中華民国の政治家陳其邁Chen Chi-mai

生年月日 (1964-12-23) 1964年12月23日（59歳）
出生地 中華民国 台湾省基隆市
出身校中山医学大学医学部
国立台湾大学公共衛生研究所
所属政党 民主進歩党
配偶者呉虹
第3代 高雄市長
当選回数2回
在任期間2020年8月24日 - 現職
在任期間2005年2月1日[注 1] - 2005年9月26日（権限代行）
民主進歩党主席
在任期間2022年11月30日 - 2023年1月18日（権限代行）
後任者頼清徳（第18代）
第42代 行政院副院長
内閣第2次蘇貞昌内閣
在任期間2019年1月14日 - 2020年6月19日
行政院長蘇貞昌
第3-5・8-9期立法委員
選挙区不分区（中国語版）
当選回数2回
在任期間2012年2月1日 - 2018年11月3日
選挙区高雄市第1選挙区
当選回数3回
在任期間1996年2月1日 - 2004年5月20日
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陳 其邁
職業：医師、政治家
籍貫地： 中華民国 台南県善化鎮
（現・台南市善化区）
各種表記
繁体字：陳其邁
簡体字：?其?
?音：Chen Qimai
通用?音：Chen Qi-mai
ラテン字：Ch’en Ch’i-mai
注音符号：??? ??? ???
台湾語：Tan Ki-m?i
和名表記：ちん き まい
発音転記：チェン チー マイ
英語名：Chen Chi-mai
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陳 其邁（ちん きまい、チェン・チーマイ、1964年12月23日[1] - ）は、中華民国（台湾）の医師（内科医[2]、産婦人科医[注 2]）、政治家（民主進歩党所属）。高雄市長（代理、2005年）、立法委員（通算5期）を経て[3]、2018年中華民国統一地方選挙で高雄市長候補として出馬するも敗退[4]。2019年より蘇貞昌内閣の行政院副院長[5]。2020年8月、高雄市長に当選[6][注 3]。祖籍は台南県善化鎮（現・台南市善化区）。
人物
学歴

高雄市私立道明高級中学[7]

高雄市立高雄高級中学[3]

中山医学大学医学部学士[3]

国立台湾大学公共衛生研究所預防医学碩士[3]

学生時代には父の陳哲男（中国語版）の影響もあり、三月学運に参加していた[8]。台大ではのちに中華民国副総統となる陳建仁の門下生として公衆衛生分野も修めた[9]。長庚医院（中国語版）（内科[10][注 2]）医師、台北医学院講師、台湾医界連盟（中国語版）執行委員を経て、その後政界に進出した[3][7]。
政治キャリア

党職員、立法委員（第3-5期、30歳で初当選[12]）[3]を経て、2005年に当時の高雄市長謝長廷が行政院長へ転身したことに伴い代理市長（直轄市では当時最年少）となり[10]、第55回ベルリン国際映画祭で銀熊賞（芸術貢献賞）を受賞した台湾映画の『西瓜（原題：天邊一?雲）』について、舞台となった高雄の知名度を飛躍させたとして、監督の蔡明亮に報奨金1,000万ニュー台湾ドルを授与している[13]。同年8月に発生した高雄捷運建設事業現場での外国人労働者の暴動（zh:高雄捷運泰勞抗暴事件）で引責辞任[10]。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員研究員（2005-2006）を経て[10]、再度立法委員（第8、9期）を務める[3]。
行政院副院長

2019年初夏に地元の高雄でデング熱が蔓延し、陳が中央政府の一員として派遣されたが、新市長の韓国瑜の対応の遅れが目立っていたことから中国語版ウィキペディアでは陳の記事に兼任高雄市長と記述されてしまうほどだった[14]。
COVID-19国家衛生指揮中心（NHCC）での蔡英文(左)、陳時中(中央)、陳其邁(右)。（2020年2月7日）「台湾における2019年コロナウイルス感染症の流行状況#政府の対応」も参照

2019年末から2020年1月上旬にかけて、新型コロナウイルスの中国での流行とヒトからヒトへの感染可能性を察知すると、中華民国総統選挙を目前にし、かつ空軍ヘリ墜落事故などの対応にも追われる中でも、防疫の専門家として上官の蘇貞昌（行政院長）とともに水際対策における各省庁の横断的な調整を一手に担った。陳と行政院秘書長を務める李孟諺（中国語版）[注 4]2人が各部会との協議で集約した意見を蘇に上申し、蘇が即座に政府決定として実行に移すという「鉄のトライアングル」と称される体制で防疫にあたった[15]。

渡航歴や行動歴、マスク購入歴を健康保険ICカードと紐づけるシステムを数日で構築させた際には「まるで脅迫」と自嘲している[16]。