開運音楽堂
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開運音楽堂
ジャンル
音楽番組
演出わたなべさとし(P兼務)
テーマ曲作者nao
国・地域 日本関東ローカル
言語日本語
話数1034
製作
プロデューサーわたなべさとし(演出兼務)
制作TBSスパークル[注 1]
製作日音
TBSテレビ

放送
放送局TBSテレビ
映像形式16:9
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2003年4月12日 - 2023年12月23日
放送時間土曜日4:15 - 4:45
放送分30分
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開運音楽堂(かいうんおんがくどう)は、TBSテレビ関東ローカル)にて2003年4月12日から2023年12月23日[1]まで放送されていた早朝の音楽番組。放送時間は毎週土曜日午前4:15 - 4:45。放送開始当初は午前5:00 - 5:25。2006年4月より4:45 - 5:10、2009年4月より4:50 - 5:15、2010年7月には5分延長し4:30-5:00、2016年4月より現在の時間となった。
概要
放送内容

J-POP演歌歌謡曲ミュージック・ビデオ(MV)の紹介に加え、ゲストトークや企画コーナー、新作連続ドラマ紹介などを交えた内容となっていた。

地上波キー局で演歌、歌謡曲のMVを観ることが出来る数少ない番組の1つで、紹介曲の歌手の多くからビデオコメントが寄せられる。文字多重放送にも対応しているため、歌詞を見ながらのMV視聴が可能。

番組開始当初よりロケ企画などを除き、東京・赤坂のTBS内にあると思われる背景がガラス張りのサテライトスタジオらしき場所から放送。2007年6月よりスタジオがリニューアルされた。2019年8月より東京都千代田区有楽町にある「KEF Music Gallery」に移転。2020年4月に新型コロナウイルス感染拡大よる緊急事態宣言が発出されるとナレーション進行となった。2021年以降のスタジオ収録再開後は、場所を度々変更しながら放送していた。

2008年4月5日の放送でハイビジョン制作になったと発表されたが、それ以前も地上デジタル放送で視聴すると16:9ワイド画面になっていた。生放送ではなく録画放送。

放送開始当初はオノ・アヤコ、MYといった歌手が司会進行をしていたが、半年後にTBSアナウンサー駒田健吾ミスマガジン2003のグランプリ岩佐真悠子のコンビが登場し、以後はアナウンサーとミスマガジングランプリの2人による進行というスタイルが定着した。アシスタントは、2003年から2013年までの9年8ヶ月間、歴代ミスマガジンのグランプリが担当していた。

駒田と岩佐の登場以来、スタジオ進行部分で画面下部に表示されるCG画像など、番組全体的にオレンジを基調としていたが、桜庭ななみの登場時からグリーンを基調としたものに変更された。さらに、杉山と河内の代からは企画によって基調色が変更されることがあった。

2020年2月6日の放送から、「アシスタント」の呼称を「Music Presenter(ミュージック・プレゼンター)」に変更することが公式Twitterより発表された[2]。これにより、「アシスタント」の呼称は第13代で終了となった。
番組コンセプト

「先取りに関しては自信があり、いつも数年先を見ている。『今後ブレイク必至』の人材を紹介するのがコンセプト、だから『開運』。」(2008年8月2日放送での駒田談)。実際、番組で取り上げられてから数年後にメジャー・デビューするケースがあり、スキマスイッチ大塚愛GReeeeN秋元順子加藤ミリヤなど多数のアーティストをブレイク以前に紹介している。特に秋元順子は、ほとんど知名度がなかった2007年2月に取り上げていた。しかしすでにメジャーなアーティストの紹介も多く、すべてがこのコンセプトに基づいて選曲されているわけではない。特に演歌・歌謡曲のコーナーはほとんどがメジャー歌手である。また、グランプリ獲得間もないミスマガジンを起用していたのもこのコンセプトの一環。2019年12月21日の放送では喜入が「ネームバリューではなく可能性にかけるのが開運音楽堂」とも発言している。
キャッチコピー

