阿川駅
駅舎(2022年10月)
あがわ
Agawa
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阿川駅(あがわえき)は、山口県下関市豊北町大字阿川字水取にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
歴史旧駅舎(2008年1月)ホーム側から見た旧駅舎(2007年8月)
1928年(昭和3年)9月9日:鉄道省小串線(現・山陰本線)滝部駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設。客貨取扱開始[1]。
1930年(昭和5年)12月7日:美禰線(当時)長門古市駅 - 当駅間延伸、小串線と美禰線の境界駅となる。
1933年(昭和8年)2月24日:当駅を含む美禰線一部区間と小串線が山陰本線に編入、同線の途中駅となる。
1963年(昭和38年)6月1日:貨物取扱廃止[1]。
1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
1986年(昭和61年)4月1日:無人駅化[3]
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる[1]。
2012年(平成24年)4月1日:簡易委託解除、終日無人駅化。
2019年(令和元年)11月15日:駅舎老朽化に伴い、解体工事開始。
2020年(令和2年)8月1日:駅舎改築に伴う再開発として、駅構内にカフェ「Agawa」とレンタサイクルが開設。初日はプレオープンであり正式開業は翌2日。合わせて観光列車「○○のはなし」が上下共に当駅への停車を開始[4]。
2023年(令和5年)
7月1日:大雨の影響で長門粟野駅 - 当駅間の粟野川橋梁が傾斜する[5]などの被害を受けたため、当駅を含む長門市駅 - 小串駅間で不通となる[6]。
7月4日:不通区間で代行バスが運行開始[7]。
駅構造ホーム(2022年10月)
相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅。改札口は下りホーム側にあり、両ホームは長門市駅寄りにある跨線橋で連絡している。
長門鉄道部管理[8]の無人駅[2][3]。以前は近距離乗車券(常備券のみ)を駅前の個人商店で発売する簡易委託駅であったが、2012年(平成24年)4月1日限りで終了した。
昔ながらの木造駅舎は2019年12月までに解体され、2023年時点はJR西日本が建てた待合室、カフェ(レンタサイクル兼営)とそれに付属する壁が無い建物の、カーポートを転用した合計3棟が設置されている[2]。このカフェは山口県萩市のゲストハウス経営者が、のどかな無人駅の風情を生かそうとJR西日本と交渉して駅敷地を借りて開設した[9]。