陸上自衛隊の装備品一覧
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2013年6月、東千歳駐屯地創立59周年記念行事の様子
普通科隊員89式5.56mm小銃を装備している
右方の装甲車89式装甲戦闘車、後方の戦車90式戦車
上空を飛行しているのはAH-1S対戦車ヘリコプター(右)とUH-1汎用ヘリコプター(左)

陸上自衛隊の装備品一覧(りくじょうじえいたいのそうびひんいちらん、: List of JGSDF Equipment)は、陸上自衛隊が保有している装備品の一覧である。

なお、当項目においては現在は退役して使用されていない装備、および試作のみに終わった装備も含めて記述している。
概要

朝鮮戦争の発生とそれに伴う駐留アメリカ軍の出動により警察予備隊が創設されると、これに支給するための火器・車両を始めとした各種装備が必要となった。

当時の日本には敗戦により武装解除された日本軍の装備および設備が大量に残存していたが、GHQにより接収された兵舎や演習場といった建築物、土地の他は旧軍の資産が引き継いで使用されることはなく[注 1]、被服から車両・航空機に至るまでほぼ全てが連合軍(事実上はほぼアメリカ軍)からの供与、購入によって導入され、警察予備隊は連合国軍に準じた装備体系の軍事組織として新たに発足した。以後、保安隊を経て陸上自衛隊となった後も、装備体系は米英に準じたものとなっている。保安隊からも多くの装備を引き継いだが警備犬のように程なく廃止されたものもある。

創設初期から1960年代前半まではアメリカイギリスからの供与が装備のほとんどを占めていたが、1960年代後半より徐々に国産化が進められた。現在では航空機を除き、装備のほとんどが国産化されている。また、日本国外の製品をライセンス生産する場合もある。
装備の名称について

名称は採定年度か採定改訂年度の下二桁から採られるが(例えば90式戦車は制式化された1990年度の下2桁が名称になっている)、部隊使用承認で運用される軽装甲機動車のように、名称に年式が含まれないものもある。航空機およびライセンス生産を含む海外製の装備品についても、○○式という名称は通常付与されない。制式化がなされるまでの開発時には英字2-3文字の略号が付与され、これら英字略号は制式名称が決定したあとも当該装備を指す隊内通称として用いられていることがある。

装備品のうち、火砲や火器類・装甲車といった民間にも馴染みのある車両などの装備の一部に関して1999年-2000年にかけてインターネットで愛称の公募が行われ、公式ウェブサイトへの掲載、駐屯地祭での装備品展示説明などの広報活動に使用されている。2002年以降に導入された装備品に関しては愛称の公募は行われていない。

装備品には、公募された愛称のほか、古くから自衛隊員が独自に使用する通称がある[1][注 2][注 3][2]

また、一部の装備の名称は官公庁における常用漢字の制限により、平仮名で表記されており、制式名称としての正規の表現が平仮名混じりであるものが存在する(榴弾砲→りゅう弾砲、擲弾→てき弾 など)が、装備展示などの説明では必ずしも常用漢字のみを用いて記述はされていない。また、「拳銃」においては、時期により「けん銃」であったり「拳銃」であったりしている(現在は「拳銃」表記に統一されている)。
装備の塗色について陸上自衛隊の砂漠用迷彩パターン南スーダンPKOに派遣されている自衛隊車両
先頭の車両は軽装甲機動車

車輌や航空機などの装備は長らくアメリカ軍に倣ったオリーブドラブ(OD色)で塗装されており、車両番号や所属部隊略号もアメリカ軍に倣った白地のものが描かれていたが、1970年代には迷彩の研究も進められ、戦闘服には迷彩服が採用されている。車両に対する迷彩塗装も教導団所属の車両を中心に実際に塗装されてのテストが行われた。1980年代後半からは車両の塗色は土色と緑色の二色迷彩が標準となり、ヘリコプターには黒を加えた三色塗り分けの迷彩模様が施され、記号は黒色文字で描かれるようになっている。冬季にはこれに白色を加えた迷彩塗装が行われる場合もある。一部の車両にはデジタル迷彩の導入が確認されている。

海外派遣の際には色が塗り替えられる場合があり、自衛隊イラク派遣の際には車両はOD色の単色塗装に塗り替えが行われたほか、南スーダンPKOに参加している車両は白色に塗装されている。

航空機の中でも、VIP輸送用(EC-225LP)と緊急患者輸送に使用される機体(LR-2)は、かつて海上自衛隊対潜哨戒機に施されていた塗り分け塗装に類似した4色塗装である。また、2009年度より導入した練習機TH-480Bはメーカーの標準色である『メタリックブルーと金の帯』に国籍マークを入れているなど一部に例外がある。

被服、車両を始めとした装備への迷彩塗装は継続した研究とテストが進められており、同じ機種であっても塗装は不定期に変更される。
備考

輸送車両は当初、ガソリン車が主流のアメリカ軍供与装備にあわせて国産車もガソリンエンジンを搭載していたが、1956年昭和31年)にディーゼル車への移行を決定し、1960年代末までに順次ディーゼルエンジン搭載車に更新されていった。また、1973年には大型・中型・小型各型に国産の新型トラック(73式トラック)が採用され、それまで様々な形式が存在したトラック類の車種統合が進んだ。

装備運用する車両に関しては、ロータリースイッチと呼ばれる扇形のスイッチを操作することによりライトの点灯状況を平時・灯火管制時などに合わせ、4種類に切り替えることが可能[注 4]

1999年に「対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約」の発効・署名により「対人地雷」に属する装備は保有できない事となったため[3]、2003年をもって全ての「対人地雷」を廃棄し、装備より除外している(訓練用模擬弾のみ継続装備)。

2008年に「クラスター弾に関する条約」の発効・署名により「クラスター爆弾」に属する装備(航空自衛隊はクラスター爆弾・CBU-87/B(英語版)、陸上自衛隊砲弾03式155mmりゅう弾砲用多目的弾ハイドラ70ロケット弾M261弾頭多連装ロケットシステム用のクラスター弾頭型ロケット弾・M26)[4]は保有できない事となったため[5]、2015年をもって全ての「クラスター爆弾」を廃棄し、装備より除外している[6]


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