陳楸帆
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陳楸帆(チェン チウファン、ちん しゅうはん、Stanley Chan、1981年11月30日 - )は、中華人民共和国SF作家・脚本家・IT実業家。広東省汕頭市出身[1]

北京大学中文系卒業。Google百度で重役をつとめる。中国を代表するSF作家のひとりで、中国のウィリアム・ギブスンと評されるサイバーパンクSFの旗手である[2]。『科幻世界』『時尚先生』『天南』『文芸風賞』などの各誌で作品を発表している。劉慈欣は陳のデビュー長編『荒潮』を「近未来SF作品の頂点」と絶賛した[3]
日本語版作品

「巴鱗」小笠原淳訳、『灯火 新しい中国文学 2017』、外文出版社、2017年12月

『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』ケン・リュウ編、早川書房、2018年2月、のち文庫、2019年10月

「鼠年」
中原尚哉訳(『S-Fマガジン』2014年5月号にも収録)

「麗江の魚」原題「?江的?儿?」、中原尚哉訳(『S-Fマガジン』2017年6月号にも収録)

「沙嘴の花」中原尚哉訳


「果てしない別れ」四谷寛訳、『中国SF作品集』、外文出版社、2018年

『荒潮』中原尚哉訳、早川書房、2020年1月

『月の光 現代中国SFアンソロジー』ケン・リュウ編、早川書房、2020年3月

「開光」中原尚哉訳

「未来病史」中原尚哉訳


「勝利のV」根岸美聡訳、『時のきざはし 現代中華SF傑作選』、新紀元社、2020年6月

「果てしない別れ」阿井幸作訳、『2010年代海外SF傑作選』、ハヤカワ文庫SF、2020年12月

脚注^ 世代間で引き裂かれた中国の苦しみ、いまSFが描くもの:『荒潮』陳楸帆が語る、フィクションが現代社会で果たす役割 WIRED 2023年3月22日閲覧。
^ 『東方』451号p.12
^ 『折りたたみ北京』p.18

参考文献

ケン・リュウ編『現代中国SFアンソロジー 折りたたみ北京』(早川書房)

立原透耶「中華圏SFほんのさわり(1)」(『東方』2018年9月号)

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