阪神タイガースの歌
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「大阪タイガースの歌(創唱盤)」
中野忠晴シングル
初出アルバム『阪神タイガース 選手別応援歌 2003』
A面大阪タイガースの歌
B面大阪タイガース行進曲
リリース1936年3月25日[1]
規格SPレコード
録音1936年2月21日[1]
ジャンル球団歌
応援歌
レーベル日本蓄音器商会(コロムビア)(A-305)
作詞・作曲作詞:佐藤惣之助
作曲:古関裕而
編曲:奥山貞吉

試聴
大阪タイガースの歌 - 中野忠晴(歌)
阪神タイガースの歌 - 若山彰(歌)
いずれも日本コロムビア提供の
YouTubeアートトラック


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「阪神タイガースの歌(球団公認盤)」
立川清登二期会合唱団シングル
初出アルバム『大阪ソウルバラード2005』
A面阪神タイガースの歌
B面阪神タイガース行進曲(インストゥルメンタル
リリース1980年(レコード、カセット
1992年7月22日8センチCD
2023年7月5日(配信)
規格シングルレコード(カセット、8センチCD、配信シングル有り)
ジャンル球団歌
応援歌
時間3分12秒
レーベルビクター音楽産業(17VP-2071)、他
作詞・作曲作詞:佐藤惣之助
作曲:古関裕而
編曲:小沢直与志

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「阪神タイガースの歌」(はんしんタイガースのうた)、通称「六甲おろし」「六甲颪」[注 1](ろっこうおろし)は、日本野球機構(NPB)のセントラル・リーグに所属する阪神タイガースの球団歌である[2]。作詞・佐藤惣之助、作曲・古関裕而

1936年昭和11年)に「大阪タイガースの歌」(おおさかタイガースのうた)の表題で発表された後、1961年(昭和36年)に球団名を「阪神タイガース」へ変更したことに伴い改題と歌詞の一部改訂が行われ、現在に至る[3]。NPBの現存12球団における現行の楽曲としては最古、かつ戦前から歌い継がれている唯一の球団歌である[3]

変イ長調またはト長調[注 2]
概要

1936年(昭和11年)の日本職業野球連盟結成時から現在まで、タイガースの球団歌として歌い継がれている。「史上最古」もしくは「プロ野球初」のように紹介される場合も少なくないが、実際に日本のプロ野球チームで最古の球団歌は1920年大正9年)から1924年(大正13年)まで活動した日本運動協会1922年(大正11年)に作成した「日本運動協会野球歌」であり[4]、日本職業野球連盟の結成時から現存する4球団(巨人、阪神、中日オリックス)中では「大阪タイガースの歌」発表から6日前の1936年3月19日に中日の前身である名古屋軍の公式応援団発会式で初演奏が行われた「名古屋軍応援歌」が最初とされる[5]。よって「プロ野球チームの球団歌」としては3番目となり、NPBの現存球団が制定したものでも「最初」とは言えないが、前2曲は現行でないのに加え楽譜が散逸しているため「現存する最古の球団歌」が「阪神タイガースの歌」であることに変わりはない[6]

NPBの現行12チームの球団歌としては群を抜く知名度で、野球協約上の保護地域である兵庫県はもとより近畿地方全域で幅広く愛唱されて来たが1985年(昭和60年)の優勝・日本シリーズ制覇以降は全国的に知れ渡るようになり[7]、古関裕而が作曲したスポーツ音楽としては「紺碧の空」や「栄冠は君に輝く」「オリンピック・マーチ」などと並ぶ代表作の1曲に挙げられている[8][9]2020年令和2年)に福島民報社が企画したベスト・アルバム『あなたが選んだ古関メロディーベスト30』(COCP-41121?41122)の人気投票では6位にランクインし、巨人の現行(3代目)球団歌「闘魂こめて」(21位、1963年)や中日の旧「ドラゴンズの歌」(14位、1950年)を抑えプロ野球の球団歌としては最高位となった[10]。巨人OBで2003年平成15年)の日本シリーズにおいてはダイエー(現:ソフトバンク)の監督として阪神と対戦した王貞治は「『六甲おろし』はリズム感があって良い歌なんだ。相手の応援歌なんだけど、実はこっちも励まされていた」「古関さんの応援歌はスポーツをしている人を元気づけようという思いがあふれているからね」と評している[9]

古関は上記の3曲以外に「大阪タイガースの歌」の発表から3年後となる1939年(昭和14年)に制定された巨人の初代球団歌「野球の王者[3][11]、また2リーグ分裂初年となる1950年(昭和25年)には旧「ドラゴンズの歌」の他にパシフィック・リーグ初代連盟歌「おおわがパシフィック」[12][注 3]東急→東映フライヤーズ球団歌「フライヤーズの歌[注 4]、さらに時期は不詳(1949年 - 1956年の間)ながら大映スターズの球団歌(作詞者不明)を作曲している[13]
歌詞.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}本作の歌詞は著作物の本国においてパブリックドメインであり、アメリカ合衆国においてもウルグアイ・ラウンド協定法の対象外です。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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