雑賀六字の城
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出典検索?: "雑賀六字の城?信長を撃った男?" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年6月)

雑賀六字の城?信長を撃った男?
ジャンル青年漫画歴史漫画戦記
漫画
原作・原案など津本陽(原作)
作画おおのじゅんじ
出版社PHP研究所
リイド社
掲載誌歴史街道増刊 コミック大河
コミック乱
レーベルPHPコミックス
SPコミックス
発表号コミック大河:
2010年3月号 (vol.1) - 2010年12月号(vol.10)
コミック乱:
2011年10月号 - 2013年9月号
発表期間2010年 - 2013年
巻数PHPコミックス:1巻
SPコミックス:3巻
話数31話(雑誌掲載数)
その他『コミック大河』連載時
およびPHPコミックス版のタイトルは
『雑賀六字の城』
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『雑賀六字の城?信長を撃った男?』(さいがろくじのしろ のぶながをうったおとこ)は、おおのじゅんじによる日本漫画津本陽による小説『雑賀六字の城』をモチーフに漫画化したもの。おおのの代表作の一つに挙げられる。
作品解説

おおのじゅんじによる戦国時代劇漫画で、紀州雑賀の荘(現在の和歌山市)を舞台に傭兵集団、雑賀鉄砲衆の若武者である小谷七郎丸を主人公に据え、彼の武士としての活躍を描いた物語。『歴史街道増刊 コミック大河』(PHP研究所)に2010年の創刊から同年の休刊まで小説と同じ『雑賀六字の城』のタイトルで連載、のち『コミック乱』(リイド社)へ移籍し『雑賀六字の城?信長を撃った男?』と改題、同誌2011年10月号で連載を再開して同誌2013年9月号で物語自体は完結した。単行本もPHP研究所から1巻、リイド社から3巻が刊行されたが、単行本化は未完となっている。2誌通算の話数は全31話。『コミック乱』誌掲載時のキャッチフレーズは”鉄砲集団・雑賀衆の激闘を描く戦国青春ドラマ”。
物語解説

各話のあらすじを SPコミック各巻ごとにまとめて記述。
前段
元亀元年(1570年)秋、織田信長浄土真宗総本山である大坂石山本願寺との衝突(石山合戦)が決定的となり、火縄銃を多数擁する傭兵集団紀州雑賀衆の軍勢は、その信仰する本願寺側に付き信長と対立し、その持てる実力の高さゆえから、天下人織田信長に目をつけられることになる。
第1巻  
時が下ること6年、紀州雑賀の荘にある片男波洲鼻で恋人のおみつと一緒に蛤とりに興じる青年がいた。彼は紀州雑賀衆・鉄砲隊年寄衆の1人で地侍でもある小谷玄意の末男・小谷七郎丸。彼は鉄砲隊の一員として大将の父・玄意と長兄で侍大将の太郎右衛門とともに出陣することになり、本願寺に向かう小早船上で初陣を飾る。そこで彼のライバルとなる、同郷の傭兵集団根来衆の1人である根来の髑髏と邂逅し、一戦を交える。辛くも勝利するが、同時に戦乱のむなしさも改めて実感する。激戦地・木津の砦に着いた七郎丸は、味方の軍勢に合流し土橋平次から武士として戦の厳しさを教えられ、本願寺にいた次兄・左近の言葉から信長を討って戦を終結させることを思いつく。陸での初陣を果たした彼は、二万を数える織田の軍勢と味方の百姓軍の猛攻を目の当たりにする。そして秘かに信長への奇襲攻撃の準備をするが、太郎右衛門に発覚し叱責を受ける。しかし弟の覚悟に胸打たれた兄の計らいにより、有志で夜襲に赴き成功させる。この彼の勢いに父・玄意は心配し諌め、彼自身も不安をかき消すように自身に"嘘"をつく。
第2巻
チャンスは巡り、七郎丸は住吉口の大戦において信長を直接狙撃するという奇襲攻撃を成功させるが、信長の前に現れた根来の髑髏に反撃を食らい左肩口を負傷する。この功労と怪我により七郎丸は一足先に帰郷を許され、家族とつかの間の安息を得る。そして、突然帰ってきた兄達雑賀衆と船戦の稽古にはげみながら、おみつと睦みあい、兄と語らう内に戦いの悲惨さを生き急ぐ蝉のなかに見出すことになる。間もなく本願寺に兵糧を届ける為、村上水軍とともに再び出陣する。迎えた木津川口の海戦では、織田水軍の失策から雑賀水軍の勝利となり、窮した織田水軍の将・真鍋主馬兵衛と七郎丸自身が乗った小早船上で白兵戦となる。
第3巻
牛楠の援護を受けつつ、足下の悪い船上で自身初の白兵戦を戦い抜き、敵将・真鍋の首を獲る大金星を挙げるが、後味の悪い思いをする。本願寺に兵糧を届ける役目を終えた雑賀衆の軍勢は故郷に戻り、間近に迫る織田軍の猛攻から雑賀の荘を守る準備に追われる毎日を過ごしていた。しかし、織田の軍勢は思いの外早く襲来してしまう。地の利を生かした戦闘のおかげで辛うじて織田軍を一時退却させることができたが、援軍の毛利勢が到着するまでの間、苦戦を強いられる事態が明らかになる。そこで七郎丸は雑賀の荘全体を城に見立てた“雑賀六字の城”を守るべく、宿敵信長を撃ち殺す決意をする。そして死地へ向かう前のひとときを愛しき人と過ごす。
単行本未収録分
織田軍の猛攻(紀州征伐)にあえぐ雑賀衆は劣勢を強いられていた。形勢逆転を願う太郎右衛門は七郎丸・牛楠・ゆう・山鷸の4人に思いを託し、彼らは信長の首を獲るべく夜襲へと赴く。しかし意見の食い違いから、ゆうと牛楠が言い争ってしまう。その口論をきっかけに一行は根来の髑髏率いる敵方に発見され、山中で銃撃戦となる。七郎丸と牛楠は凱旋するが、ゆうと従者の山鷸は敵の攻撃を受け瀕死の重傷を負う。やっとのことで帰還したが、2人は息絶える。やがて十万を超える織田軍を迎え撃つ決戦の時が迫り、父・玄意の下に皆と一丸となって決起する。だが尋常でない敵の数にその甲斐も虚しく、戦いはさらに厳しさを増し、ついに太郎右衛門は根来の髑髏に討たれ、牛楠は雑賀の荘を救うためその身を犠牲にして爆死する。


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