青い森信用金庫
The Aoi Mori Shinkin Bank
本店(2009年11月撮影)
種類信用金庫
略称青い森しんきん
本店所在地 日本
〒031-0086
青森県八戸市大字八日町18
設立1922年(大正11年)12月27日
(八戸鍛冶町信用組合)
業種金融業
法人番号4420005003043
青い森信用金庫のデータ
法人番号4420005003043
貸出金残高2,348億9,300万円
預金残高6,497億6,200万円
特記事項:
2022年(令和4年)9月30日時点[2]。
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青い森信用金庫(あおいもりしんようきんこ、英語:The Aoi Mori Shinkin Bank)は、青森県八戸市に本店を置く信用金庫である。略称は青い森しんきん。 2009年11月9日に、取引先の一事業者の破綻によって経営危機に陥っていたあおもり信用金庫を八戸信用金庫によって救済するとともに、八戸信金側からの呼びかけによって下北信用金庫も合流させた上で合併し、誕生した。 旧八戸信金が主体となって合併したため、青森県内全域を営業区域としながらも本店は県庁所在地の青森市ではなく、旧八戸信金の本店があった八戸市にある。 2008年10月16日、十和田信用金庫と対等合併していた八戸信用金庫は2009年11月頃を目処に、青森市に本店を置き津軽地方と青森市内を中心に展開しているあおもり信用金庫との合併を対等な立場で合意したと発表した[3]。背景としては、あおもり信金が金融債務の大半を占める青森市の産業廃棄物収集処理運搬事業者が、多額の負債を抱えて破産を申し立てる準備に入ることとなり、これによって、あおもり信金にとっても自己資本比率が4%を割り込む危機的状況に陥る見通しから、八戸信金が救済する形で合併する道を選んだことがある[4]。 同日、この発表と共にあおもり信金救済と兼ねて青森県下の残る2信金である東奥信用金庫と下北信用金庫にも合併参加を打診したことが明らかになり、同年11月19日に青森市内にて合併の条件について非公開で協議し、後に東奥・下北の両信金とも理事会などで合併に合流することを決めた。11月26日には正式に八戸・あおもり両信金との合併に合流する意向を伝え[5]、翌11月27日に4信金の理事長らが合併基本協定書に調印した[6]。これにより、当時の新聞報道によれば全国で預金量が38位の中堅クラス[7] の巨大信金(青森県内一円を対象とする意味)[8] が誕生することとなった。こうした1県1信金体制は、2002年3月に当時の沖縄信用金庫(沖縄県那覇市)と合併したコザ信用金庫(沖縄県沖縄市)に次いで2例目であった。 合併後の新信金は八戸信金を存続金庫として本部・本店を現在の八戸信金に置くこととし、名称については3月中に県民からの一般公募を実施し、その後4月中を目処に合併準備委員会にて選考され、決定することとした[9]。
概要
誕生までの経緯
八戸信金によるあおもり信金の救済合併発表
東奥・下北の2信金の参加(1県1信金構想)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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