『青い機関車エドワード(汽車のえほん9)』(あおいきかんしゃエドワード きしゃのえほん9)(原題 Edward the Blue Engine)は、低学年の児童向け絵本シリーズ「汽車のえほん」の第9巻である。
青い機関車エドワード 著者ウィルバート・オードリー 1954年にイギリスで発行されたウィルバート・オードリー牧師執筆による汽車のえほんシリーズの第9巻。4話の短編作品を収録した低学年の児童向け絵本。挿絵はレジナルド・ダルビーが担当。ポプラ社から1974年4月に日本語訳が出版されていたが、2004年頃一旦絶版。2005年に新装改訂版が出版された。2010年12月にミニ新装版が発売された。 1945年から、ほぼ毎年に1巻ずつ続巻してきた本シリーズの第9巻。 ※()内は新版での邦題。 テレビシリーズの機関車紹介と重複する解説は省略、本巻の内容で特筆すべきものを紹介。
絵レジナルド・ダルビー
国イギリス
言語英語
ジャンル絵本
出版社エドモンド・ワード社(1954年 - 1968年)
ケイ&ワード社(1968年 - 1998年)
エグモント社(1998年 - )
出版日1954年
前作大きな機関車ゴードン
次作四だいの小さな機関車
概要
成立の過程と作品背景
収録作品
め牛だ!!(エドワードとめうし)(Cows!)
エドワードとバーティー(Bertie's Chase)
エドワードとトレバー(Saved from Scrap)
ふる鉄エドワード(Old Iron)
登場キャラクター
メインキャラクター
エドワード:「エドワードとバーティー」の最初の挿絵でエドワードのキャブ内部が見えるが、ダルビーらしく出鱈目である。また同じ画でエドワードの足回りも明らかにデッサンがおかしい。ジェームズの救援時の列車種別標識灯はランボードの両脇に1個ずつの2灯で、普通は急行旅客列車を表すのだが、この場合故障車救済に向かう単機の機関車だろう。
ゴードン:「エドワードとめうし」の最後の挿絵の列車種別標識灯はランボードの中央に1灯だが、これはその他の無停車高速列車と定義されているからおかしい。何かローカルルールがあるのかもしれない。
ジェームス:暴走時の列車種別標識灯は各駅停車の貨物列車だった。
トーマス:最後の挿絵に僅かに登場。本文中僅かに言及する部分あり。
パーシー:挿絵無し。本文中でも僅かな記述のみ。
ヘンリー
トビー
サブキャラクター
トレバー:この巻のみに登場。モデルはウィリアム&フォスター社製の蒸気自動車。名前はオードリー牧師の隣人から。
バーティー:25ページでナンバープレートが「CRD54」と明かされているが、これはダルビーのフルネーム「クラレンス・レジナルド・ダルビー」(Clarence Reginald Dalby)の頭文字と、初版が1954年に発行されたことに掛けたもの。
人物
ジェム・コール:トレバーの運転手。
チャーリー・サンド、シドニー・ヒーバー:エドワードの機関士と助手。名前が初めて明らかにされた。
外部リンク
⇒汽車のえほん(ミニ新版)
⇒汽車のえほん(新版)
⇒汽車のえほん(旧版)
表
話
編
歴
きかんしゃトーマス・汽車のえほん
原作
汽車のえほん
ウィルバート・オードリー
桑原三郎
ポプラ社
原作絵本
1:三だいの機関車
2:機関車トーマス
3:赤い機関車ジェームス
4:がんばれ機関車トーマス
5:やっかいな機関車
6:みどりの機関車ヘンリー
7:機関車トビーのかつやく
8:大きな機関車ゴードン
9:青い機関車エドワード
10:四だいの小さな機関車
11:ちびっこ機関車パーシー
12:八だいの機関車
13:ダックとディーゼル機関車
14:小さなふるい機関車
15:ふたごの機関車
16:機関車トーマスのしっぱい
17:ゆうかんな機関車
18:がんばりやの機関車
19:山にのぼる機関車
20:100さいの機関車
21:大きな機関車たち