離婚ともだち
ジャンルテレビドラマ
脚本福田陽一郎、八木柊一郎
演出服部晴治、近藤邦勝、宮武昭夫
出演者大原麗子、田村正和、藤竜也、浅野温子、津川雅彦、高松英郎、中村晃子 ほか
オープニング西村協
『離婚ともだち』(りこんともだち)は、1980年4月10日から同年7月3日までTBS系の「木曜座」枠で放映されたテレビドラマである。 タイトルの『離婚ともだち』の通り、離婚経験者同士が友人同士となり、意見の食い違い、意地の張り合いなどをしながら友情と恋愛の間で揺れ動くその関係などを描いていった[1]。 挿入歌の中村晃子が歌った「恋の綱わたり」はザ・ベストテンにランクインするヒットとなった。なお中村晃子はピアノの弾き語りが出来るということで、プロデューサーの要望でクラブのママ役に起用された[2]。 櫟(くぬぎ)夏子は、東京の渋谷公園通りにあるファッションビル「パル」の宣伝プロデューサー。離婚して5年となり、大学講師の健と同棲生活を送っていた。ある日、駐車場で車をぶつけられたのがきっかけで企画プロダクション社長の海原広と知り合い、そして「夏のキャンペーン」で夏子と広は一緒に仕事をするようになった。しかしお互い第一印象が悪かったせいか、二人は喧嘩を繰り返す。その広は、娘の真弓が18歳になったら妻と離婚するということになっているが、真弓は既にその18歳になっていた。そして夏子は、夏のキャンペーンのモデルとして真弓を起用すると提案してきた[1]。
概要
あらすじ
キャスト
櫟夏子:大原麗子
駒井健(大学講師):田村正和
海原広:藤竜也
海原真弓:浅野温子
海原京子:稲野和子 - 広の妻
佐川康男:津川雅彦 - 企画プロダクションのSP局長
高松英郎
紀子:中村晃子 - クラブのママ
香:吉田未来
写真家:一色一成
結城しのぶ
林ゆたか(第3話ゲスト)
大林宣彦(第12話ゲスト、特別出演)
スタッフ
脚本
福田陽一郎(全話担当)
八木柊一郎(第5話で共同担当)
演出
服部晴治(第1話、第2話、第5話、第7話、第9話、第11話、第13話)
近藤邦勝(第3話、第6話、第8話、第10話、第12話)
宮武昭夫(第4話)
音楽:マライア
制作:TBS
主題歌・挿入歌
主題歌:西村協「シーユーアゲイン」(作詞:阿久悠、作曲:筒美京平、編曲:大村雅朗)
挿入歌:中村晃子「恋の綱わたり」(作詞:福田陽一郎、作曲:三木たかし、編曲:船山基紀)
脚注[脚注の使い方]^ a b 参考:毎日新聞、朝日新聞、読売新聞、北海道新聞、京都新聞 各縮刷版、週刊TVガイド(1980年4月?7月)、『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編)より。
^ 週刊TVガイド 1980年5月30日号での本作の紹介記事より。
TBS系 木曜座
前番組番組名次番組
逢いたくて
(1980年1月10日 - 4月3日)離婚ともだち
(1980年4月10日 - 7月3日)愛の教育
(1980年7月10日 - 10月21日)
表
話
編
歴
TBS系列 木曜10時枠の連続ドラマ / 木下恵介・人間の歌シリーズ / 木曜座 / カネボウ木曜劇場
1970年4月 -
1977年3月
(木下恵介・人間の歌シリーズ)
1970年
冬の旅
俄 浪華遊侠伝
椿の散るとき
1971年
冬の雲
冬の華
春の嵐
1972年
地の果てまで
白い夏
愛よ、いそげ!
1973年
風の色
夏の別れ
それぞれの秋
冬の貝殻
1974年
バラ色の人生
風の町
阿蘇の女
三人姉妹
1975年
もうひとつの春
魅せられた夏
旅への誘い
1976年
早春物語
遙かなる海
お菓子放浪記
1977年
冬の運動会
1977年4月 -
1978年3月
(第1期)
1977年
新選組始末記(平幹二朗版)
おせん
1978年
舞いの家
1978年4月 -
1983年3月
(木曜座)
1978年
華やかな孤独
愛がわたしを
あした無く
1979年
たとえば、愛
愛と喝采と
水中花
オレンジ色の愛たち
1980年
逢いたくて
離婚ともだち
愛の教育
恋人たち
1981年
微笑天使
夜の花火
虹色の森
いつか黄昏の街で