静岡ガス株式会社
SHIZUOKA GAS CO.,LTD.
静岡ガス本社(南側より2013年9月撮影)
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社
市場情報東証プライム 9543
静岡ガス株式会社(しずおかがす)は、静岡県中東部(静岡市、富士市、沼津市、三島市など)を小売、供給エリアとするガス会社。また、近隣のガス会社などに卸売を行っており、山梨県や長野県など静岡県外へも同社のガスが送出されている。都市ガスの販売量は、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスに次ぐ全国4位。なお、2015年3月までは静岡瓦斯株式会社を商号としていた。
コーポレートスローガンは「くらしを考え、明日をつくる。」。
軟式野球部は天皇杯3度、実業団野球では紅龍旗で、11度優勝を誇る[1]。
沿革
1910年(明治43年)4月 - 創立(資本金50万円)。
1917年(大正6年)12月 - 沼津瓦斯株式会社を吸収合併。
1940年(昭和15年)1月15日 - 静岡大火により社屋が焼失するなどの被害[2]。
1942年(昭和17年)7月 - 清水瓦斯株式会社を吸収合併。
1944年(昭和19年)12月 - 静岡製造所(旧・静岡工場)竣工、操業開始。
1945年(昭和20年)6月 - 太平洋戦争下の空襲により静岡市(6月20日)、清水市(7月7日)、沼津市(7月14日)が壊滅的被害を受け、需要家の73%を失う。
1957年(昭和32年)12月 - 三保ガス株式会社設立(1980年(昭和55年)1月吸収合併)。
1959年(昭和34年)7月 - 大富士ガス株式会社設立(2000年(平成12年)1月吸収合併)。
1961年(昭和36年)8月 - 静岡液化ガス株式会社設立(1998年(平成10年)4月に商号変更し、現・静岡ガスエネルギー株式会社)。
1965年(昭和40年)10月 - 静岡蒲原ガス株式会社設立(2000年(平成12年)1月吸収合併)。
1968年(昭和43年)9月 - 静岡セントラルヒーティング株式会社設立(1983年(昭和58年)6月に商号変更し、現・静岡ガス・エンジニアリング株式会社)。
1973年(昭和48年)1月 - 袋井ガス株式会社設立。
1973年(昭和48年)9月 - 大富士ガス工業株式会社設立(1992年(平成4年)1月に吸収合併)。
1980年(昭和55年)8月 - 静岡駅前地下街爆発事故発生。
1983年(昭和58年)6月 - エスジークレジットサービス株式会社設立(2013年(平成25年)4月に商号変更し、現・静岡ガスクレジット株式会社)。
1987年(昭和62年)6月 - エスジー・リビング株式会社設立(1996年(平成8年)11月に商号変更し、現・静岡ガスリビング株式会社)。
1988年(昭和63年)5月 - 静岡ガスサービス株式会社設立。
1992年(平成4年)8月 - 清水エル・エヌ・ジー株式会社設立。
1994年(平成6年)6月 - 天然ガス(13A)への熱量変更作業開始。
2000年(平成12年)1月 - 大富士ガス株式会社、静岡蒲原ガス株式会社、富士宮ガス株式会社と合併。
2001年(平成13年)1月 - 静岡ガス・システムソリューション株式会社設立。
2001年(平成13年)12月 - 東京証券取引所市場第二部へ上場。
2002年(平成14年)12月 - 天然ガス(13A)への熱量変更作業が完了。
2003年(平成15年)10月 - 南富士パイプライン株式会社設立。
2003年(平成15年)12月 - 東京証券取引所市場第一部に指定。
2004年(平成16年)7月 - 静岡・富士間の高圧輸送パイプライン「第二駿河幹線」完成。
2008年(平成20年)5月 - 静浜パイプライン株式会社設立。
2010年(平成22年)1月 - 清水エル・エヌ・ジー株式会社袖師基地に第3号LNG貯槽完成。
2013年(平成25年)3月 - 新本社本館竣工。
2013年(平成25年)10月18日 - 本社北館跡を含む隣接する土地を日本放送協会に譲渡。NHK静岡放送局新放送会館建設用地となり、2018年3月運用開始。
2014年(平成26年)7月 - 静岡ガス&パワー株式会社設立。
2015年(平成27年)10月 - 「静浜幹線」開通により、中部ガスと天然ガスパイプラインが接続。
2020年(令和2年)4月 - 島田市とSDGsに基づくまちづくり協定を締結[3]。
事業所及び営業エリア