闘将ダイモス
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出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2014年7月)

闘将ダイモス
ジャンルスーパーロボット
アニメ
原作八手三郎
監督長浜忠夫
キャラクターデザイン聖悠紀
アニメーションキャラクター:
金山明博
メカニックデザインスタジオぬえ
出渕裕
製作テレビ朝日東映
東映エージエンシー
放送局テレビ朝日系
放送期間1978年4月1日 - 1979年1月27日
話数全44話
テンプレート - ノート

『闘将ダイモス』(とうしょうダイモス)は、1978年4月1日から1979年1月27日まで、テレビ朝日系列で毎週土曜18:00 - 18:30(JST)に全44話が放送された、東映制作のロボットアニメ
概要

長浜忠夫監督による「長浜ロマンロボット3部作」の第3作に数えられており、前作までと同様に東映が企画し、制作を日本サンライズに委託するという制作体制が踏襲されている。

「友情」をテーマにした『超電磁ロボ コン・バトラーV』、「父子の愛」をテーマにした『超電磁マシーン ボルテスV』に続き、本作品では「男女の愛」がテーマとして掲げられた。『ロミオとジュリエット』のオマージュとして[1]ロボットアニメに異星人同士の恋愛要素を持ち込んだ。地球を攻撃する異星人側も、一方的に侵略戦争を仕掛けるのではなく、平和裡の移住を求めた交渉の場で起きた惨事から戦争に発展し、戦時下でも民主化や地球との和平を求めるレジスタンス運動が存在することが描かれるなど、よりドラマ性を重視した作劇が志向されている。

また本作品では実写畑からきた鈴木武幸プロデューサーの発案で、アニメでありながら殺陣師として高橋一俊を起用。本作品のアクションシーンは高橋の動きを撮影したものをトレースして描かれており、鈴木によると「実写のアクションによる面白さを加味できた」としている[2]

本作品の放送当時、テレビアニメは16mmフィルムで撮影したものが主流だったが、本作品では珍しくそれよりも格上の35mmフィルムで撮影されている。これは16mmの撮影台が他の作品と重なり使えず、35mmの撮影台しか空いていなかったことに起因するものである。先方の都合ということもあり、16mmと同じ料金でクオリティの高い35mmを使えたため、制作者としては願ったり叶ったりだったという[3]

長らく映像商品化されず、レンタルビデオも存在しなかった。スカイパーフェクTV!での放送以外では視聴困難な作品であったが、2007年にDVD-BOXが発売された。
あらすじ

