関係詞
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関係詞(かんけいし、英: relative, relativizer (英語版))は、関係節を構成するために用いられる品詞である。関係代名詞 (Relative pronoun) 、関係副詞、関係形容詞などがある。
概要

関係節 (Relative clause)は、名詞名詞句を修飾する従属節であり、関係節に修飾される名詞/名詞句は主要部名詞 (head noun)という。関係節が主要部名詞に後続する場合は、先行詞(Antecedent)という。

関係詞は関係節を構成する手段の一つである。この品詞はインド・ヨーロッパ語族の言語の他、アラビア語ヘブライ語スワヒリ語などにあるが、世界的に見れば関係詞を持つ言語はそれほど多くはない[要出典]。関係詞は関係節頭に置かれて関係節の開始を示すと同時に、先行詞が関係節中で果たす役割(主語であるか目的語であるか、場所や時の副詞句かなど)をも標示する。つまり、関係詞は先行詞を含む句の代用形としても機能する。関係詞が関係節中の名詞句の代用形である場合、関係代名詞 (Relative pronoun) という。同様に、副詞句ならば関係副詞、形容詞句ならば関係形容詞という。

the man who I saw yesterday「昨日私が会った男」

この例において関係詞 who は関係節の始まりを表すと同時に、先行詞 man が関係節の中の目的語にあたることを示している。この場合、名詞句の代用形となっているので、who は関係代名詞である。

一般に関係詞と呼ばれているものでも、代用形としての機能を持っていない場合がある(英語の that 、スペイン語の que など)。これらは歴史的に担っていた代用形の役割を失ったためである。諸言語の関係節を類型的に論じる際には、これらは関係詞型ではなく空所型 (gap-type) として分類されることがある。
英語
関係代名詞

関係節には制限的関係詞節(制限節、restrictive clause, defining clause)と非制限節がある。いずれの文節でも、関係代名詞 (Relative pronoun)は、主語、目的語、または所有代名詞 (whose) として機能する[1]。制限節は、主節からコンマで区切られず、主節の先行詞について本質的な情報を追加するので、省略はできない。コンマで主節から区切られる非制限節は、先行詞の追加情報を付加するが、省略可能である[1]

関係代名詞は、文中では接続詞のように働き、節の中では代名詞として働く。
who, whom, whose
人を指示する名詞句・代名詞を先行詞とする。

Naoto has a friend who lives in Sydney. (ナオトにはシドニーに住んでいる友だちがいます。)
whomは、whoよりフォーマルで、通常の会話では省略されることが多く、アメリカ英語ではあまり使われない[1]。ただし、次の文のように前置詞が前にある場合は、前置詞の目的語として機能しているので、whomを省略できない[1]

The visitor for whom you were waiting has arrived. (あなたが待っていた来客が到着しました。)

which
事物を指示する名詞句・代名詞を先行詞とする。現代の英語では、by whichのように前置詞を伴う場合を除き、限定用法ではthatがより好まれる傾向がある。

The dog which is sleeping in the yard is Ryo’s. (庭で眠っている犬はリョウのものです。)

that
人を指示する名詞句・代名詞と事物を指示する名詞句・代名詞物のいずれをも先行詞とすることができる。しばしば先行詞が定冠詞によって限定されるなど、who や which よりも限定的に用いられ、現代語ではいわゆる非限定(継続)用法がない。目的格の場合、しばしば省略される。また同格名詞節の that と紛らわしい場合がある。

The girl that makes delicious cakes is Aki. (おいしいケーキを作る女の子はアキです。)

Meg is a girl that※ everyone loves. (メグはだれもが愛する女の子です。)※目的格なので省略してもよい。

thatが用いられる傾向が強い場合
最上級や序数詞、the very, the only などを伴う先行詞の場合

先行詞が疑問代名詞の場合

先行詞が、人を指示する名詞句・代名詞と事物を指示する名詞句・代名詞からなる場合

関係代名詞の先行詞が補語になっている場合

関係節が関係代名詞と be 動詞のみで構成される場合

先行詞が不定代名詞(something, everything, etc.)の場合

強調構文(it is ... that ~)


擬似関係代名詞

次のような用法も関係代名詞とみなされることがあるが、比較構文の as や than の場合、そのあとで関係代名詞 what(あるいは比較の尺度となる語句)が省略・削除されているという考え方をとれば、これらも接続詞とみなすことができる(実際、非標準的な英語では比較構文の as や than のあとに what が出現することがある)。また、日本の英和辞書には as や than を引くと関係代名詞の項目があるが、ほとんどの英米の辞書にはそういう項目はない。
as
限定(制限)用法では、such + 名詞、the same + 名詞を先行詞にとり、相関的に用いられる。非限定(非制限、継続)用法では、文全体を修飾する。

This is the same book as he has. (これは、彼が持っていた本と同じ物だ。)
(cf.) This is the same book that he has.日本では、前者が「同種類の本」を意味するのに対し、後者は彼が所持している「まさにその本」を意味すると言われてきたが,反例が多い。最近の辞書や文法書にはこのような説明は見られない。

As is often the case with him, he forgot his textbook today. (彼にはよくあることだが、今日も教科書を忘れた。


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