霞のお新
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター) > パナソニック ドラマシアター 水戸黄門の登場人物一覧 > 霞のお新

霞のお新(かすみのおしん)は、TBS系列の時代劇水戸黄門』に登場する架空のくの一で、風車の弥七の妻。配役は宮園純子

第3部 - 第8部第12部 - 第14部第17部 - 第26部1000回記念スペシャルに登場した。同番組において、長期にわたり水戸黄門一行の伴をした最初の女性キャラクターである。
設定・横顔

初代風車の弥七(演:中谷一郎)の妻であり、弥七の元親分で忍び崩れの義賊・野ぶすまの仁平(演:市川小太夫)の一人娘。東野黄門期には水戸光圀一行の紅一点として諸国漫遊の旅に同行し、光圀の隠密としても働いている。

母性が強く、姉御肌でハキハキした人物。ある事情から弥七の命を狙っていたが、後に弥七と結ばれて夫婦になり、江戸で父が営んでいた蕎麦屋「田毎庵」を受け継いだ。三味線を弾き、踊りや唄を得意とする。身のこなしが軽く、戦闘では弥七同様に小太刀を用いるが、援護の要素が強い。隠密行動では弥七と同じく黒装束に着替え、霞玉を投げて悪人達から脱走する技を使う。作中ではお色気要素も担っていた。

佐々木助三郎と結ばれる佐々木志乃の登場後は、江戸に残って留守を預かるようになる。光圀一行が江戸を起終点にして漫遊に出立・帰着する際には必ず田毎庵に立ち寄り、彼らの旅支度を整えたり帰着祝いの蕎麦を振る舞った。江戸に残る作品でも光圀一行の旅立ちに際しての騒動や、最終話での騒動には隠密として復帰している。

結婚前は弥七と「弥っちゃん」「お新ちゃん」と呼び合っていたが、結婚後は「おまえさん」「お新」に変わった。弥七を尊敬する柘植の飛猿には「女将さん」と呼ばれている[1][2]。一方、弥七の子分を名乗る八兵衛からは第3部こそ「お新ちゃん」と呼ばれ気安い口調で話されていたが、弥七と結婚した第4部以降は「お新さん」と呼ばれて敬語を使われている。[3]
各シリーズごとの活躍
水戸黄門(第1-13部)時代

東野黄門の時代の第3部 - 第8部および第13部には、メインヒロインとして光圀一行の諸国漫遊の旅の供をした[4]。夫の弥七とともに光圀の隠密として働き、大立ち回りにも加わった。

第3部にて光圀の命を狙う刺客の一人として初登場。薩摩藩をめぐる柳沢吉保(演:山形勲)の陰謀に巻き込まれ、父・仁平の手下だった夜鴉の藤吉(演:中野誠也)に父を殺害されるが、お新に横恋慕する藤吉の策略によって幼馴染で恋仲の弥七を父の仇と思い込まされた。

藤吉を相棒にして弥七の命を狙い、藤吉とつるんでいる柳沢の密偵・柘植の九郎太(演:成田三樹夫)の光圀暗殺を手伝うが、罪もない人々に危害を加えることには良心の呵責を感じている。第1話では善良な薩摩藩士の殺害にも加担してしまっている。中盤では騙されていたと知って弥七と復縁、光圀一行と和解し、最終回で父の仇である藤吉を討ち果たして父の墓前に弥七と夫婦になると報告した。

夫婦になる前は弥七とは「お新ちゃん」「弥っちゃん」と呼び合っていた。第4部第1話で夫婦になってからは「お新」「お前さん」と呼び合っている。騙されていたとはいえ命を狙った過去を許してくれたばかりか、弥七との結婚も後押ししてくれた光圀に恩義を感じ、光圀一行の仲間になって影の御用も務める。弥七の子分を名乗る八兵衛には姉貴分扱いを受け、「八っつぁん」と呼んでいる。

かなりのやきもち焼きで、弥七の浮気を疑っての夫婦喧嘩は日常茶飯事。そのすさまじさは劇中でうっかり八兵衛(演:高橋元太郎)の口から語られることもある。また、弥七が芸者遊びに加わったと知った時の怒りは弥七も逃げ出すほどである。

第9部 - 第11部ではメインヒロインを佐々木志乃にバトンタッチし、登場回数が減るがセミレギュラー扱いとなり、存在は語られている。第9部第1話で弥七の口からお新の妊娠が語られ、最終話(第26話)で娘・お梅が誕生したことが、やはり弥七の口から語られている。ちなみにお梅の名付け親は光圀であり、光圀の別名(俳号)「梅里」の「梅」を取って名付けられた。

第12部では第1話と最終話(第26話)に登場し、弥七とともに水戸老公の影の御用を務める。この両回には幼少のお梅が登場していた。なお、お梅は第13部では本人は登場していないが、存在は夫婦の口から語られた(旅立ちに際し、知り合いに預けられた設定になっている)。
水戸黄門(第14-21部)時代

第14部第17部の第1話、第18部第1話と第2話、最終話(第33話)、第19部第20部の第1話と最終話、第21部の最終話(第32話)に登場した。一行の伴をすることはなくなり、江戸で弥七の留守の田毎庵を預かることになる。江戸でのシーンがない場合には登場しなかったが、あっても必ず登場したわけではなかった。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:19 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef