静岡県立大学
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静岡県立大学

谷田キャンパス(現草薙キャンパス)の
モニュメント(手前)と経営情報学棟(奥)
(1993年5月2日撮影)
大学設置1987年
創立1916年
創立者岩ア照吉
学校種別公立
設置者(静岡県→)
静岡県公立大学法人
本部所在地静岡県静岡市駿河区谷田52番1号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度59分40.92572秒 東経138度26分47.00191秒 / 北緯34.9947015889度 東経138.4463894194度 / 34.9947015889; 138.4463894194座標: 北緯34度59分40.92572秒 東経138度26分47.00191秒 / 北緯34.9947015889度 東経138.4463894194度 / 34.9947015889; 138.4463894194
キャンパス草薙キャンパス
(静岡県静岡市)
小鹿キャンパス
(静岡県静岡市)
学部薬学部
食品栄養科学部
国際関係学部
経営情報学部
看護学部
研究科薬学研究院
食品栄養環境科学研究院
薬食生命科学総合学府
国際関係学研究科
経営情報イノベーション研究科
看護学研究科
ウェブサイトhttps://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/
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静岡県立大学(しずおかけんりつだいがく、英語: University of Shizuoka)は、日本公立大学である。静岡県静岡市に本部を置く。略称は静県大、県立大、県大。
概観
大学全体谷田キャンパス(現草薙キャンパス)のモニュメント(手前)と大講堂の時計塔(奥)(2008年11月22日撮影)

静岡県立大学は、静岡県に設置されていた公立大学を統合し[1]、1987年(昭和62年)4月に発足した大学である[1]静岡薬科大学静岡女子大学静岡女子短期大学の3大学が統合された[1]。静岡薬科大学の起源は、1916年(大正5年)に創設された静岡女子薬学校にまで遡る[2]。そのため、静岡県立大学では1987年(昭和62年)を基準に「創立○周年」と称しているが、同時に、1916年(大正5年)から通算して「創基○周年」とも称している[3]

創立のきっかけは、1982年(昭和57年)6月の静岡県議会本会議にて、静岡薬科大学、静岡女子大学、静岡女子短期大学の見直しが議論されたことだった[4]。同年9月に県立大学問題協議会が発足し[4]、有識者による検討が重ねられた[4]。その結果、21世紀を見据えて時代の要請に応じた学部・学科を設置し、地域社会の指導層を育成するとともに開かれた大学として県民の負託に応えるべき、とする答申がなされた[4]。これを受け、静岡県立大学建設準備委員会が発足し[4]、静岡薬科大学、静岡女子大学、静岡女子短期大学を統合した新大学の構想を1984年(昭和59年)10月に発表した[4]。その結果、静岡県立大学は、高齢化・国際化・情報化といった時代の変化に対応し[4]、社会の要請に応えうる優れた人材の育成を目指す大学として発足した[4]。また、公立大学の使命として、地域社会に寄与する人材の育成や教育・研究成果の地域への還元などを通じて[4]、地域文化の拠点たる大学を目指すことになった[4]

静岡県立大学の設置者静岡県公立大学法人である。なお、同法人は、小鹿キャンパスに静岡県立大学短期大学部も設置している。

また、静岡市駿河区には静岡大学も所在しているが、静岡大学の英称は「Shizuoka University」であり、本学の英称「University of Shizuoka」と混同しないよう注意を要する。さらに、一部の案内標識等では「Shizuoka Prefectural University」との表記も散見される。
建学の精神(校訓・理念・学是)
理念
「県民の誇りとなる価値ある大学」
[5] の実現のため、5つの条項からなる「大学の理念」を制定している[5]。「大学の理念」の中では、弛みない発展、卓越した教育、学術性の高い研究、学生生活の質の重視、存在価値の向上、地域社会との協働、などの実現を掲げている[5]
目標
上記の理念の実現に向け、教育、研究、地域貢献、国際交流の4分野で、「大学の目標」を定めている。この目標の達成に向け、学術的資源や人的資源を活用した体制の確立を目指すとしている[5]
教育および研究谷田キャンパス(現草薙キャンパス)の国際関係学棟(左手前)、経営情報学棟(左奥)、大講堂(中央奥)、看護学棟(右奥)、薬学棟(右手前)(2008年2月20日撮影)草薙キャンパスの食品栄養科学棟(奥左)、薬学棟(奥中央)、食品栄養科学二号棟(奥右)、芝生園地(手前)(2021年9月6日撮影)草薙キャンパスの航空写真(2020年6月24日撮影)小鹿キャンパスの航空写真(2020年6月24日撮影)ノーベル生理学・医学賞を受賞した法人顧問本庶佑(2018年12月、スウェーデン王国でのノーベル賞記者会見にて)

1987年(昭和62年)の開学と同時に薬学部食品栄養科学部国際関係学部経営情報学部を設置し[4]、1997年(平成9年)に看護学部を設置した[4]。国際関係学部や経営情報学部の設置は、日本の国公立大学としては史上初めてである[6][注 1]。また、食品栄養科学部の設置は、日本の大学全体でみても史上初めてである。


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