『青年』(せいねん)は、森?外の長編小説。1910年3月から翌年8月まで「スバル」に連載。
一青年の心の悩みと成長を描き、利他的個人主義を主張した作品。夏目漱石の『三四郎』(1908年新聞連載)に影響されて書かれたもので、ともに青春小説の代表作。目次 作家志望の小泉純一は上京すると、著名作家のもとを訪ねたり、親しくなった医学生大村に啓発されたりしていた。ある日劇を見に行ったとき、偶然知り合った坂井未亡人と知り合い、以後親しくなる。 次第に純一は坂井未亡人のことが忘れられなくなり、未亡人を追って箱根へ向かう。だが未亡人は岡村という画家と一緒であった。純一はそこで未亡人を、美しい肉体が横たわっているだけだと感じる。そのとき純一は、何か書こうと思えば書けるような気がした。そして当初思い描いていた現代小説ではなく、伝説を元にした小説を書こうと決心する。
1 あらすじ
2 映像作品
3 関連項目
4 外部リンク
あらすじ
映像作品
1994年8月9日 - テレビドラマ「青年」(フジテレビ系)、出演:清水邦彦
フジテレビ 文學ト云フ事
前番組番組名次番組
朝雲
(1994年8月2日)青年
(1994年8月9日)或る少女の死まで
(1994年8月16日)
関連項目
自由劇場 - 第1回の公演を主人公の純一が鑑賞する。
外部リンク
『青年』:新字新仮名 - 青空文庫
『青年』 - 国立国会図書館
舞姫 - うたかたの記 - 文づかひ - 半日 - 魔睡 - ヰタ・セクスアリス - 鶏 - 金貨 - 杯 - 青年 - 普請中 - 花子 - あそび - 食堂 - 蛇 - カズイスチカ - 妄想 - 雁 - 灰燼 - 百物語 - かのように - 興津弥五右衛門の遺書 - 阿部一族 - 佐橋甚五郎 - 大塩平八郎 - 堺事件 - 安井夫人 - 山椒大夫 - じいさんばあさん - 最後の一句 - 高瀬舟 - 寒山拾得
戯曲
生田川
詩歌
うた日記 - 横浜市歌 - 浜松市歌(初代、2005年廃止)
翻訳
調高矣津弦一曲 - 於母影 - 即興詩人 - ファウスト - サロメ - みれん - 恋愛三昧
史伝
渋江抽斎 - 伊澤蘭軒 - 北条霞亭 - 帝諡考
随筆
サフラン - 空車 - 礼儀小言
関連カテゴリ
森?外 - 小説
更新日時:2021年4月25日(日)08:45
取得日時:2021/06/12 10:08