青森朝日放送
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青森朝日放送株式会社
Asahi Broadcasting Aomori Co., Ltd.

本社・放送センター(2007年6月撮影)
種類株式会社
市場情報非上場
略称ABA
本社所在地 日本
030-0181
青森県青森市荒川字柴田125番1号
設立1990年5月15日
業種情報・通信業
法人番号3420001004681
事業内容放送法に基づくテレビジョン放送など
代表者川口敦(代表取締役社長
資本金25億円
売上高33億4616万0000円
(2023年03月31日時点)[1]
営業利益1億4435万0000円
(2023年03月31日時点)[1]
経常利益1億4866万7000円
(2023年03月31日時点)[1]
純利益8848万6000円
(2023年03月31日時点)[1]
純資産40億2276万4000円
(2023年03月31日時点)[1]
総資産58億0866万2000円
(2023年03月31日時点)[1]
主要株主テレビ朝日ホールディングス(19.90%)
朝日新聞社(19.00%)
関係する人物葛西清美(初代社長)
外部リンクhttps://www.aba-net.com/
特記事項:開局は、1991年10月1日。
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青森朝日放送
英名Asahi Broadcasting
Aomori Co., Ltd.
放送対象地域青森県
ニュース系列ANN
番組供給系列テレビ朝日ネットワーク
略称ABA
愛称ABA
ミテ!朝
呼出符号JOAH-DTV
呼出名称あおもりあさひ
デジタルテレビジョン
開局日1991年10月1日
本社030-0181
青森県青森市荒川字柴田125番1号
演奏所本社と同じ
リモコンキーID5
デジタル親局青森 32ch
アナログ親局青森 34ch
ガイドチャンネル34ch
主なアナログ中継局#アナログ放送参照
公式サイトhttps://www.aba-net.com/
特記事項:
2006年7月1日付けで、
登記上の本社機能を八戸市より変更。
発足から1975年3月まで青森テレビが、1975年4月から1991年9月までは青森放送が、ANNにそれぞれ加盟。
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青森朝日放送株式会社(あおもりあさひほうそう、: Asahi Broadcasting Aomori Co., Ltd.)は、青森県放送対象地域とし、テレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。

略称はABAで、コールサインはJOAH-DTV。ANN系列フルネットのテレビ放送局。テレビ朝日の親会社であるテレビ朝日ホールディングス持分法適用会社でもある[2]
概要八戸支社(旧・本社)が入居していたヴィアノヴァビル(2007年10月撮影)

資本系列では朝日新聞社系に属する。

マスコットキャラクターに、「ドキタン」を採用している(詳細は当該記事を参照)。局のキャッチフレーズは「ミテミテ!ABA」(地上デジタル放送の試験電波では「ミテミテ!5ちゃん!」というキャッチフレーズもあった)。また、2006年平成18年)7月から「ミテ!朝」(ミテあさ)という愛称が付いた。自主制作番組の制作クレジットや新聞紙上の番宣などでわずかに使用される程度であるが、環境キャンペーンのスポットCMでは、この「ミテ!朝」が頻繁に使用されていた。

2010年(平成22年)5月から開局20周年記念として「夢はここから ABA 20th」[注 1]。のキャッチコピーが流れているほか、ローカル番組の製作クレジットでも表示されている。なお、本社社屋屋上部分にはこの「夢はここから ABA 20th」のステッカーが貼られていた。なお、2012年(平成24年)6月からは「20th」が取れた「夢はここから ABA」が引き続き使用される。2016年(平成28年)からは、開局25周年として「夢はここから ABA 25th」[注 2] が流れている。

なお、在青テレビ局では唯一、開局以来、略称ロゴを変更していない[注 3]。また、2020年令和2年)11月30日まで在青テレビ局では、唯一毎日停波を伴う放送休止が行われた(年末年始など特別編成時を除く)[注 4]

当局の社名ロゴは、上に表示しているロゴだが、放送開始前のカラーバーに表示される社名ロゴと報道・情報番組での発局表示[注 5] では、正式の社名ロゴは使用しない。なお、正式のものは、既存の書体である石井中太ゴシック(写研)を用いたもの。

2024年(令和6年)3月現在、アプリを導入していない。
ANN系列の変遷
青森テレビの開局

元来、青森県のANN・テレビ朝日系列は1969年昭和44年)開局の青森テレビ(ATV)であった。当時、朝日新聞社が全国朝日系テレビネットワークを構築すべく、全国各地にUHF新局の開局申請を行い、その結果他系列と相乗りになるかたちで朝日系のテレビ局が開局した。青森テレビも毎日新聞読売新聞などの相乗りながら、一応は朝日系のテレビ局としてANNに加盟していた。
青森放送へのシフト

しかしながら、青森テレビは開局当初からニュース番組を番販ネットし報道取材にも協力するなどTBS系列に番組編成の主軸を置き、やがてニュースネットも正式なJNNへの加盟を希望。排他協定によりJNN加盟局は他系列とのクロスネットを結ぶことはできないため、ATVのANN脱退を恐れた日本教育テレビ(NET・現:テレビ朝日)・朝日新聞社との攻防が続いていた。結局ニュースネットのみJNNに一本化し一般番組のクロスネットについては継続したい青森テレビの要望をNETテレビ側が拒絶。1975年(昭和50年)にNETテレビは青森放送(RAB)と新たにネット関係を結ぶこととなり、青森テレビはJNN系列に一本化された。

もっとも、新規にネットを組んだ青森放送は元々日本テレビNNNNNS)とネットワークを組んでおり、そこに割り込む形で関係を結んだため、必然的に青森放送の番組は日本テレビ系列の番組が優先にならざるを得なくなっていた。しかし、RABがANNとのネットを組んだことでNNSの一部番組が締め出される形となった。詳細は「青森放送#テレビネットワークの移り変わり」および「オールニッポン・ニュースネットワーク#過去の加盟局」を参照

クロスネット時代の青森放送はフジテレビとも結びつきが強く、フジテレビの同時ネット枠やスポンサードネット枠も多数存在した事から日本テレビ、テレビ朝日、フジテレビの番組が入り乱れる編成となっていた。
青森朝日放送の開局

1990年代に入って平成新局ラッシュにより青森県でも第3局開局の機運が高まるが、前述した青森テレビの開局直前にそれまで決まりかけていたフジテレビ系からTBS系へ変更した影響がここでも出たことから、テレビ朝日系として朝日新聞社が出資する形で本局の設立と開局にこぎつけた。「日本テレビネットワーク協議会#番組の配給方法」も参照

青森放送が日本テレビ系フルネット局に移行した事で、フジテレビ系のスポンサードネットや同時ネットに制限がかけられるようになったため、青森朝日放送の開局と共に青森放送ではフジテレビ系の番組枠が激減、逆に青森テレビでのフジテレビの番組枠が大幅に増える事になった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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