あおがしまむら
青ヶ島村旗青ヶ島村章
国 日本
地方関東地方
都道府県東京都(八丈支庁)
市町村コード13402-3
法人番号3000020134023
面積5.95km2
総人口150人 [編集]
(推計人口、2024年4月1日)
人口密度25.2人/km2
村の木椨の木
村の花佐久百合(為朝百合)
村の鳥烏鳩(黒鳩)
青ヶ島村役場
村長[編集]佐々木宏
所在地〒100-1701
東京都.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}
青ヶ島村無番地
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯32度28分00秒 東経139度45分49秒 / 北緯32.46669度 東経139.7635度 / 32.46669; 139.7635座標: 北緯32度28分00秒 東経139度45分49秒 / 北緯32.46669度 東経139.7635度 / 32.46669; 139.7635
村役場位置
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青ヶ島
青ヶ島村(あおがしまむら)は、東京都の島嶼部に位置する村。伊豆諸島南部の青ヶ島全域が村域。郡には所属していない。青ヶ島村を所管する行政出先機関は八丈支庁。 日本国政府が実効支配していない北方領土各村を除き、日本国内で最も人口の少ない市町村である[1]。 2014年にアメリカの観光保護NGOのOne Green Planetが青ヶ島を「死ぬまでに見るべき世界の絶景13」という記事[2]で紹介し、2016年7月5日にスミソニアン博物館が青ヶ島村を「活火山内に眠る日本の街」という記事[3]で紹介したことで、世界から観光客や取材班が押し寄せてくるようになった[4]。 65歳以上が納付する介護保険の第1号保険料(月額)は2021年4月現在、青ヶ島村の9,800円が全国の市町村の中で最も高い(全国平均は6,014円)[5]。 青ヶ島村は、東京都内とはいえども本州の東京都区部から358.4km南方の東京都島嶼部にある。 本村の村域は他のどの地方自治体とも接しておらず、最も近くの八丈町からは68km離れている。「青ヶ島」も参照 人が定住している集落は青ヶ島の北部にあり、西側の.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}西郷(にしごう)と東側の休戸郷(やすんどごう)の二つである。ただし、これら集落名は登記上の公式地名ではなく、地元で呼ばれる通称。本島内の住所は全て番外地扱いの「青ヶ島村無番地」であり、大字や小字も地番も存在しない。 島内の北緯32度28.0分 東経139度45.6分 / 北緯32.4667度 東経139.7600度 / 32.4667; 139.7600 青ヶ島と八丈島の年降水量(2016年から2024年、単位:mm)年青ヶ島八丈島
概要
地理
気候
2016年2933.03420.0
2017年2771.53203.5
2018年2327.02886.5
2019年2840.54340.5
2020年2559.54189.0
2021年2516.52985.5
2022年3139.02524.0
2023年1652.52146.0
歴史
1785年(天明5年) - 天明の別れ
4月18日から始まり5月頃まで続いた天明の大噴火が青ヶ島の最も新しい火山活動である。当時327人いたとされる島民のうち202人が八丈島からの救助により避難するも、避難に間に合わなかった残りの者は全員が爆発に巻き込まれて死亡したとされる。八丈島での避難生活は、時には流人以下の扱いを受けるという悲惨なものであった。これは、不作続き(天明の大飢饉)で八丈島民だけでも食うのがやっとであったにもかかわらず、幕府が避難民の他地域への移住を認めなかったこと、さらに八丈島の流人はもともと武家など身分の高い人物ばかりだったこと、などの事情による。かつての豊かな青ヶ島を夢見て帰島を企てる者も幾度かあったが、航海の途中で遭難したり、無事に辿り着いても噴火で荒廃した土地では生きていけず、叶わなかった。