青少年文化研修道場
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青少年文化研修道場の外観

一般財団法人 青少年文化研修道場(いっぱんざいだんほうじん せいしょうねんぶんかけんしゅうどうじょう)は、京都府宇治市に設置されている研修施設。昭和46年、黄檗宗萬福寺塔頭の緑樹院の山内に、同院住職(のち黄檗宗管長)の村瀬玄妙(初代理事長)[1][2]により、青少年の心身の錬磨、自主独立の精神を培う道場として設立された。簡易な宿泊施設としても利用者を受け入れている。

笹川良一が初代会長に就任している。
概要
沿革

1969年1月3日 設立

1971年4月 京都府宇治市五ヶ庄三番割35番地に道場が完成

9月 茶室青緑庵、八合庵、図南軒並び庭園が完成


1989年 鉄筋コンクリート5階建4,950平方メートルの規模に改修[3]

歴代会長・理事長
会長
笹川良一(日本財団創設者)

笹川能孝(初代の大甥、笹川能孝事務所代表)[4]

初代理事長
村瀬玄妙
(黄檗宗管長)

施設概要

1階 厨房、食堂(300人)、会議室(60人)、茶室(煎、抹茶席、立礼席)

2階 公式武道場(剣、空手道)、事務局、道場長室、 大、中、小浴場

3階 正坐道場(300人)、会議室(60人)、和室(17帖)、洋室3室

4階 視聴覚室(100人)、バレエ教室、個室(4.5帖)16室 、和室(22帖)、貴賓室、図書室、師家寮、聖道

5階 塔屋 
戦艦陸奥偉材梵鐘

施設使用目的

研修・錬成

新入社員の錬成

中小企業管理者、中堅社員並びに一般社員の研修

第一線社員の根性養成

修学旅行学生の一泊研修

変ったところでは、競輪の新人選手や短期間でレース中に違反行為を繰り返した選手に対する研修が行われる。

実際に研修に参加した競輪選手によると、期間は5泊6日で受講費は6万円。競輪選手でなくても受講費を納めれば誰でも受講できる[5]


開設されている講座

文化講座 茶、華道、書道、英会話教室

体育講座 武道教室(剣道、空手道、合気道)、バレエ教室

脚注[脚注の使い方]^ “村瀬玄妙とは”. コトバンク. 2014年9月20日閲覧。
^ “ ⇒初代会長 笹川良一先生の漢詩”. 青少年文化研修道場. 2014年9月20日閲覧。
^ “「青少年文化研修道場の改修整備」の報告書”. 日本財団. 2014年9月20日閲覧。
^ 「会長理事長紹介」
^ “【伏見俊昭と特別指導訓練】たくあんを食べる音さえ許されないお寺の生活、そして忘れられないカレー味のほうじ茶…”. netkeirin. ネットドリーマーズ (2023年9月4日). 2023年9月5日閲覧。

外部リンク

新人競輪選手のお寺研修
- YouTube

公式ウェブサイト


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