関東鉄道つくば北営業所
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1999年8月、当時運転されていた「ニューつくばね号」と、下館駅行きの一般路線バス

関東鉄道つくば北営業所(かんとうてつどうつくばきたえいぎょうしょ)は、茨城県つくば市沼田283に所在する関東鉄道路線バス営業所である。バスターミナル「筑波山口」(つくばさんぐち)を併設しており、本稿ではその両者について扱う。
目次

1 関東鉄道つくば北営業所

1.1 運行路線

1.1.1 土浦駅 - 筑波山口

1.1.2 下妻駅 - 土浦駅

1.1.3 筑波山シャトルバス


1.2 廃止路線

1.2.1 筑波山口 - 筑波山

1.2.2 土浦駅 - 筑波山

1.2.3 筑波山口 - つくばセンター

1.2.4 岩瀬 - 筑波山口

1.2.5 高速バス(ニューつくばね号)


1.3 車両


2 筑波山口(バスターミナル)

2.1 乗り入れバス路線

2.2 歴史

2.3 ターミナル周辺


3 関連項目

4 脚注

5 外部リンク

関東鉄道つくば北営業所[ソースを編集]

「筑波営業所」として開業。現在も所属車両に記されている営業所略記の「TK」はこのTsuKubaに由来する。後に改称し「つくば北営業所」となる。一時期「つくば中央営業所つくば北車庫」に格下げされたが、再度昇格し現在に至る。

営業所の事務所は、1987年筑波鉄道筑波線路線廃止に伴い廃駅となった旧筑波駅の駅舎を改装したものである(営業所住所はこの駅跡地のもので、筑波山口バスターミナルも元々筑波駅に併設された「筑波駅」停留所であった)。車庫自体は少し離れた場所にあるが、発着系統の減少によりバスターミナルのスペースに余裕が出来たことから、一部をバスの停泊施設として使用しており、給油設備も置いている。
運行路線[ソースを編集]

2017年3月現在、土浦駅 - 筑波山口、土浦駅 - 下妻駅、および「筑波山シャトルバス」の3路線[1]を担当(共同運行を含む)しており、関東鉄道のバス営業所としては最も路線数が少ない。

また、コミュニティバスつくバス北部シャトルを担当している。つくバスについてはつくバス#運転系統を参照。
土浦駅 - 筑波山口[ソースを編集]

筑波山口 - 北条 - 小田 - 宝篋山入口 - 高岡 - 藤沢 - 中並木 - 土浦駅

1987年に廃止された筑波鉄道筑波線の土浦駅 - 筑波駅間にほぼ沿う。区間便として土浦駅 - 高岡発着便[2]も存在するが、そちらは主に土浦営業所の管轄となっている。筑波駅はかつて鉄道による筑波山アクセスの玄関口であり、旧筑波線の廃止以降は当バス路線がその代替手段となっていたが、2005年東京秋葉原駅つくば駅を結ぶつくばエクスプレスが開業。東京方面から見て当路線よりアクセスの良い、つくば駅と筑波山方面を結ぶシャトルバスの運行が開始され、観光路線としての役割を譲ることになった。ただ沿線には大学・高校が多数あり、生活路線として一定の利用客と本数を保っており、重複している下妻-土浦線が減便した影響も補っている。一部で他の営業所の管轄路線や他社路線と重複する区間がある。

(土浦駅 - )筑波山口 - 真壁駅(廃止)

かつては土浦駅 - 筑波山口のバスの一部便が、筑波山口 - 真壁駅間にも乗り入れていた。こちらも筑波鉄道筑波線の廃線跡にほぼ並行する路線であった。路線バスとしては2011年3月31日限りで運行終了。通学の高校生が主な客層となっていて、廃止時点で筑波山口 - 真壁駅間は朝夕の1日2.5往復のみとなっていた。なお後述するが、同区間をほぼ復活させる形で桜川市による「広域連携バス」の実証実験運行が2016年10月より開始された(実際の運行は関鉄パープルバスが担当)。
下妻駅 - 土浦駅[ソースを編集]

下妻駅 - 高道祖 - 北条駅入口 - 高岡 - 藤沢十字路 - 土浦駅

関鉄パープルバスとの共同運行路線で、朝の土浦駅始発から1往復のみ担当している。筑波山南麓を東西に横切る路線で、筑波山口バスターミナルを経由しない。北条三差路バス停から土浦駅までの区間で前述の土浦駅 - 筑波山口線と重複する。
筑波山シャトルバス[ソースを編集] 筑波山シャトルバス

つくばセンター - 沼田 - 筑波山神社入口 - つつじヶ丘

関鉄グリーンバス・関鉄パープルバスとの共同運行路線。筑波山中腹へ向かう観光客に特化した直通路線であり、停留所は上記4か所のみである。ただし筑波山梅まつりの時期(概ね2月-3月)のみ、筑波梅林近くの「梅林入口」停留所に停車する(つくばセンター行きの便の乗車のみ可能[3])。

2005年8月のつくばエクスプレス(以下、「TX」とする)開業当初は、TX線上の各駅から筑波山中腹に直通する定期バスを設けなかったが、TXを利用して筑波山を訪れようとする観光客が予想を大きく上回ったため、会員制の貸切バスとして運行を開始し、その後定期路線バスになった新しい路線である。現在はTXと合わせて利用できる乗車券が発売されるなど、観光地である筑波山への主要なアクセス手段として年間を通し利用客が多い。特に筑波山梅まつり(概ね2月-3月)の時期や筑波山もみじ祭り(概ね11月)の時期に多く、各営業所から応援を呼び増車対応をした事もある。

2011年の筑波山口 - つつじヶ丘線廃止(後述)と同時に沼田停留所にも停車するようになった。沼田停留所と筑波山口バスターミナルとの間(約200m)を徒歩で移動することで相互の発着便間で乗り換えが可能である。また同時に、それまで筑波山シャトルでは筑波山神社入口 - つつじヶ丘間のみの乗車が出来ない規則(いわゆるクローズドドアシステム)があったが、乗車可能になった。

また、通常時は夜間・深夜便の運行は行われないが、毎年大晦日限定でつくばセンター発23:00の便が臨時運行される[4]
廃止路線[ソースを編集]

以前は下館・真壁・岩瀬・下妻方面のローカル線も多数有した。以下は主要な廃止路線のみ。
筑波山口 - 筑波山[ソースを編集]

筑波山口 - 筑波山神社前(2006年廃止)20世紀初頭から、TX開業後の2006年まで運行されていた路線。1930年代には既に神社まで運行されていた。筑波鉄道の筑波駅(現・筑波山口)から筑波山中腹へ至るかつての主要ルートである。西山(後の筑波山神社入口)から分岐して筑波山神社前まで乗り入れる短い枝線があり、つつじヶ丘系統よりも筑波山神社前系統に比重が置かれていた。筑波山神社前停留所は、筑波山神社拝殿に近い土産物店「はつね」に併設されたガレージ内であった。ここでは狭いスペースにバックで駐車する必要があったため、つくば北営業所所属のバスにのみバックアイカメラが搭載されていた。1990年代頃は土浦方面の一般路線、東京方面の高速バスと接続して双方の乗客を乗せるため、満席(立席)になることも多かった。

筑波山口 - 筑波山神社入口 - つつじヶ丘(2011年廃止)2006年に運行開始。2011年4月1日廃止。


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