電車でGO!
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電車でGO!(でんしゃでゴー)は、タイトーが制作した鉄道運転シミュレーションゲームのシリーズである[1]1996年に第1作目がアーケードゲームとして発表され(公式稼動は1997年3月[1])、その後アーケードゲーム向けの続編や、コンシューマーゲームパソコン向けの新作、携帯ゲーム機携帯電話などへの移植作品が制作された。略称は『電GO!』。

本作は電車の運転士になりたかった人の夢を、実車さながらの臨場感でシミュレートさせようというものである。ゲームシステムは、あらかじめ設定されたダイヤどおりに列車を運転し、指定された停車位置にいかに正確に止めるかを競うものである。これに列車の加減速性能、速度制限、天候の変化などが要素として加わる。ゲームに登場する町や車両、路線は実際に存在するもので、精細な3次元コンピュータグラフィックスによって構築されている。ただしこれらはあくまでゲーム用にそれらしく作られた架空のものであり、実際の鉄道運行計画や運転規則とは大幅に異なる。

なお本記事では、記事が作成されていないシリーズ作品についても説明する。
誕生までの歴史

もともとビデオゲームの黎明期のころから、タイトーおよび他社の開発スタッフには「鉄道車両の運転ゲーム」のアイデアがあったが、3Dゲーム/疑似3Dゲームにするにはコンピュータの性能などの技術的問題があり、仮に製作してもゲーム内容やルールがユーザーやゲームセンターへの来店客が理解しにくいこと、特に営業サイドからの「売れない(来店客に受けない)」という意見が根強く、長らく実現出来なかった。

そのなか、1997年当時のゲームセンターは格闘ドライブなどのマニア層に特化した機種が並んでいた中で、「一般客がもっと簡単に遊べ、興味をもたれるテーマとして鉄道に着目した」と、当時のプロジェクトリーダー・齋藤晃は語っている[2]

また、ゲーム機の操作部分を実車さながらに、マスター・コントローラーを再現した筐体設計に対して、「ボタンを付ければ十分だ」という社内の声を押し返すのに苦労したと言う[2]。完成度は、本物の運転手養成学校の訓練用CGシミュレーションに類似するとも言われている[3]。操作はアクセル(マスコンレバー)とブレーキと警笛(フットペダル)でのみ行う。踏切事故や減速ペナルティ、運転ミスによる乗客の苦情もある。ボーナスゲームは機関車と貨車の連結[4]
シリーズ概観

1996年の第1作目が発表されて以降、アーケードゲーム用と家庭用ゲーム機用に対して継続的に新作が発表されている。
アーケードゲーム
1997年にリリースされた第1作の電車でGO!を皮切りに、2000年のがんばれ運転士!!まで、複数の作品がリリースされた。実際の運転台を模した専用筐体により、臨場感のあるプレイ感が得られる特徴がある。がんばれ運転士!!以降、メインシリーズは長年リリースされず、派生作品のリリースがいくつかされるのみの状況が続いていた。旧アーケード版(特に『2高速編 3000番台』や『3』)は、2020年現在、
青梅鉄道公園碓氷峠鉄道文化むらなど、一部の鉄道車両保存施設でも現役で稼働している。2016年8月8日、タイトーより稼働20周年を記念して、電車運転士体験ゲーム『電車でGO!!』(アーケード版)およびパズルゲーム『連結!電車でGO!』が発表された[5]。パズルゲーム版は2016年冬以降に配信予定かつアーケード版と連携予定であったが、のちに開発中止が発表された。アーケード版は2017年11月7日より全国のゲームセンターで稼働中。
家庭用ゲーム機
1997年12月に第1作のアーケード版がPlayStationへ移植されるとこちらも大いに人気を博し、最終的な累計売上は約102万本を記録した。専用コントローラの「電車でGO! コントローラ」(型番:SLPH 00051)は品薄となり、入手困難な時期が続いた。その後も各種家庭用ゲーム機へと移植された他、家庭用ゲーム機オリジナル作品も複数発売された。タイトーは「現状のハード(PS2)ではこれ以上のソフトの進化は不可能」として、2004年5月27日に発売された『電車でGO! FINAL』をもって純粋な新作の製作を長らく休止していた。過去に発売された作品の移植作はPSPWii任天堂)、携帯電話アプリ向けとして製作されている。携帯電話アプリ用の作品については、シリーズ初登場となる路線も製作されている。アンバランスからWindows版が発売されていたが、2011年までに全作品の生産が終了している。2010年7月に発売されたDS版『電車でGO!特別編 ?復活!昭和の山手線?』からは、同年にタイトーの家庭用ゲーム部門がスクウェア・エニックスに吸収合併されたため、同社から販売されることになった。タイトーは引き続き携帯電話アプリ版を製作するほか、本シリーズの著作権も保有し続けている(DS版の著作権表記もタイトーとスクウェア・エニックスの連名で向谷実監修)。2020年9月9日、スクウェア・エニックスより、AC版電車でGO!!をベースとした、「電車でGO!! はしろう山手線」をPlayStation 4およびNintendo Switchにて発売することが発表された[6]。PlayStation 4版はPlayStation VRに対応。PS4版は2020年12月3日に発売され、Switch版は2021年3月18日に発売されている。ファミ通クロスレビューの評価は8/8/8/8の32点(40点満点)でゴールド殿堂入りしている[7]。Nintendo Switch向けに瑞起社から専用コントローラーが発売された[8]
ゲームシステム

基本的にダイヤや速度制限、信号等を守りながら駅に到着し、停止位置に正確に止めることがポイントである。大半の作品では持ち時間制が採用され、運行上守らなくてはいけないルールを破るとペナルティとして持ち時間(なお電車でGO!! はしろう山手線では持ち時間がミッションゲージとしてゲージ化されている)が減点される。持ち時間が0秒になるとゲームオーバーになる。

一部の作品では別のルールが採用されており、『旅情編』では 「持ち点制」 、がんばれ運転士!』や『FINAL』では「ライフ制」が採用されている。『新幹線 山陽新幹線編』では、出発駅から停車駅までの走行が採点され、一定点未満と評価されるとゲームオーバーになる。
標識・信号など
運転士知らせ灯
ドアが閉まって発車しても良いときに点灯する。ゲーム中では「車内信号」と呼称されているが、実際の鉄道運転においてはこれを「戸閉め灯」と呼ぶ[注釈 1]。たとえ出発信号機が進行を現示しても、これが点灯する(一部作品では点灯に加えてブザー・電鈴が鳴る)前に力行すると減点される。ブレーキを解除するだけでは問題ない(『新幹線 山陽新幹線編』を除く)が、駅に勾配がある場合は車両が流転してしまう。この場合は力行していなくても減点となる。アーケード版またはPS2版の『3』で専用コントローラType2を使用してプレイしている場合は画面に表示されず、筐体・コントローラの戸閉めランプに直接表示される。
信号
高速進行・進行・減速(『2』以降)・注意、警戒(『2』以降)・停止の6種類があり、減速は70 km/h(一部60、65、75 km/h)以下、注意は45 km/h(一部50、40、15 km/h)以下、警戒は25 km/h以下で走行しなければならない。信号機は高速進行のみ5灯式、他は4灯式もしくはそれ以下。進行・高速進行以外の現示は、基本的に前の駅までの到着時刻がダイヤより早い場合に発生するが、一部進行以外の現示が必ず出る設定になっている信号機も存在する。


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