隴東郡
[Wikipedia|▼Menu]

隴東郡(ろうとう-ぐん)は中国五胡十六国時代南北朝時代に設けられていた

前趙安定郡を分割して隴東郡を設けた。治所は陽県(現在の甘粛省平涼市??区西北)[1]。管轄下に陽県、?詞ァ、撫夷県が置かれ、幽州に属した。後趙はこれにならい、雍州に属した。前秦では司隷校尉に属した。後秦では秦州に属した。夏(胡夏・大夏)では涼州に属した。北魏ではに属した。西魏では東秦州に属した。北周では隴州に属した。開皇三年(583年)に文帝(楊堅)は隴東郡を廃し、管轄下の県の?陽縣、?陰縣は隴州に直属させ、後には岐州扶風郡の下に移した。隋末に扶風郡?源県に改めて隴東郡を置き、唐高祖(李淵)武徳元年(618年)に隴東郡を隴州に改めた[2] [3]
脚注^資治通鑑胡三省音註』巻第一百七・晉紀二十九・烈宗孝武皇帝中之下K「陽縣,前漢安定郡後漢省,屬隴東郡。杜佑曰:漢陽縣在今平涼郡界陽故城是。〉」s:zh:資治通鑒 (胡三省音注)/卷107
^魏書』巻一百六下 地形志二下 第七「隴東郡領縣三 陽 祖居 撫夷」s:zh:魏書/卷106下#州
^隋書』卷二十九 志第二十四 地理上・雍州「扶風郡舊置岐州,統縣九,?九萬二千二百二十三。」「?源西魏置隴東郡及?陰縣,後改縣曰杜陽。後周又曰?陰。開皇三年郡廢,五年縣改曰?源。又有西魏東秦州,後改為隴州,大業三年州廢。有關官。有隴山、?山、?水。」s:zh:隋書/卷29

参考文献

《中国行政区画通史
(中国語版)・十六国北朝卷》


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:4213 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef