霞ケ関駅
A3a番出入口(2010年5月)
かすみがせき
Kasumigaseki
霞ケ関駅(かすみがせきえき)は、東京都千代田区霞が関二丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。 丸ノ内線と日比谷線、千代田線の3路線が乗り入れており、各路線ごとに駅番号が付与されている。 駅ホームは逆向きの「コ」の字に配置されており[13]、北から反時計回りに丸ノ内線、日比谷線、千代田線の順である。いずれの路線もエスカレーターとエレベーターが設置されており、コンコースとホームを連絡している。 丸ノ内線は島式・相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。開業当時は島式1面2線であったが、1973年(昭和48年)11月に池袋方面行きの単式ホームを増設する工事に着手し[4]、1976年(昭和51年)9月16日より新ホームを供用開始、同時に従来の島式ホームを荻窪方面行き専用とした[5]。
乗り入れ路線
東京メトロ
丸ノ内線 - 駅番号「M 15」
日比谷線 - 駅番号「H 07」[注 1]
千代田線 - 駅番号「C 08」
歴史
1958年(昭和33年)10月15日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)丸ノ内線の西銀座駅(現・銀座駅) - 当駅間の開通と同時に開業。
1964年(昭和39年)3月25日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)日比谷線が当駅 - 恵比寿駅間開業[2]。
1971年(昭和46年)3月20日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)千代田線が大手町駅 - 当駅間開業[3]。
1973年(昭和48年)11月:乗降客が大幅に増加したことから、丸ノ内線当駅の大規模改良工事を着手[4]。
1976年(昭和51年)9月16日:大規模改良工事の進捗により丸ノ内線池袋駅方面ホームを新ホームへと移動[5]。同時に従来の島式ホームを荻窪方面行き専用とした[5]。
1978年(昭和53年)1月:丸ノ内線当駅の大規模改良工事が完成[4]。費用は27億7,200万円を要した[4]。
1980年(昭和55年):駅冷房を開始。
1993年(平成5年)11月4日:継続定期券発売機を導入[6][注 2]。
1995年(平成7年)3月20日:地下鉄サリン事件発生により営業停止。日比谷線は運行を見合わせ、丸ノ内線・千代田線は終電まで当駅を通過扱い(停車はしたが旅客の乗降は行わずに発車)とした。
2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[7]。
2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[8]。
2008年(平成20年)3月15日:小田急ロマンスカーの千代田線への直通運転が開始される[9]。
2018年(平成30年)10月27日:千代田線ホームに発車メロディを導入[10]。
2020年(令和2年)2月7日:日比谷線ホームに発車メロディを導入[11]。
2022年(令和4年)1月21日:定期券売り場が営業を終了[12]。
駅構造