青の祓魔師
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この項目では、加藤和恵の漫画について説明しています。アニメ版については「青の祓魔師 (アニメ)」をご覧ください。
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青の祓魔師(エクソシスト)
ジャンル少年漫画
ダーク・ファンタジー
漫画
作者加藤和恵
出版社集英社
掲載誌ジャンプスクエア
レーベルジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表号2009年5月号 -
巻数既刊31巻(2024年6月現在)
漫画:サラリーマン祓魔師 奥村雪男の哀愁
原作・原案など加藤和恵
作画佐々木ミノル
出版社集英社
掲載誌ジャンプSQ.19
ジャンプスクエア
レーベルジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表号SQ.19:Vol.10 - Vol.18
SQ:2015年5月号 - 2020年5月号
巻数全4巻
話数全96話
小説
著者矢島綾
加藤和恵(原作)
イラスト加藤和恵
出版社集英社
レーベルJUMP j-BOOKS
刊行期間2011年 -
巻数既刊4巻(2017年3月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『青の祓魔師』(あおのエクソシスト)は、加藤和恵による日本漫画作品。略称は「青エク」。

ジャンプスクエア』(集英社)にて、2009年5月号から連載。「営繕かるかや怪異譚」のコミカライズの短期集中連載のため[1]、2021年9月号より休載していたが[2]、2022年6月号より連載を再開[3][1]

悪魔の血を引く少年・奥村燐を主人公とするダーク・ファンタジー。『ジャンプスクエア』2008年9月号に掲載された読み切り「深山鶯邸事件」(みやまうぐいすていじけん)を原案とする。

2011年からのテレビアニメ放送に伴い、原作単行本の初版発行部数が1年足らずで7倍以上になるという、爆発的な売上を見せた[4]。2023年9月時点で累計発行部数は2500万部を突破している[5]
あらすじ

主人公・奥村燐とその双子の弟・雪男は、神父・藤本獅郎に育てられ、修道院で暮らしていた。中学卒業から間もないある日、燐は「悪魔」の存在を知る。燐は悪魔の王「魔神(サタン)」が人間に産ませた息子であり、その力を継いでいた。祓魔師(エクソシスト)の獅郎は、この世界には人間の住む「物質界(アッシャー)」と悪魔の棲む「虚無界(ゲヘナ)」があること、悪魔は「物質界」の物質に憑依して人間に干渉してくることを告げる。

サタンは、獅郎に憑依することで燐の前に現れ、彼を「虚無界」へ連れ去ろうとする。燐は、獅郎から渡された、自らの悪魔の力を封印していた降魔剣「倶利伽羅」を抜く。そして、サタンの力である青い炎を解き放ち、かろうじて撃退に成功する。だが、サタンに体を乗っ取られた獅郎は、サタンから燐を守るために戦い、命を落とす。

