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防災倉庫(ぼうさいそうこ)とは、地域防災の備えとして、
消耗品が保管・備蓄されている倉庫で、国や県・地方自治体や町内会等が管理している。 この倉庫には様々な物資が用意され、広域避難場所として利用される施設、収容避難場所に使用される小中学校、町内会公民館等に併設されていることが多い。また、通常の倉庫と兼用している場合もみられる。 いずれも火災・震災・洪水などが発生しても、その被害を受けにくい場受けない構造をしており、これら防災倉庫が、災害発生時に被災者の生命や財産を守る物資を提供する。特に日本では古くより大規模火災や地震・水害により、多くの人命が失われた事もあり、全国各地にこのような設備が存在する。また関東から東海にかけての地域など、東海地震・東南海地震といった大地震が予想される地域では、企業などでも独自に防災倉庫を設置する所も多い。 古くは水害時における「水塚」や火災時においての「土蔵や蔵」なども防災倉庫の役割を持っていた。 ※ 炊き出しなどの活動に供するため、調理器具(釜や鍋・蒸し器など)を備える所も見られる。防災用品一覧も参照
概要
保管物資の主なもの
ポンプ(揚水・放水が可能なもの)
ホース(消防用の大口径のもの)
消火器
救出用具一式(シャベル、ツルハシ、ハンマー、バールなど)
天幕
簡易トイレ
ロープ
リヤカー
筵
土嚢用の袋
防寒用の毛布
非常食料
医薬品
鍋
焜炉
浄水器
給水タンク
発電機
ライト
ラジオ
燃料
バルーン型投光器
関連項目
災害
地震
火災
水害
防災
地域防災
日本の消防
ボランティア
自治体
自主防災組織
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更新日時:2020年3月15日(日)09:45
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