静内川
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静内川 ( 染退川 )

写真上/静内川(新ひだか町) 碧蕊橋より上流を望む
写真下/染退川 シベチャリの橋より上流を望む
水系二級水系 静内川
種別二級河川
延長69.9[1] km
平均の流量15.07 [1] m³/s
(目名水位観測所)
流域面積683.4[1] km²
水源カムイエクウチカウシ山[1]
新ひだか町中札内村
水源の標高1979.5 m
河口・合流先太平洋(新ひだか町)
流域北海道日高振興局管内
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静内川(しずないがわ)は、北海道日高振興局管内を流れ太平洋に注ぐ二級河川で静内川水系の本流である。上流域は日高山脈襟裳国定公園に指定されている。



目次

1 地理

2 地名由来

3 流域の自治体

4 治水および利水

4.1 主要ダムおよび頭首工


5 支流

6 関連項目

7 主な橋梁

8 出典・外部リンク

9 脚注・参考文献

地理

北海道日高振興局日高郡新ひだか町十勝総合振興局河西郡中札内村に跨る日高山脈主脈のカムイエクウチカウシ山付近より@:コイボクシュシビチャリ川[2]として源を発した後に、ペテガリ岳付近より源を発するコイカクシュシビチャリ川との合流点でA:メナシベツ川[3][4]と呼称を変えて貯水量道内二位の高見ダムから静内ダムおよび双川ダムを経て、 ナメワッカ岳付近より源を発するシュンベツ川との合流点である農屋付近でB:静内川と再度呼称を改めて新ひだか町静内地区を貫流して太平洋に注ぐ。



地名由来

旧名は「染退川(しべちゃりがわ)」で、その由来は以下のように諸説ある。

シベ・イチャニ(鮭の産卵所(ほり))

シベツ・チャリ(大川・散らばる)

シブチャリベツ(鮭の・晒(産卵後の白くなる形))

シビチャリ(葭(あし)の草原)

「静内」の由来については静内の歴史を参照。
流域の自治体
北海道
日高振興局日高郡新ひだか町
治水および利水

上流部は日高電源一貫開発計画[5]の中心河川として北海道電力により電力供給と洪水調節が行われており、胆振総合振興局および日高振興局管内向けに5ヶ所の発電所から総最大出力約300,300kW[1]の電力供給が行なわれ、発電用水のみならず灌漑用水および水道水としても利水されている。

水力発電の詳細は以下の項目を参照。
主要ダムおよび頭首工


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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