獅郎の葬儀で、獅郎の友人にして「正十字騎士團」の祓魔師メフィスト・フェレスが、燐を殺しに現れる。そこで燐は、獅郎の仇であるサタンを倒すべく、祓魔師になることを宣言する。メフィストは燐を受け入れ、名門私立「正十字学園」に入学させた。燐は学園内に設けられた祓魔師養成機関「祓魔塾」へ入り、既に祓魔師として活動していた雪男の指導のもと、同じく祓魔師を志す仲間たちと共に学んでいく。
正十字学園入学編(第1巻 - 第3巻)
燐は雪男と同じ正十字学園に入学し、祓魔塾で訓練を始める。雪男はすでに経験を積んだ祓魔師となっており、祓魔塾の講師だった。燐と雪男は、祓魔師用品店の娘・杜山しえみと出会う。彼女は悪魔に付け入られ、足が不自由になっていた。二人の助けで歩けるようになったしえみは、祓魔塾に通い始める。燐・しえみに加え、勝呂竜士・志摩廉造・三輪子猫丸・神木出雲ら祓魔塾生は、強化合宿中、悪魔に襲撃される。だがそれは、祓魔塾塾長・メフィストによる認定試験であった。燐たちは「祓魔塾生(ペイジ)」から「候補生(エクスワイア)」に昇格する。獅郎の使い魔だった猫又(ケット・シー)のクロが、獅郎の死を知り、暴走する。燐の説得で獅郎の死を受け入れたクロは、使い魔として燐と共に生活するようになる。燐は任務中、強大な悪魔である「地の王」アマイモンに襲撃され、力を暴走させてしまう。だが、正十字騎士團ヴァチカン本部の監察官・霧隠シュラに救われる。シュラは獅郎の弟子で、彼が隠していた「サタンにまつわる何か」を調査していた。シュラはサタンの息子である燐を始末しようとする。燐は、獅郎が最強の祓魔師「聖騎士(パラディン)」であったことを知り、自分を育てた獅郎の正しさを証明するため、「聖騎士」になると宣言する。燐の強固な意志を知ったシュラは、処分を保留とし、燐の修行に手を貸す。
林間合宿編(第3巻 - 第5巻)
一学期終了日、候補生たちは林間合宿を始める。仲間たちと協力し、実戦訓練の課題をクリアするが、そこでアマイモンに襲われる。燐はアマイモンに対抗するため、青い炎を使い、仲間たちに正体が知られてしまう。燐は現「聖騎士」のアーサー・オーギュスト・エンジェルに捕らえられ、正十字騎士團のヴァチカン本部に連行される。懲戒尋問でメフィストは、「獅郎は燐を、サタンと戦う武器とするために育てていた」と明かす。燐はメフィストのとりなしにより、半年後の祓魔師認定試験に合格することなどを条件として、処刑を免れる。そして雪男・シュラの監督のもと、炎を制御する訓練を始めることになる。
京都・不浄王編(第5巻 - 第9巻)
正十字学園最深部に封印されていた「不浄王の左目」が奪われる。犯人は、悪魔落ちした祓魔師・藤堂三郎太。燐たちは、京都出張所に封印されている「右目」の警護を応援するため、京都へ向かう。京都出張所は、構成員の多くが「明陀宗」という仏教宗派に属している。明陀宗は世襲制の組織体制をとっており、竜士の父・達磨大僧正が頭首であった。達磨は祓魔師として活動する門徒たちと距離を置き、不可解な行動をとっていた。疑念を募らせた僧正家の宝生蝮は、藤堂に協力し、右目を奪い去ってしまう。竜士はなおも真意を明かさない達磨に詰め寄る。燐はそれを止めようとするが、禁止されていた炎を使ってしまい、監房に入れられてしまう。達磨は蝮を追う一方で、燐に手紙を残し、彼と獅郎、降魔剣とのつながりを明かす。「両目」を手に入れた藤堂は、江戸時代に数万人を殺したという悪魔「不浄王」を復活させる。さらに達磨の使い魔・伽樓羅(カルラ)を喰らい、自らの身体に憑依させる。藤堂に騙されていたことを知った蝮は、京都出張所に戻り、達磨を助けてほしいと懇願する。不浄王は瘴気を撒き散らし、計り知れない犠牲者を出そうとしていた。燐は炎の暴走により自信を喪失し、降魔剣を抜けなくなってしまう。だが仲間たちに救出され、共に不浄王討伐へ向かう。燐と竜士はクロに乗り、不浄王の心臓を焚滅しに向かう。一方雪男は、伽樓羅を取り込み不死の身体を得た藤堂に追い詰められる。燐は、竜士らの信頼に答え、火の悪魔・烏枢沙摩(ウチシュマー)の力を借りて不浄王討伐に成功する。燐たちは京都からの帰路、熱海の湾岸で、大王烏賊(クラーケン)討伐任務に加わる。燐・雪男・しえみは、古の海神(ワダツミ)・海人津見彦と出会い、その力添えを得て討伐に成功する。
学園七不思議編(第10巻 - 第11巻)
夏休みが終わり、二学期が始まった。正十字学園では「七不思議」が流行り出し、悪魔が見えるという人間が急増していた。燐たちは、七不思議の噂の元になった悪魔と戦うことになる。最初は連携がうまくいかず思うように祓魔ができずにいたが、七不思議最後の敵との戦いで小猫丸が叱責したことで各々がチーム内での役割を考えるようになる。一方、世界各地では、「不浄姫」の復活と「悪魔喰い(デーモンイーター)」の出現、人工「虚無界の門(ゲヘナゲート)」発見など、異変が相次いでいた。その背後にあるのは、藤堂も所属する組織、啓明結社「イルミナティ」であった。
島根・イルミナティ編(第11巻 - 第15巻)
正十字学園で年に一度の学園祭が行われる。そんな中、突如として学園に現れたイルミナティ総帥で「光の王」ルシフェルによる騎士團に対する宣戦布告と攻撃が行われる。同時にイルミナティに寝返った志摩廉造の手で出雲が連れ去られてしまう。塾生たちは攫われた出雲を追って彼女の故郷の島根県稲生に向かう。そこで彼らは出雲の過去や稲生で行われている非道な人体実験を目の当たりにすることとなる。騎士團が混乱しているせいで塾生達は増援を待つことなく敵地に乗り込むことになるが、外道院の策でそれぞれ分断されてしまう。その間に出雲に対して九尾の憑依実験が行われ彼女は狂気にとりつかれてしまうが、燐の活躍で脱出に成功した塾生達が集結し、出雲の母が命をかけて娘を助ける。作戦の失敗で錯乱した外道院は自らに悪魔を憑依させて塾生達を皆殺しにしようとしたが、新たな力を得た出雲によって撃退される。
青森・八郎太郎編(第16巻 - 第18巻)
イルミナティと騎士團双方のスパイとして祓魔塾に帰還した志摩に、自分の目のことに対して誰かに相談した方が良いと忠告され、動揺する雪男。そんな中、メフィストのはからいにより、慰労のため「ウルトラ南国の湯」へに行くことになる。一方、正十字騎士団・本部では上層部円卓会議が行われていた。イルミナティはやはり危険視される存在だった。その後、ライトニングはエンジェルに日本支部へ配属させてくれるように頼み、許可され、日本支部に配属されることになり、ライトニングのことを日本支部にて紹介された時の様子を見ていた勝呂は弟子入りを頼み何とか、許可される。そのころ、雪男は自分の中に潜む「力」を明確にするため命をかけて、その正体を探ろうとしていた。その本質自体はわからなかったものの、「目」が自分を守ろうとしていることは分かった。雪男と燐はメフィストに突然呼び出され、ある任務を言い渡される。その任務は、「青森まで霧隠先生を捜索しに行け」、というものだった。
登場人物

