この項目では、教育学者の関啓子について説明しています。言語聴覚士の関啓子については「関啓子 (言語聴覚士)」をご覧ください。
関 啓子(せき けいこ、1948年 - )は、日本の教育学者、一橋大学名誉教授。 千葉県松戸市生まれ[1]。1971年、一橋大学社会学部教育思想史卒[2]。1973年、同大学院社会学研究科修士課程修了。指導教官は鈴木秀勇[3]。1976年同博士課程単位取得満期退学[2]。1978年再入学[2]。1981年博士課程単位取得満期退学[2]。藤岡貞彦ゼミナール出身。 1976年より1978年まで一橋大学社会学部助手[2]。1981年より同助教授[2]、1990年に教授昇任[2]。1994年『クループスカヤの思想史的研究』で一橋大学博士(社会学)。審査員中内敏夫、藤岡貞彦、中村喜和[4]。1997年、大学院重点化に伴い、大学院社会学研究科教授に配置換え[2]。2002年日本教育政策学会理事。2005年日本教育政策学会報編集委員長[5]。2012年一橋大学定年退職、名誉教授[6]、特任教授。
人物・経歴
著書
『全面発達と人間の解放 クループスカヤの初期教育思想の研究』明治図書出版、1985.10.
『クループスカヤの思想史的研究 ソヴェト教育学と民衆の生活世界』新読書社、1994.9.
『多民族社会を生きる 転換期ロシアの人間形成』新読書社、2002.4.
『アムールトラに魅せられて 極東の自然・環境・人間』東洋書店、ユーラシア・ブックレット、2009
『コーカサスと中央アジアの人間形成 発達文化の比較教育研究』明石書店、2012.8.
『トラ学のすすめ アムールトラが教える地球環境の危機』三冬社
『「関さんの森」の奇跡 市民が育む里山が地球を救う』新評論、2020.1.
共編著
『資料ロシアの教育・課題と展望』澤野由紀子共編. 新読書社、1996.4.
『ジェンダーから世界を読む』木本喜美子共編. 明石書店、1996.4.
『人間形成の全体史 比較発達社会史への道』中内敏夫、太田素子共編. 大月書店、1998.5.
『環境教育を学ぶ人のために』御代川貴久夫
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