阿波銀行
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株式会社阿波銀行
The Awa Bank, Ltd.
本店
種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社[1]
市場情報東証プライム 8388
1973年4月2日上場
略称あわぎん
本社所在地 日本
770-8601
徳島県徳島市西船場町二丁目24番地の1
設立1896年6月19日
業種銀行業
法人番号5480001000070
金融機関コード0172
SWIFTコードAWABJPJT
事業内容預金または定期積金の受入れ、資金の貸付けまたは手形の割引ならびに為替取引 他
代表者代表取締役会長 長岡奨
代表取締役頭取 福永丈久
資本金234億5,200万円
(2016年3月31日時点)
発行済株式総数2億2,620万株
(2016年3月31日時点)
純利益単体:126億14百万円
連結:129億95百万円
(2016年3月期)
純資産単体:2,433億93百万円
連結:2,579億45百万円
(2016年3月31日時点)
総資産単体:3兆880億2百万円
連結:3兆1,161億41百万円
(2016年3月31日時点)
従業員数単体:1,257人
連結:1,327人
(2022年3月31日時点)
決算期3月31日
主要株主大塚製薬工場 3.50%
阿波銀行従業員持株会 3.11%
三菱東京UFJ銀行 2.83%
日本生命保険 2.52%
明治安田生命保険 2.52%
(2016年3月31日時点)
主要子会社#関連会社参照
関係する人物久次米兵次郎
外部リンクwww.awabank.co.jp/
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阿波銀行のデータ
法人番号5480001000070
店舗数99店
(本支店・出張所)
貸出金残高1兆7,117億50百万円
預金残高2兆6,106億28百万円
特記事項:
(2016年3月31日時点)
『株式会社阿波銀行 有価証券報告書 ‐ 第204期』に拠る。
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旧高松支店(高松市南新町)。2016年12月5日に移転。

株式会社阿波銀行(あわぎんこう、: The Awa Bank, Ltd.)は、徳島県徳島市に本店を置く地方銀行。通称「あわぎん(阿波銀)」。徳島県(旧阿波国)内を中心に、四国各県や瀬戸内海を挟んで近接する岡山県兵庫県大阪府首都圏東京都神奈川県)にも進出している[2](「店舗展開」参照)。
概要

明治時代に開業した"阿波商業銀行"が前身。徳島県の指定金融機関である。

三菱銀行の親密地銀であり、三菱UFJフィナンシャル・グループとの関係が深い。

近年は関東地方へも進出しており、東京都北区王子に営業拠点を設置したほか、2013年8月には神奈川県横浜市にも法人営業部を設置した(2015年7月に支店化)上[3]関西での融資の開拓にも力を入れるなど、徳島県外での営業強化が顕著である[4]。だが、中四国地方の地方銀行で唯一広島県に店舗を構えていない。一方で、四国の地方銀行の中では空中店舗化が顕著であり、四国内のうち高松支店と高知支店は空中店舗化している。

2019年12月16日、徳島市東新町に所在した阿波銀新町ビルを解体し、建てられた本店営業部がオープンした。なお営業部移転後の本店は本社機能に特化する(下記参照)[5][6]
背景

阿波銀行の前身となる久次米銀行は、商の久次米兵次郎が創設した、全国6番目の私立銀行であった。当時は三井銀行に次いで全国2番目の資本金を誇ったが、やがて経営に行き詰り、合名会社(旧)阿波銀行に経営を受け継ぐことになる。ここでも藍商である西野謙四郎美馬儀一郎たちよって再建され、現在では徳島経済界の主軸銀行となっている。

ここに阿波銀おける、永代取引という伝統的な営業方針を垣間見ることが出来る。これは目先の短期的な利益を求めるのではなく、取引先を大事にし幾代にもわたり息の長い取引を継続していくという方針に則っているとされる。
沿革

1896年明治29年)6月19日 破綻した久次米銀行の関西部の経営を受け継いだ整理会社である、合名会社(旧)阿波銀行が母体となり、株式会社阿波商業銀行として設立。同時に大阪支店開設。

1898年(明治31年)10月 - 貯蓄銀行条例に準拠して貯蓄部兼営を開始。

1921年大正10年)12月 - 貯蓄部を分離し、阿波貯蓄銀行として創業。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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