方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
08/26[2] LLZ 2,000[2]×45[2] アスファルト
統計(2022年度)
旅客数61,416人
貨物取扱量t
航空:空港管理状況 - 国土交通省
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空港の一覧
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隠岐空港(おきくうこう、Oki Airport)は、島根県隠岐郡隠岐の島町(島後島)にある[1]地方管理空港である。島前地域を含めた隠岐諸島における唯一の空港で[3]、隠岐世界ジオパーク空港(おきせかいジオパークくうこう)の愛称が付けられている[1][3][4][5]。 隠岐の島町の中心地から南に約3km(15分)離れた岬半島の先端部に位置する。1965年(昭和40年)8月1日に開港[6]。1999年(平成11年)より南側隣接地に新空港の建設を開始し、2006年(平成18年)より現空港として使用を開始している[2]。 08/26方向に2000mの滑走路を持つ[2]。平行誘導路はなく、滑走路両端にターニングパッドを備える[7]。着陸帯の幅は150mであり[8]、計器着陸装置としてはローカライザー(LLZ/T-DME、滑走路08)に対応している[9]。 空港ターミナルビルは滑走路南東側に1棟あり、国内線専用である。小規模なターミナルではあるが、ボーディングブリッジが1基設置されている[10][11]。空港ターミナルビルに隣接するエプロンには、小型ジェット機用1バース、プロペラ機用3バースが設けられている[7]。 年間利用者数は、国内32,294人(2021年度、チャーター便を除く)[12]。なお、コロナ禍前の2019年度は59,238人の利用者数を記録している(チャーター便を除く)[12]。
概要
歴史隠岐空港制限区域側隠岐空港付近の2015年撮影空中写真。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。1977年撮影の6枚を合成作成。
1962年(昭和37年)12月16日 - 空港の建設に着手[13]。
1965年(昭和40年)8月1日 - 開港[2][6]。航空法第79条のただし書の規定による場外離着陸場として開設(滑走路1,200m×30m)[13]。東亜航空(のちの日本エアシステム)の米子空港不定期便運航開始[13]。
1966年(昭和41年)7月1日 - 東亜航空の出雲空港不定期便運航開始[13]。
1968年(昭和43年)7月25日 - 第三種空港として供用開始[13]。米子空港便、出雲空港便を定期便化。
1975年(昭和50年)4月1日 - 東亜国内航空の大阪国際空港便運航開始[14]。
1978年(昭和53年)11月1日 - 滑走路延長等の工事のため供用休止[14]。
1979年(昭和54年)4月1日 - 供用再開(滑走路1,500m×45m)[14]。
1998年(平成10年)3月1日 - 米子空港便休止[15]。
1999年(平成11年)7月 - 旧空港の南側隣接地に新空港建設工事開始。
2003年(平成15年)10月1日 - 空港の航空管制を大阪国際空港の大阪飛行援助センター(大阪FSC)へ移管、リモート空港へ移行[16]。