離婚弁護士
ジャンルテレビドラマ
脚本林宏司
演出光野道夫
田島大輔
松山博昭
久保田哲史
葉山浩樹
出演者下記詳細
音楽井上鑑(パート1、SP)
Jake Shimabukuro(パート2)
製作
制作フジテレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
離婚弁護士
プロデューサー長部聡介
瀧山麻土香
出演者天海祐希
玉山鉄二
ミムラ
佐々木蔵之介
久我陽子
陣内孝則
津川雅彦
エンディングhitomi「心の旅人」
放送期間2004年4月15日 - 6月24日
放送時間木曜22:00 - 22:54
放送枠木曜劇場
放送分54分
回数11
フジテレビ番組基本情報
『離婚弁護士』(りこんべんごし)は、2004年と2005年にフジテレビ系で放送された日本のテレビドラマシリーズ。主演は天海祐希。
連続ドラマシリーズ第1弾の『離婚弁護士』は、2004年4月22日から6月24日まで毎週木曜日22:00 - 22:54[1]に、「木曜劇場」枠で放送。
2005年1月6日の21:00 - 23:08に「新春ドラマ祭第4弾」として『離婚弁護士 新春スペシャル』を放送。
連続ドラマシリーズ第2弾の『離婚弁護士II?ハンサムウーマン?』は、2005年4月19日から6月28日まで毎週火曜日21:00 - 21:54[2]に、「火曜21時」枠で放送。第1弾から多少のキャスト変更があったが、主演は引き続き天海祐希。 弁護士事務所で活躍していた間宮貴子(天海祐希)が、満を持して渉外弁護士として独立したものの、前の職場からの妨害で顧客・スタッフを奪われ、不本意ながら、家事事件(離婚、相続など)や一般民事事件などの畑違いの案件を扱うようになり、依頼人や事務所仲間との関わりの中で、弁護士という職業を見つめ直していくという内容。 なお「離婚弁護士」というタイトルであるが必ずしも離婚を取り扱っているわけではなく、DV・浮気・嫌がらせなど広い意味での「男女間の問題」や、親権・遺産相続・認知や戸籍など「家族の問題」、クーリングオフ、不動産取引など、幅広い法律上の問題がテーマとなっている。 臨場感を醸し出すための手法として、画面分割やハンディカメラによる撮影などを多用している。スタッフ曰く、海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」を意識している、とのこと。 また、劇中曲のいくつかは、映画『アイ・アム・サム』から引用されている。ただし、同映画にて使用されたビートルズのカヴァー曲は使用されていない。 間宮貴子法律事務所の外見、および中庭として使われた文化学院は、2006年4月に行った立て替え工事により、なくなった。 毎回違ったゲストが登場するのも見どころの一つで、第1期のエンドロールでは主要メンバーが出会う前のストーリーが展開されていた。 間宮貴子は東大法学部在学中に司法試験に合格し、業界大手の法律事務所に所属する敏腕弁護士。主に企業法務に携わる渉外弁護士としてキャリアを積み、10年で同僚の広澤善之と共に「若手のホープ」として法曹界に名の知れた弁護士に成長した。しかし、所属する大田原法律事務所では実力に相応しい扱いは無いと判断、広澤を誘って共に独立することを決意する。 しかし間宮の動きを察した事務所のボス弁の大田原は、過去に間宮が携わった事案の書類ミスを口実に広澤及び一緒に独立予定だった弁護士・スタッフの引きとめ工作に成功。結果、受付嬢と急遽引き抜いた渉外弁護士・柳田俊文で事務所を経営することになる。しかし営業経験のない間宮には新規クライアントを直ぐに見つける事は難しく、それまで経験の無かった離婚などの家事裁判や個人を対象とした一般民事事件といった小口案件を扱わざるを得なくなってしまう。 しかし、当初は「しょぼい仕事」と嫌っていた事案を手がけるうちに、弁護士として忘れかけていたもの、人間として大切なものを得ることとなる。
概要
あらすじ
キャスト
間宮貴子法律事務所
間宮貴子〈34 → 34<SP> → 35<パート2>〉(弁護士)
演 - 天海祐希本作の主人公で、「間宮貴子法律事務所」所長。東大在学中に司法試験に合格した才女。大手法律事務所の大田原総合法律事務所で10年間渉外弁護士としてキャリアを積み、「若手のホープ」として業界内では知られた存在となる。同僚の広澤と共同で独立を計画するも、共同経営者の広澤はじめ弁護士や秘書・クライアント企業を大田原総合法律事務所の妨害で根こそぎ喪い、受付嬢とたった二人での開業となった。渉外弁護士としてはそれなりに有名な存在であるが、自分で新規クライアントを開拓した経験は無い。そのため専門の企業法務は開店休業状態となり、事務所経営のためどの弁護士も嫌がる民事案件や離婚などの家事案件ばかり取り扱うことになるが、これまで渉外専門であったため民事・離婚案件については経験が無く、一般向け専門書を購入して案件にあたっている。とても勝気な性格で、「人に頭を下げるのは30年ぶり」などの発言を残している。バッティングが得意でバッティングセンターへ通うのが趣味。本塁打を連発している。34歳にして親知らずが生えてきた。小学生のとき、犬にお尻をかまれて以来、犬が苦手。これまで付き合った男性は、三神達也を含め3人(パラリーガル・小向つや子の追及によって白状した)。後に間宮貴子はドラマ『危険なアネキ』にカメオ出演、そして天海自身が主演した『BOSS』シーズン1最終話に名刺のみだが登場した。天海演じる大澤絵里子曰く「私によく似て正義感が強くてかなりのキレ者。ものすごい美人。しかも巨乳、いや爆乳かもしれない」。『BOSS』シーズン2の最終話でも登場し、画面をカメラ目線で横切った。蠍座のO型。
本多大介〈23 → 23<SP> → 24<パート2>〉(アシスタント)
演 - 玉山鉄二間宮が法律事務所を開業したビルで、清掃員のアルバイトをやっていた学生。偶々間宮と係わり合いを持ち、自分の好きな子が「自分の相手は医者か弁護士、サッカー選手でないと…」との理由で、間宮法律事務所に無給の助手を志願して弁護士を目指す。全く法律の知識は無いが、熱血漢でしばしば間宮に意見することもある。スタッフから「きみは脳みそがかわいい」「(脳みそが)真っ白なキャンバス」「すっごくさわやかなアホ」など散々に言われている。家事が得意。
吉田香織〈23〉(受付嬢)
演 - ミムラ開業初日、唯一残ったスタッフ。税理士を目指しており、お金のことになると他人のことでも入れ込んでしまう性格。受付カウンターに座っては、女性誌を読み漁っている。最終回で弁護士を目指す事を宣言し、新春スペシャルでは既に事務所を辞めて留学している(代わりに友人のゆかりを紹介した)。
柳田俊文〈34 → 34<SP> → 35<パート2>〉(弁護士)
演 - 佐々木蔵之介開業当日に弁護士が居なくなったため、間宮が年俸3000万でスカウトした渉外弁護士。有能な渉外弁護士としての間宮の名前を知っており、移籍時点で18社のクライアント企業を持っていた。間宮の下でも企業法務を専門で扱い、民事案件には関わらない姿勢を崩さない。が、法律知識の無い本多や吉田に法律的な解説をするなど、当初の間宮より民事関係の知識は豊富。既婚で4歳の男の子がいる。「男は仕事、女は家庭」というポリシーを持っていて、家庭、育児のことは妻に任せきりでいる。勝負色は黄色。間宮曰く「ハンサムなラクダ」。そのほかに「キャメル柳田」とも。『離婚弁護士II』では、間宮に好意をもつ大庭から三神達也と勘違いされ、怖い目に遭わされている。
村井奈津子〈29 → 29<SP>〉(「月の涙」店長)
演 - 久我陽子間宮貴子法律事務所のスタッフや山岡らが足繁く通う居酒屋の店長。間宮をはじめとしたスタッフの愚痴をよく聞いてくれる女性。
井上紀三郎〈61 → 61<SP> → 62<パート2>〉(パラリーガル)
演 - 津川雅彦山岡が開業祝として間宮にプレゼントしたパラリーガル。