霞ヶ浦用水
延長70[1]km
灌漑面積19,294[1]ha
取水元霞ヶ浦揚水機場
霞ヶ浦用水(かすみがうらようすい)は、茨城県の霞ヶ浦部から茨城県西地域にかけての一帯に農業用、工業用、上水道用の水を供給する用水(パイプライン)である。 茨城県かすみがうら市霞ヶ浦揚水機場から古河市東山田調整池に至る70kmの幹線水路と、幹線水路から分岐して農業用の水を導く支線水路からなる[1]。水資源開発公団によって1994年(平成6年)に開かれ、現在では独立行政法人水資源機構によって管理されている[1]。 全区間がパイプラインとトンネルの複合水路系であり、途中筑波1号・2号トンネルでは筑波山地を縦断している。 ●印が付いているところが現在,霞ヶ浦用水を使用している市町村[1] 供給市町旧自治体水道工業農業農地受益面積(ha)
概要
流域の自治体
土浦市土浦市●●108
新治村●●●570
古河市三和町●●1,371
総和町●
石岡市八郷町●●996
結城市●●●768
下妻市下妻市●●●654
千代川村●●213
常総市水海道市●●552
石下町●●●471
笠間市笠間市●78
友部町●546
取手市●
つくば市●●3,106
守谷市●
筑西市下館市●●
関城町●●●484
明野町●●●1,358
協和町●●837
坂東市岩井市●●1,099
猿島町●1,000
かすみがうら市霞ヶ浦町●
千代田町●
桜川市大和村●●689
岩瀬町●●1,334
真壁町●●●1,222
つくばみらい市谷和原村●
結城郡八千代町●●1,225
猿島郡境町●●613
歴史の年表
1963年11月:県西用水事業計画構想がたてられ、予備調査に着手。
1981年3月:基幹線の建設に着手。
1985年:筑波1号トンネルが完成[1]
1991年:筑波2号トンネルが完成[1]。
1994年6月:霞ヶ浦用水建設事業が完了
2003年10月:水資源開発公団は独立行政法人水資源機構に移行[1]。
おもな施設つくし湖
筑波トンネル[1]