院内総務(いんない そうむ)は、政党や院内会派が議院(議会)内にそれぞれ置く役職。議院内において各党派を代弁する日常的な顔となる地位で、議事運営や法案の扱いなどに関して他の党派と協議・調整を行い、法案審議に関して院内で主導的な役割を果たす。日本では大正デモクラシーの時代までに帝国議会の衆議院で院内総務が確立されていたほか、戦後では国会対策委員長の通称として使われていた時代もあり、近年ではその国会対策委員長に対応する党役職の名称を正式に「院内総務」とした新党もある。院内総務 (日本)