静岡貨物駅
下り着発荷役線での荷役作業(2008年6月14日)
しずおかかもつ
Shizuoka kamotsu
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所在地静岡市駿河区池田字大黒坪346.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度59分18.56秒 東経138度25分18.37秒 / 北緯34.9884889度 東経138.4217694度 / 34.9884889; 138.4217694
静岡貨物駅(しずおかかもつえき)は、静岡県静岡市駿河区池田字大黒坪に駅事務所を置く日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅である。東海道本線草薙駅 - 東静岡駅間にある。
かつての東静岡駅(ひがししずおかえき)で、1993年に移転・改称し、着発線荷役方式(E&S方式)を導入する駅となった[1]。 すべての側線が上下本線の内側へ分岐しており、駅事務所などを除く設備は本線内側に存在する。着発線は下り線(東静岡方面)が1番線から4番線までの4本、上り線(草薙方面)が1番線から3番線までの3本。そのうち最も内側の下り4番線と上り3番線が着発荷役線となっている。コンテナホームは1面で、長さは450メートルほど。ホームの下を大谷川放水路が通る。 コンテナホームは駅構内の北東にあり、その南西端には仕分線が10本ほど存在する。さらに南西には貨車の検修庫、機関車の留置線と検修庫がある。また東海道新幹線の保線基地(静岡保線所)と地下の連絡線で直結している。この連絡線はかつて東静岡駅北口の敷地に存在した貨物ホームへの引き込み線の名残で、現在も新幹線の線路の北側に沿う形で長い引き上げ線の跡が存在する。現在もレール等の資材搬入の為に時折車両の入線がある。 コンテナホームの下り線を挟んだ南側には、トラックプールや営業窓口のJR貨物静岡営業所、静岡総合鉄道部
歴史
1962年(昭和37年)10月1日:静岡操車場開設。
1967年(昭和42年)10月1日:駅に格上げ、静岡駅の貨物取扱業務を一部移管し東静岡駅として開業。付属設備としての静岡操車場は残る。
1974年(昭和49年)10月1日:「荷貨一元化」により小荷物取扱開始(一般駅となる)。
1978年(昭和53年)10月2日:小荷物取扱廃止(貨物駅に戻る)。
1984年(昭和59年)2月1日:組成駅指定解除、貨物ヤードとしての役目を終える。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR貨物の駅となる。
1993年(平成5年)
2月:静岡操車場の跡地に移転し、着発線荷役方式を採用した駅となる[1]。
移転前は、現在の東静岡駅の北側に、4面5線の貨物ホームを有していた。
3月18日:静岡貨物駅に改称[1]。
12月:静岡貨物駅と東静岡機関区(乗務員基地・貨車検修基地)等を統合し、静岡総合鉄道部を設置[2]。
駅構造
本線上で列車を停止させて乗務員交代を行うことがあるため、上り線の草薙駅寄りと下り線の東静岡駅寄りにプレハブの乗務員待機室と、乗降用簡易プラットホームが設けられている。 以下は、2014年3月15日時点のものである[3]。
取扱う貨物の種類
コンテナ貨物
12 ftコンテナ、20 ft・30 ftの大型コンテナ、20 ftのISO規格海上コンテナを取り扱う。
車扱貨物
産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の取扱許可を得ている。
貨物列車