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やノートページでの議論にご協力ください。閘門(こうもん、英語: Lock)は、水位の異なる水面をもつ河川や運河、水路に設けられる船を通航させるための施設[1]。異なる水位間に水位が変化しうる一区画を設けて区画内の船を上下できるようにした設備を水閘[2]、水閘を区画するための界壁を閘門という場合もある[3]。 上下の異なる水位間を船が航進する方法の一つが水閘で、水閘は異なる水位間に水位が変化しうる一区画を設け、その中に船舶を進めて水を出し入れすることで一方の水位に合わせて上下するようにした設備をいう[2]。水閘は両側壁と閘底からなる[4]。この水閘を区画するための界壁を閘門という[3]。 上下2つの異なる水位間に閘室と呼ばれる区画を備え、閘室の前後に隔壁となる閘門の類を有し、閘室内の水位を上下させて外側の水位と等しくすることができる水閘を有室閘という[5]。 船渠に使用される水閘の一種で、船渠内の水位を保つために船渠外の海水の水位が船渠内の水位よりも高い場合に、閘門を開放して自由に船が出入りできるようになっているが、その他の場合には閘門を閉鎖しておくもの[5]。有室閘の前室に相当するもののみで、閘室と後室が欠けている構造で、船の出入りが頻繁でない船渠の場合に用いられる[5]。一対の閘門で高低の水位を隔離するものを単床閘(単閘)といい、船渠内の水位を保つための船渠単閘も単床閘(単閘)だが、水位が内高外低のときは閉鎖し、外高内低のときは開放しておく[6]。 堤防の樋門と同じく外側に向かってのみ閉鎖できるもので、稀に高水位となるときのみ閉鎖され、その他のときは常時開放しておくものを保障閘または潮閘という[5]。外海の高潮を遮断するための潮閘も、一対の閘門で高低の水位を隔離する単床閘(単閘)で、水位が外高内低のときは閉鎖し、内高外低のときは開放しておく[6]。 有室閘の両端に二対の閘門を備えているもので、高水位がいずれかにあっても差し支えなく自在に通行できるようにしたものを二重有室閘という[5]。 落差が大きい場合に水閘を連続して階段状に配置したもので、上の水閘の後部閘門が下の水門の前部閘門となっているものを階段水閘または階閘という[5]。 水閘を並べて設置する場合を並行閘といい、パナマ運河も並行式の水閘である[6]。
水閘と閘門
水閘の種類
有室閘
船渠単閘
潮閘
二重有室閘
階閘
並行閘
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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