『超英雄祭』に赤木信夫が登場して第2シーズンの製作が発表され[4]、後日には公式サイトでも概要が発表された。タイトルは『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛』となり、放映局に兵庫県の独立局であるサンテレビも加わっている。 東映プロデューサーの日笠淳によると、2011年に制作されたシリーズ35作記念作品『海賊戦隊ゴーカイジャー』は過去の戦隊ファンから予想を越える反響があり、スーパー戦隊でも年長のファン向け商品が成立する手応えを感じた。これにより、『ゴーカイジャー』終了後もファンに喜ばれる作品として本作品の企画に至った[5][6][7]。企画段階での仮題は『深夜戦隊』で、タイトル案には『海賊版戦隊ゴカイジャー』というものもあった[7]。 秋葉原というモチーフは、スーパー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズとは被らないであろう要素として選ばれた[2]。メンバー構成は、公認側では出来ない要素として女性の比率が多くなっている[2]。企画段階では、女性レッドと男性2人という案も存在した[2]。3人戦隊という構成は、当時展開中であった『特命戦隊ゴーバスターズ』と同じであるが、本作品は大人向けとして割り切られていたため特に問題にはならなかったという[2]。妄想の世界で戦うという展開は映画『エンジェル ウォーズ』を参考にしている[7]。
概要
企画経緯