母星を失って巨大宇宙船で太陽系に現れたバーム星人が安住の地を求めて呼びかけた地球人との会見は、バーム星代表のリオン大元帥が何者かに毒殺されるという暗殺事件によって決裂した。後任のオルバンはこれを地球側の陰謀であるとして人類に報復宣戦し、1999年、リオンの遺児リヒテル提督に率いさせた戦闘ロボ軍団で攻撃を開始する。そこへ巨大変形ロボ「ダイモス」を駆ってバームのメカ戦士と戦う竜崎一矢は、戦いの中で記憶喪失の少女エリカと出会う。いつしか2人は恋に落ちるが、実はエリカはバーム星人であり、リヒテルの妹であった。
登場人物
地球人
竜崎 一矢(りゅうざき かずや)
- 神谷明本作品の主人公。竜崎勇博士の一人息子であり、ダイモスの操縦者でもある空手の達人。趣味はドラムス。父親の影響もあり、幼い頃から宇宙飛行士を目指していた。正義感あふれる青年で、父の遺したダイモスでバーム星人と戦う。戦闘中に出会ったエリカと恋に落ち、エリカが父を殺したバーム星人の一人であることを後に知り苦悩する。バーム星の戦闘部隊と戦いながら、ハレックやマルガレーテなど理解しあえるバーム星人もいることに気づき、さらにハレックやリヒテルとの戦いを通じて、バームの軍人は戦う相手ではあっても「本当の敵」ではないとの認識も持つようになり、物語後半では戦闘以外の道を模索していた。最終回で木星へと落下する小バームを救おうとするが銃弾に倒れ、エリカ共々リヒテルに救われた。番組時間で4年前、14歳の時に宇宙飛行士訓練センターでの事故で全身麻痺となったが、苦しいリハビリテーションでそれを克服した壮絶な過去がある。設定年齢18歳。
夕月 京四郎(ゆうづき きょうしろう)
声 - 曽我部和行(タイトルコールも兼任(第7話以降)[注釈 1]/後:曽我部和恭)、梁田清之スーパーロボット大戦シリーズ)一矢の親友で剣術の達人。ダイモスを支援する戦闘爆撃機「ガルバーFXII」(IIはローマ数字の2)のパイロット。天然のアフロヘアーサングラス、常にコート姿で日本刀を背負っているという特殊な出で立ちである。「**曰く――」と、事あるごとに先人の名言を引用する。幼い頃に両親を失い、祖父である夕月一刀斎(声 - 千葉耕市)に育てられた。また、彼の恋人である玲子のフランス語の講師を担当していたこともあり、結婚を迫られるなど散々手を焼かされ、彼女を目にすると寒気が走っていた。パイロットとしての技量は高く、劇中でガルバーを撃墜されたことはなかった。設定年齢18歳。小バーム制圧後の制御室への突入作戦で隠し銃の狙撃を受け、胸や腹に何発もの銃弾を浴びて昏倒し、そのまま負傷兵として医務室送りとなる。聖悠紀の元デザインではストレートの長髪だった。
和泉 ナナ(いずみ ナナ)
声 - 栗葉子吉田小南美スーパーロボット大戦シリーズ)和泉博士の孫娘。京四郎と共にガルバーに搭乗し、戦闘に参加する。一矢を「お兄ちゃん」と呼ぶが、それ以上の激しい恋愛感情を抱いており、エリカに嫉妬したこともある。最終的には潔く自らの恋を諦めて2人を祝福した。怒ったときなどに「ワン!」と犬の鳴き真似をするのが特徴。設定年齢16歳。
竜崎 勇(りゅうざき いさむ)
声 - 飯塚昭三ダイモビックの責任者の一人であり、月基地の司令官。科学者としては人類にとっては未知のエネルギー「ダイモライト」研究の第一人者であり、宇宙開発を夢見てダイモビックとダイモスを開発した。バーム星人からの和平交渉を受け、地球へリオン大元帥を招いたが、会見の席上でリオン大元帥が毒殺された際に、リヒテルの怒りに任せた発砲(実は混乱に乗じたゲロイヤーの狙撃)を受けて死亡。設定年齢49歳。
和泉 振一郎(いずみ しんいちろう)
声 - 勝田久ダイモビックの責任者の一人であり、竜崎博士と協力してダイモスを作り上げた。一矢の空手の師匠でもある。竜崎博士亡き後、総司令官としてダイモビックを仕切るが、戦闘向きの性格ではなく、指揮の面では三輪長官(後述)に押し切られることもしばしばである。しかしダイモスを接収しようとする三輪長官をのらりくらりとかわす飄々とした一面もあり、物語中盤ではバーム星人への徹底報復に凝り固まる国際社会に対し、堂々と和平の道を訴えるなど剛毅な面も見せる。第29話で頭部に深刻な怪我を負い、バーム製の人工小脳で命をとりとめる。設定年齢65歳。
三輪 防人(みわ さきもり)
声 - 大木民夫(初期ナレーションも兼任[注釈 2]国連地球防衛軍太平洋本部司令長官・兼日本防衛庁長官。竜崎、和泉両博士とは旧知の間柄らしい。第1話初登場時には責任感のある軍人として描かれていたが、防衛軍主力の全滅を機にダイモスの出動を要請したあたりから徐々に独善性を露呈していく。ダイモビック側との感情面の軋轢が激しくなると、一矢への呼び名も君づけから呼び捨てへと変化すると同時に、部下をダイモビック内部へ派遣して、和泉博士を初めとする和平派の動きを監視するようになっていった。地球を愛してやまないがバーム星人への憎悪のあまり、自分の意にそぐわない意見には耳を貸そうとせず、兵士や人質、民間人の犠牲も厭わない偏狭な人物。


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