電子ジャーナル
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電子ジャーナル(でんしジャーナル electronic journal)は、主として学術雑誌が電子化されたものをいう。オンラインジャーナル(online journal)ともいう。

理工系医学系の雑誌が多いが、人文社会系の雑誌も増えてきている。電子化の形式としては PDF, HTML が主流であるが、PostScript なども若干存在する。通常学術雑誌出版社のサイトから提供され、購読料が必要なものがほとんどであるが、最近は無料で閲覧できるオープンアクセスジャーナルと呼ばれるものもある。商業出版社系では ScienceDirect, Springer-Link, Wiley Interscience、学会出版社系では HighWire Press などのサイトが知られている。日本では科学技術振興機構が運営している J-STAGE があり、日本語の雑誌も読むことができる。
歴史

オンライン雑誌というアイデアはかなり前からあった。科学技術分野では 1983 年に米国化学会がその雑誌データ全文 (1980 年以降) を当時の BRS のシステムにのせて検索提供したのがはしりである。その後このデータベースは STN の Chemical Journals Online (CJO) に移行した。しかしこれは図表のないテキストのみのサービスで、実用にはほど遠かった。

電子ジャーナルのはしりは OCLC が開発した OCLC Electronic Journals Online ではないかと思う。これはOCLC が米国化学会などと共同でおこなった実験プロジェクト CORE が下敷きになっていると思われる 4)。これは 1995 年に Applied Physics Letters Online を最初の雑誌として始められた。その特徴は対応する冊子体がまったくないという点で, 購読者は OCLC が開発した Guidon というソフトウェアを使って専用線, あるいはインターネットで使うことになっていた。

またオランダの出版社エルゼビアは TULIP という実験プロジェクトを 1990 年に開始した。これは雑誌ページの TIFF イメージを CD-ROM で配布し、検索システムをつけて電子ジャーナルとして利用するというものであった。

しかし本格的な電子ジャーナルの開花にはインターネットの普及を待つことになった。1994年にスタンフォード大学図書館のサーバに Journal of Biological Chemistry の電子ジャーナルが登載された (図参照)。ここでは雑誌本文はインターネットブラウザ(当時は Mosaic)で使われている HTML 形式で提供された。図や写真は小さい図で、つまりサムネイルとして入っており、クリックすると拡大してみることができる。その後アドビPDFと呼ばれる形式も普及してきた。PDFを使うと冊子体のページイメージをほぼそのまま画面に表示し印刷することができる。こうしてHTMLとPDFが現在世界で標準的な電子ジャーナルの提供形態となっている。
電子ジャーナルの特徴

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電子ジャーナルの使い方

電子ジャーナルのサービスは通常目次、抄録、本文と検索ツールからなっている。読者は目次から入って、読みたい論文を探す事ができる。またキーワードで論文を検索することもできる。電子ジャーナルのサービスでは、通常全文検索が可能である。つまり、論文中にあるどんなことばでも検索の対象となる。

多くの研究者は、専門のデータベース、たとえば医学分野の PubMed、化学分野の SciFinder、科学全般の Web of Science などで文献を探しているが、その検索結果に電子ジャーナルへのリンクが張られているので、簡単に論文にアクセスできる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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