陸軍中野予備校
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陸軍中野予備校
ジャンルギャグ漫画
漫画
作者安永航一郎
出版社小学館
掲載誌週刊少年サンデー
レーベル少年サンデーコミックス
発表号1985年42号 - 1986年52号
巻数全6巻
テンプレート - ノート

『陸軍中野予備校』(りくぐんなかのよびこう)は、安永航一郎による漫画作品。および同作に登場する架空の学校。目次

1 概要

2 あらすじ

3 組織としての「陸軍中野予備校」の設定

4 登場人物

4.1 主要登場人物

4.2 中野予備校関係者

4.3 南蛮帝国

4.4 旗本家

4.5 枕返高校関係者

4.6 その他


5 コミックスのブランク

6 脚注

概要

週刊少年漫画雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)に1985年42号から1986年52号まで連載され、連載終了後に読み切り2本(週刊少年サンデー増刊号1991年10月号、11月号掲載)が描かれた。単行本は小学館:少年サンデーコミックスより全6巻(読みきり2本も収録)。

「陸軍中野予備校」出身の主人公、酢堂大雑が、先輩の有川雄妻らの助けを借りて、世界の政治・経済の掌握(=合法的な世界征服)を狙う秘密国家「南蛮帝国」の手下ゲゲーベン一味と、しょうもないバトルを繰り広げるギャグ漫画
あらすじ

昭和末期、旗本家に酢堂 大雑が愛犬コバヤシ丸と共にやってくる。大雑は陸軍中野学校進学のため「陸軍中野予備校」で特殊訓練を受けた諜報員。中野学校受験のため上京したものの、敗戦と共に廃校になったことを知った大雑は旗本家に居候し、旗本 たけしの通う枕返高校に編入する。そこで予備校の先輩・有川 雄妻と再会した大雑は彼女たちが秘密国家「南蛮帝国」と戦っていることを知らされる。「米のメシ」を守るため南蛮帝国の構成員ゲゲーベンと彼の送り込む刺客たちとしょうもない戦いを続ける大雑。やがて、戦いは有川の生き別れの姉・水班やゲゲーベンの娘バゾクを巻き込んでいく。そもそもなぜ戦うことになったか本当のところ誰もわかっていない中野予備校と南蛮帝国の戦いは数年の時を経てようやく決着するのだった。
組織としての「陸軍中野予備校」の設定

第二次大戦中の昭和19年(1944年)、陸軍中野学校生の質を向上させるべく大雑の祖父である酢堂綱正帝国陸軍少将が設立した機関。

「中野予備校」では諜報活動に必要な様々な特殊技能の訓練が行われており、「不眠」「心拍停止」「骨格変形による変装」「超人的格闘術」といった常軌を逸した技能を習得させる。現代戦でも十分通用するスキルを持ち、その一部は明らかに現代戦を想定したものだが、予備校生(少なくとも大雑)は日本が太平洋戦争で敗戦し、大日本帝国陸軍が無くなったことは知っているが「陸軍中野学校」が無くなったことは知らない。中野予備校から中野学校に進学した者はただの一人もいない。予備校生は多数登場するものの中野予備校そのものは劇中に登場しないため、非常に謎が多い組織である。
登場人物

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主要登場人物
酢堂 大雑(すどう だいぞう)
本作の主人公。「陸軍中野予備校」創設者・酢堂綱正少将の孫で生まれながらの予備校生。17歳。「中野学校」受験のために上京し旗本家を訪れるが「中野学校」など既に存在しないと知らされ、なし崩しに旗本家に居候。世間体のためたけしの従兄弟と偽って枕返高校に転入する。変装した有川との対決により、踏み台昇降運動未公認世界記録保持者となる。性格は思い込みが激しく暴走しがちだが、感情の切り替えが異常に早い。また表現がいちいち下劣なため有川の鉄拳制裁を受けることが多い。勘違いから南蛮帝国の刺客たちにつきまとわれるのを「自分に気がある」(=自分は男をも魅了するほどの美貌を持っている)せいだと考え、彼らの気合いを悉く削いでいる。高校の編入テストで満点をとる(中野予備校生にとっては知能テストレベル)が、予備校生としては兄・玉金坊ほどではないものの出来が悪かった。だが、中野式変装術は巧みで美少女になりすましヨタ話で鯛窟爺さんをからかう、尾崎調査のため女装して近付く(たまたまそれがバゾクにそっくりだったせいで後に一騒動起きる)、家電三人衆との戦いで裏をかくため骨格を変えて女になりすまし銭湯の女湯に潜入。有川との連携で水班を撃破するなど、予備校で成績優秀だった有川から見ても異常なほど上手い。「
十七条拳法」(素手の拳一撃で鉄筋コンクリート製の電柱を叩き折る)、中野式発声法(静止衛星軌道にある偵察衛星を声だけでたたき落とす)といった超人的な技を持つ。予備校に所属していた頃はろくな物を食べさせてもらえなかったらしく、白米の飯を目の前に出されると涙を流しながら食べる。連載当初はご飯食に対するこだわりがあったが、次第に「タダメシならなんでもいい」とかなりいい加減になっていく。誕生日は1月1日。名前の大雑は「大福もち」と「雑煮」に由来していることが作中で明らかにされている。主人公として南蛮帝国の刺客たちを最も多く倒しているが、バゾクが有川と同居生活するようになってからすっかり主役の座を奪われ、バニーが枕返高校に転入するや出番が激減。ただ本編の最終回ではゲゲーベンと因縁の決着をつけている。


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