間ノ岳
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この項目では、南アルプスの間ノ岳について説明しています。北アルプスの間ノ岳については「間ノ岳 (北アルプス)」をご覧ください。

間ノ岳
北岳から望む間ノ岳と北岳山荘
標高3,189.50[1] m
所在地 日本
山梨県南アルプス市南巨摩郡早川町
静岡県静岡市葵区
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度38分46秒 東経138度13分42秒 / 北緯35.64611度 東経138.22833度 / 35.64611; 138.22833 (間ノ岳)座標: 北緯35度38分46秒 東経138度13分42秒 / 北緯35.64611度 東経138.22833度 / 35.64611; 138.22833 (間ノ岳)[2]
山系赤石山脈
種類隆起
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}間ノ岳の位置

北緯35度38分46秒 東経138度13分42秒 / 北緯35.64611度 東経138.22833度 / 35.64611; 138.22833 (間ノ岳)

間ノ岳(甲府) - 地理院地図

間ノ岳 - Google マップ

OpenStreetMap
プロジェクト 山
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間ノ岳(あいのだけ)は赤石山脈(南アルプス)北部にある標高3,190 m[注釈 1][注釈 2][1][2][3]飛騨山脈にある奥穂高岳と並んで、日本第3位の高峰である。深田久弥の日本百名山のひとつ。山頂は山梨県静岡県にまたがる。当山の南北縦走路の約3kmは標高3000mを連続して超えるため「日本一の標高3000mの縦走路」と云われる。
概要

南アルプスの最高峰である北岳の南側約3.3 kmに位置し、さらに南の農鳥岳とあわせて白峰三山と呼ばれている。山名の由来は、白峰三山の真ん中の山であるためとされている[4]。だが、農鳥岳は残雪により白い鶏が現われることからそのように呼ばれているが、当山にも雪が消えた地肌が黒い小鳥に見えることから当山が農鳥山であるとの論争があったが、結局、現在の山名で落ち着いている。2014年4月1日に、国土地理院が最新の衛星測位システム(GNSS測量)に基づき標高を改定し、奥穂高岳と並んで日本で3番目の高峰となった。南アルプスでは北岳に次いで第2の標高を誇り、日本百名山[5]、及び山梨百名山[6]に選定されている。山頂の東側には細沢カール(圏谷)がある。

白峰三山を全体としてみると高山植物の豊富な山域で間ノ岳も同様だが、山頂近辺に限っては岩屑帯で、高山植物は少ない[7]

なお、山頂付近には地すべりによってできたと考えられる線状凹地が発達しており、この地滑りが起こる前は現在より数十メートル程度標高が高かったのではないか、と考えられている。そのため、現在でこそ日本で3番目の高さの山だが、最終氷期には日本最高峰だったのではないか、とも推定されている。その当時、富士山はまだ現在の高さに達しておらず、また2位の北岳との現在の標高差がわずか4m弱しかない為である。

行政区域としては山梨県静岡県の境に位置しており、山頂の南側は静岡県の最北端となっている。
歴史

1814年文化11年) - 「甲斐国志」で山名が掲載された[5][4]

1904年明治37年) - ウォルター・ウェストンが日本を再訪問し、北岳・鳳凰山及び仙丈ヶ岳とあわせて登頂[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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