雪ミク
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雪ミク(ゆきミク)は、クリプトン・フューチャー・メディアバーチャルアイドル初音ミク」の冬季版キャラクター[1]。通常の初音ミクが世界中で活躍するのに対し、北海道を応援するキャラクターとして設定されている[2]。活動の中心はさっぽろ雪まつりに合わせて開催されるイベント「SNOW MIKU」[1]

青いツインテールの髪型を特徴としている[1]が、毎年異なるテーマで衣装デザインの募集を行うため、登場する度にイメージはがらりと変化する[1]
概要「初音ミクのメディア展開#北海道」も参照

初音ミクを生み出したIT企業「クリプトン・フューチャー・メディア」は札幌市に在籍しており、2010年のさっぽろ雪まつりに初音ミクの雪像を出展した[1]。これを記念して誕生したのが雪ミクである[1][3]

クリプトン社の代表取締役・伊藤博之は「初音ミクに地域性、ナショナリズムを背負わせたくない」という考えを持ち、他の地域に住む人たちへの求心力を落とさないために北海道関係のコラボに関しては雪ミクに一任している[4]。同社のSNOW MIKU統括プロデューサー・熊谷友介は「北海道を応援するキャラクターを作りたかった」と述べている[1]

雪ミクは「冬限定のねんどろいど商品」企画からスタートし[5]、当時すでにクリプトン社と親交が深かった[6]グッドスマイルカンパニーの代表取締役・安藝貴範が発案したとされている[7]

2012年より衣装デザインが公募制となり、クリプトン社が運営するCGM型投稿サイト「ピアプロ」にて公募企画が実施されている[8][9][3]

2014年には公募企画により雪ミクのペットでエゾユキウサギの「ラビット・ユキネ」が誕生したほか、「SNOW MIKU」のテーマソングも作られるようになった[10][3]。「SNOW MIKU」初代テーマソングは「Mitchie M」による「好き!雪!本気(マジ)マジック」[11]
歴代

名称は「ねんどろいど製品」より。原案とメインビジュアル担当が異なるケースも有る。

2017年 - 2019年は中国のクリエイターが3年連続で採用されている[12]。ユキネの衣装も同時に企画され、2019年の担当クリエイター「―LF―」は雪ミクとユキネ双方のデザインを手がけた初のクリエイターでもある[12]

全体の公式メインビジュアルは2010年(初代)のデザインを採用しており、「SNOW MIKUポータルサイト」や「piapro.net」にて初音ミクの原案絵師「KEI」のイラストが掲載されている。
2010年代

年名称絵師[13]テーマ曲・担当Pコンセプト[13]
2010雪ミク--
2011雪ミク
たのしい雪あそび・エディション[8]--
2012雪ミク ふわふわコートVer.菜々香-雪や氷を彷彿とさせる『宝石』
2013雪ミク いちご白無垢Ver.虹汰-北海道にぴったりの『お菓子』
2014雪ミク Magical Snow Ver.dera_fury「好き!雪!本気マジック」
担当P:Mitchie M北海道の冬をイメージした『魔法少女』
2015雪ミク Snow Bell Ver.たらん「Snow Fairy Story」
担当P:40mP北海道の冬をイメージした『植物』
2016雪ミク Snow Owl Ver.御伽こたつ「雪がとける前に」
担当P:doriko北海道の冬を楽しむ『ウインタースポーツ』
2017雪ミク Twinkle Snow Ver.西名_にしな「スターナイトスノウ」
担当P:Orangestar北海道の冬をイメージした『星空/星座』
2018雪ミク タンチョウ巫女 Ver.衣装原案:鯛ちゃどん
イラスト:やすも「四角い地球を丸くする」
西沢さんP北海道の雪をイメージした『どうぶつ』
2019雪ミク プリンセス Ver.- L F -「アイ / AI」
担当P:DECO*27北海道の雪をイメージした『プリンセス』

2020年代

年名称絵師[13]テーマ曲・担当Pコンセプト[13]
2020雪ミク Snow Parade Ver.メープル「ぽかぽかの星」
担当P:はるまきごはん北海道の雪をイメージした『楽器』
2021雪ミク Glowing Snow Ver.杏夏蜜柑「Fondant Step」
担当P:Heavenz北海道の雪をイメージした『イルミネーション』
2022雪ミク Grand Voyage Ver.衣装原案:でつ
イラスト:ワダアルコ「君色マリンスノウ」
担当P:カルロス袴田北海道の冬をイメージした『海』
2023雪ミク 冬麗 Ver.衣装原案:Isakytm
イラスト:餡こたく「SnowMix♪」
担当P:まらしぃ北海道の冬をイメージした『空模様』
2024雪ミク 冬のごちそう Ver.衣装原案:shiro
イラスト:裕「ハッピーチートデー」
担当P:れるりり北海道の冬をイメージした「ごちそう」

主要コンテンツ
SNOW MIKU
さっぽろ雪まつりと併催されている雪ミクのフェスティバル。主催はクリプトン社。SNOW MIKU期間中はグッズ、アパレル品、飲食品などが販売されたり小売、各種機関、施設、団体ともコラボし、後述のラッピング車両も運行される[1][3]。また、毎年ではないが公式ライブコンサートが実施されることもある[3]。年を追うごとに大きくなっており、本イベントと「初音ミク マジカルミライ」を“初音ミクの2大イベント”と称する資料もある[5]。2023年にはイベント期間中に「マジカルミライ」も札幌市で初開催されている[14]
雪ミク スカイタウン
新千歳空港国内線ターミナルビル4階に常設されているショップ兼ミュージアム[15]
ねんどろいど / 「ねんどろいど 初音ミク」シリーズ
初音ミクと共に成長したとも評されるデフォルメフィギュアシリーズ[16]。先述通り、雪ミク自体も冬限定のねんどろいど商品企画からスタートした[5]。ねんどろいど雪ミクの第一弾商品は「SNOW MIKU 2010」2010年2月5日 - 7日、札幌市営地下鉄東豊線栄町駅にて雪ミクグッズの一つとして販売が行われた[17]。深夜にファンの列ができるほど人気を集め[3]、グッドスマイルカンパニーはインターネットでの受注生産を決めた[17]
雪ミク電車
雪ミク電車2012「SNOW MIKU 2011」で初登場した札幌市電の冬季限定ラッピング車両で、車体に雪ミクと札幌市時計台が描かれているほか、車内放送も初音ミクが務める[18]。以後も毎年デザインを変えながら運行されている[注 1]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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