防長交通株式会社
Bocho Kotsu Company, Limited.
山口県周南市 防長交通本社
種類株式会社
市場情報非上場
略称防長交通、防長バス
本社所在地 日本
〒745-8547
山口県周南市松保町7番9号
設立1935年(昭和10年)9月2日[1]
業種陸運業
法人番号3250001009252
防長交通株式会社(ぼうちょうこうつう、通称:防長バス)は、山口県および島根県でバスを運行する山口県周南市のバス事業者。近鉄グループ。 山口県中東部(山口市・美祢市・長門市以東のほぼ全域[注釈 1])と島根県鹿足郡津和野町の一部を路線バスの運行エリアとしている。近鉄グループホールディングス(近鉄)の資本が入っているが、設立当初からバス事業専業である。ただし、吸収合併した防石鉄道はかつて軽便鉄道事業を行っていた(同社が鉄道事業を廃止しバス専業に転換後に合併しているため、社として鉄道事業を行ったことはない)。 エリア内で廃業した他社の路線を車両ごと引き受ける(その際、車両の塗り替えはほとんど行われない。後述)一方で、他の事業者で見られる地域分社の動きがないなどの特徴が見られる。 貸切バス事業は専業子会社の防長観光バスを設立する一方で、直営事業としても行っている。 なお、社名の「防長」は律令国である「周防国」と「長門国」の一文字ずつを採ったもので、長州藩の別称である。
概要
歴史
1935年(昭和10年)9月2日 - 防府自動車株式会社設立[1]
1937年(昭和12年)12月24日 - 防長自動車株式会社と商号変更。
1938年(昭和13年)1月14日 - 本社を、防府市大字三田尻村東赤間第11番地に移転。
1941年(昭和16年)6月28日 - 本社を、吉敷郡小郡町1292番地に移転。
1945年(昭和20年)12月31日 - 免許路線491.2キロのうち、161.9キロが休止。
1948年(昭和23年)9月10日 - 小郡 - 仙崎線運行開始。
1948年(昭和23年)10月1日 - 秋吉 - 宇部線相互乗り入れにて運行開始。
1949年(昭和24年)12月20日 - 小郡 - 三田尻線運行再開。
1950年(昭和25年)11月1日 - 小郡 - 光間に急行便を運行開始。
1951年(昭和26年)
1月31日 - 本社を徳山市(現:周南市)に移転。(現在の近鉄徳山ビル)
4月25日 - 広島 - 湯田間直通急行バス運行開始。(小郡 - 山口 - 防府 - 徳山 - 高森 - 岩国 - 広島。178.5粁)
1953年(昭和29年)7月2日 - 岩国出張所開設
1953年(昭和29年)11月8日 - 津和野出張所開設。
1954年(昭和30年)9月1日 - 小郡支社廃止。小郡営業所設置。
1954年(昭和30年)10月13日 - 山口営業所開設。
1956年(昭和31年)
2月20日 - 米軍岩国基地内運行開始。
10月25日 - 防長交通株式会社に社名変更。
1957年(昭和32年)
3月20日 - 石見交通と相互乗り入れで、徳山 - 津和野 - 益田線運行開始。のち徳山 - 津和野に縮小。
1994年10月1日、従来の新南陽駅経由に加えて、文化会館入口、須々万経由津和野行きを追加。新南陽駅経由1往復。須々万経由3往復。
1995年7月7日、阿東町願成就温泉に乗り入れ。
1997年廃止。
4月20日 - 益田営業所開設。
1959年(昭和34年)
3月18日 - 高森・笠塚・由布線運行開始。