「関東バス」、「関東自動車 (埼玉県)」、「関東鉄道」、あるいは「関東自動車工業」とは異なります。
関東自動車株式会社
Kanto Transportation, Inc.[1]
関東自動車本社ビル
種類株式会社
略称関東バス
本社所在地 日本
〒321-0964
栃木県宇都宮市簗瀬四丁目25番5号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度33分11.8秒 東経139度53分59.4秒 / 北緯36.553278度 東経139.899833度 / 36.553278; 139.899833
関東自動車最大のターミナル・宇都宮駅(2006年9月撮影)1987年から2016年3月まで本社が入居していた関東地産ビルベルモール日光東照宮バス停バス停留所/しらゆり型の標識
関東自動車株式会社(かんとうじどうしゃ、英語: Kanto Transportation, Inc.)は、栃木県宇都宮市に本社を置き、路線バス・貸切バス事業および索道事業(那須ロープウェイ)を経営するみちのりホールディングス傘下の事業者である。通称・旧屋号は「関東バス」で商標登録もなされている[2][3] が、現在は正式社名の使用場面が増えている[注 1]。 栃木県内の一般路線バスにおいて約70%の市場占有率(輸送人員ベース)を有するとともに、貸切バス保有台数も栃木県内最多のバス事業者である。 一般乗合バス事業(一般路線バス・長距離高速バス)・貸切バスのほか、総合サービス部(旧・株式会社関東バス総合サービス)が市町営バスや私立高校のスクールバス運行などを請け負い、また関連会社に観光事業者(旅行代理店)や自動車整備事業者などがある。 関東自動車は、1923年(大正12年)に石橋町の小平重吉、戸田正次(呉服商)、戸田保美(銀行業)および栃木町の小松沢繁助(乗合馬車営業)の4氏により合資会社関東自動車商会として設立[5] され、翌年8月に栃木 - 太平山間および栃木 - 壬生間の2路線を1924年式の5人乗りT型フォード[6] で運行を開始。その後も栃木、鹿沼および粟野で新路線を開業していった。 大正時代、栃木県内各地には多数の同業者が乱立し熾烈な路線競合が起きていたため、関東自動車商会が沿線の有力者を取り込んでより強力な基盤を築くべく、1927年(昭和2年)5月8日に組織変更したのが現在の関東自動車株式会社である[5]。この時期は路線基盤が栃木町にあり、本社も栃木町に置かれていた。初代社長には小松沢繁助が就任した[7][8] 県都・宇都宮地区での路線営業は、組織変更とともに買収した丸宇自動車が保有する路線の栃木 - 壬生線を延長した栃木 - 宇都宮線が第一号で、その後1931年に宇都宮の城山自動車を買収し宇都宮営業所を新設。
概要
沿革