「声」は特記無い限りテレビアニメ版の担当声優。「演」は舞台版の担当俳優。
主要人物
奥村 燐(おくむら りん)
- 岡本信彦渡辺明乃(幼少期) / 浪川大輔(VOMIC版)演 - 木村了(2012年)、崎本大海(2014年)、北村諒 (2016年・2017年)本作の主人公。サタンの落胤(人間と悪魔のハーフ)として生まれた少年。15歳[6]12月27日生まれ[6]。血液型A型[6]。身長173cm、体重63kg[6]。正十字学園高等部1-D所属。特技は料理。勉強は大の苦手。サタンに体を乗っ取られた養父・獅郎の死後、正十字騎士團の門を叩き学園へ入学。獅郎の仇を討つと共に「サタンをぶん殴る」ために祓魔師になることを決意し、祓魔塾に入塾。降魔剣を主に武器とするため志望称号は騎士であり、自分を生かした獅郎の正しさを証明するために聖騎士を目指している。夏休みの林間合宿中、アマイモンの奇襲から他の祓魔塾生を守るために、彼らの前で炎を使ったことで正体が露見。騎士團の懲戒尋問に連行されるが、半年後の祓魔師認定試験に合格することなどを条件に不問にされる。素性を知られた当初は出雲と廉造以外の塾生に距離を取られていたが、後に不浄王討伐へ向かう際に全員と和解し、絆を新たにする。勝呂親子の諍いを仲裁した時に炎を出して暴走してしまったため処刑が決定してしまうが、イルミナティの暗躍で騎士團内があわただしくなったこともあり現在は保留となっている。新年早々雪男が騎士團に拘束されると、同級生たちの助けを借りて身柄を奪還しようと試みたが、拒絶されて頭を撃たれる。さらに雪男の左目に憑依したサタンに降魔剣を折られてしまい、悪魔の心臓が肉体に戻ったことで全身が一度壊死し、その直後に完全な炎を宿した状態で蘇生を果たす。一度は暴走しかけるが自我を取り戻し、今まで目を背けていた自分の過去を知るため、メフィストに頼んで時間を遡行する。出生直後に周囲にいた大勢の祓魔師を殺傷していたことを知り、自分は生まれるべきではなかったとショックを受ける[7]が、義父も母も自分を必死に守ろうとしていた事を理解して、改めて雪男の元へ向かう。雪男との再会後は互いの拳を交えながら本音をぶつけ合った末に和解する。
使用する技

