関東学院中学校高等学校
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度26分30秒 東経139度37分10秒 / 北緯35.44167度 東経139.61944度 / 35.44167; 139.61944
関東学院中学校高等学校(かんとうがくいんちゅうがっこうこうとうがっこう)は、神奈川県横浜市南区三春台4番地にある私立中学校・高等学校。 横浜バプテスト神学校が起源の完全中高一貫校[1]。高等学校の入学者一般募集は1990年を最後に行われていない[2]。「Be a Man and Serve the World(人になれ 奉仕せよ)」を校訓とし、礼拝、聖書教育も重んじている。 高等学校卒業後は、ほとんどの卒業生が大学や専門学校に進学する。系列大学である関東学院大学への進学数は多くはない。 また、中学卒業後、関東学院高等学校以外の高校に進学する学生も若干名存在している。 これには、学力レベルや生活態度などが高等学校に進学できるレベルにないと判定され、やむを得ず外部の高校を受験して進学する「ドロップアウト型」のケースと、よりレベルの高い高校を志望し、そこに受験して合格し、進学するという「上位志向型」のケースの2通りがある。 1985年当時、中学だけでは定員が確保できず高校からの募集も行っており、制服の変更や、英語教科書にプログレスを採用するなどして低迷化の歯止めを図った。2000年前後に東京大学合格者を出す進学校として数年だけ復活したが「ゆとり教育」週制を公立学校並みに取り入れたため進学実績は1985年当時に逆戻りし、志願者の大幅減となった。志願者減に歯止めをかけるため2008年度から週6日制に戻している。2018年度から二期生になり授業時間の増加、英会話教室ベルリッツ・ジャパンと連携したベルリッツ・メソッドによる、外国人講師による英語のみを用いた総合的学習の授業も加わった。 (沿革節の主要な出典は公式サイト[6])
概要
校舎
中学校旧本館は、J・H・モーガンの設計で[3]、1929年に建築された[3]。鉄筋コンクリート造3階建て地下1階で、外観には中世英国ノルマン様式が採用され、教室や礼拝堂があった[3]。1992年に横浜市認定歴史的建造物となり[3][4]、2009年まで使用されていたが、別の校舎が完成し閉鎖された[3]。改修保存のために耐震診断をしたところ、老朽化が著しいことが判明し[5]、惜しまれつつ2016年3月に解体された[3]。新築する校舎に外観を復元する計画があり、歴史的建造物の認定は継続する[3]。調度品やステンドグラスなど取り外せるものは保存し、再利用や展示をすることも検討されている[5]。2016年1月23日と24日には「お別れ会」が開かれ、卒業生や市民など約700名が参加した[5]。
現在中学校は新校舎での授業を行っている。鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ約7700m2。敷地の高台にある高等学校旧館を除却し、跡地とバスケットコートの位置に建設された。新校舎には、食堂(J・H・コベルにちなみコベルホール)も設けられた。エレベーターを1基設置。2008年1月に完成。
沿革
1884年(明治17年) 横浜山手64番に横浜バプテスト神学校創立。校長はA.A.ベンネット。
1895年 東京築地居留地42番に東京中学院創立。