火生三昧(かしょうざんまい)

サタンスラッシュ

サタンボム

サタンキャンプファイア

サタン・ボム・キャンプファイア

奥村 雪男(おくむら ゆきお)
声 - 福山潤藤村歩(幼少期) / 木島隆一(VOMIC版)演 - 戸谷公人(2012年)、井上正大(2014年)、宮崎秋人 (2016年・2017年)本作の準主人公。燐の双子の弟(二卵性双生児)。中一級祓魔師。取得称号は竜騎士・医工騎士。15歳[6]。燐と同じく12月27日生まれ[6]。血液型O型[6]。身長180cm、体重70kg[6]両利き[8]。正十字学園高等部特進1-A所属。眼鏡をかけている。普段は真面目かつ物腰が柔らかで冷静沈着であり、燐とは正反対の性格だが、激昂すると冷静な態度が崩れ素の粗い口調が出てしまう。成績優秀な文武両道の優等生であり、正十字学園特進科に首席で入学している故女子生徒からの人気は高い。その一方で料理のセンスは兄と比べてそれほど高くはない模様。将来の夢は医者になること。身体にほくろが多いことがコンプレックスであり、ほくろが増える悪夢にうなされているほど[6]。また見かけによらず負けず嫌いで悩み事を他人に相談せず一人で抱え込んでしまう面があり、イルミナティの所属を藤堂やルシフェルから勧誘されている件に関しても誰にも相談せず、そのことをシュラや志摩に忠告されている。何事も抑圧する生真面目な態度なため、シュラから「悪魔堕ちしやすいタイプ」と指摘され、悪魔堕ちした藤堂から誘惑されている。出生時に悪魔である燐の青い炎を左目に浴びて魔障を受けたため、物心つくころには悪魔が見えていた。その為、何も知らずに育った燐とは違い、幼少の頃に燐と自分がサタンの落胤であることを知らされ、獅郎から祓魔師になることを勧められる。 祓魔師になったのは悪魔たちから燐を守るためであり、今もその思いは変わらず養父の死後はより一層その決意を固くした。7歳から祓魔を学び、13歳にして史上最年少で祓魔師の称号を獲得。戦闘では主に二丁拳銃を駆使し戦う。メフィスト曰く「対・悪魔薬学の天才」で、高校1年生時より祓魔塾で対悪魔薬学の講師を務めている。魔法弾を利用した即興の悪魔召喚もできるが、自身では手騎士の才能はないと評している。シュラは姉弟子に当たるが散々からかわれたため苦手にしている。ライトニングの見解では、昇級試験を受けていないだけで上級相当の実力者である[9]。身体が弱く未熟児として生まれたためサタンの力を受け継いでいないらしく、一応検査などは受けているが、現時点では異常は無いという。しかし藤堂との戦闘の最中に目が変化し、視界が青くなるという異変が起き、以降も死の危険が迫ると内に宿る何かが自身の身を守るようになる。出雲編にてルシフェルからは潜在的な能力があると悟られ、イルミナティへの勧誘を受けることとなる。その際に「君は弱い」と告げられたことで焦りを見せ始め、燐の心配を突っぱねて自身の能力の正体を探るため周囲には黙って危険な実験を繰り返していたが、八郎太郎戦での負傷をきっかけに今までの視野の狭さを反省するようになった。しかしシュラから母親の話をされたことで自分自身の存在についての悩みを深めることとなり、周囲の人間を自分の勝手で傷つけてしまうことに疲れ拳銃自殺を図るが、サタンの妨害によって失敗する。翌年1月2日にメフィストを銃撃した容疑で拘留されていたが、救出に来た燐たちを振り切り廉造と共にイルミナティに合流する。イルミナティで精密検査を受けた結果、どの悪魔の憑依にも耐性のない普通の人間であることが確定したが、同時に燐と同じ母胎にいたことで青い炎への耐性が異常に高い特殊体質になっており、同様に物質界の赤い炎も虚無界の黒い炎も効かないことが判明する[10]


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