番組冒頭でアシスタントによる「音楽を聴けば幸運が訪れる開運音楽堂」という台詞が必ず入る。このコピーは当初「音楽を聴けばあなたに幸運が訪れる開運音楽堂」だったが、途中から「あなたに」が削除された。エンディングは「土曜の朝は開運音楽堂でお楽しみ下さい」とMusic Presenterが言った後、続けて司会進行がエンディングテーマ曲を紹介するのが定番。
番組キャラクター

北乃きい出演時から番組中にアニメキャラが登場するようになった。

きいちゃん…北乃をモデルにした萌え系キャラ。

クラシナさん…倉科カナ出演時からきいちゃんに変わり登場した。倉科カナがモデルで、初代より若干お姉さんキャラになった。

シカちゃん…鹿谷弥生出演時からクラシナさんに変わり登場した。鹿谷弥生がモデル。

773…桜庭出演時からシカちゃんに変わり登場した。桜庭がモデル。

SARI…小林さり出演時から登場した。小林がモデル。

YUA…新川優愛出演時から登場した。新川がモデル。

うーちゃんまん…佐武宇綺デザインによる丸顔でマントを羽織ったキャラクター

おぎこ…佐武宇綺デザインによる赤荻アナウンサーを模したキャラクター

みさぽん…衛藤美彩出演時から登場した。衛藤がモデル。

たまこ…玉城ティナ出演時から登場した。玉城がモデル。

ベイビー きくち まめよし…顔は玉城ティナ、体は衛藤美彩、ヒゲは菊地智義(ポテト少年団)本人が描き、佐武宇綺が命名したキャラクター。

みさとん…河内美里出演時から登場した。河内がモデル。

ベリースくん...コーナー「加藤一華の開運特報!!」で登場する。加藤がデザインしたキャラクター。

みょんちゃん...田中弥音がモデルのキャラクター。

みづきー...我妻美月がモデルのキャラクター。

れいなさん...藤江れいながモデルのキャラクター。

白岡今日花キャラクター...白岡今日花がモデルのキャラクター[3]

赤坂琴音...バーチャルKaiun Girl[4]

これらのキャラクターを使用した番組グッズとしてステッカーが製作され、きいちゃんステッカーは北乃のオフィシャルブログにて希望者にプレゼント。クラシナさんとシカちゃんステッカーはミスマガジンDVD発売記念イベントに参加者に全員配布。桜庭は講談社のミスマガサイトにてサイン入りでプレゼント。小林の代では缶バッジになり、講談社のミスマガサイトにてサイン入りでプレゼントされた。新川の代からは番組のオープニングに流れるタイトルバックがキャラクターを使用した本格的なアニメーションになった。また、北乃出演以前、岩佐から小阪由佳の代までは、アフロヘアの男のキャラクターが登場していたこともあった。
MissKaiun

番組ヒロインの名称。初代:河内美里。第2代:我妻美月。第3代:藤江れいな。
特番放送時の対応

毎年4月上旬のゴルフ中継『
マスターズ・トーナメント』放送時は、2008年まで通常通り、2009年と2010年は4:20 - 4:45に繰り上げて放送していたが、2011年以降は4:00からマスターズ中継が行われている為番組自体が休止となっている。また時差が大きい海外で世界陸上[注 2]バレーボール世界選手権[注 3] が中継される時は休止となる他、2009年から2016年まで毎年8月上旬に『全米プロゴルフ選手権』が中継される日も放送休止となっていた[注 4]

2011年3月12日は、前日に発生した東日本大震災関連の報道特別番組の影響で、2016年4月16日は、当日未明に発生した熊本地震の本震関連の報道特別番組の影響で、番組自体が臨時休止となった。

出演者

担当名はいずれも出演当時。
レギュラー

司会進行:
オノ・アヤコ歌手)2003年4月12日 - 2003年5月31日

司会進行:MY(歌手)2003年6月7日 - 2003年9月27日

初代MC:駒田健吾(TBSアナウンサー)2003年10月4日- 2008年10月25日

第2代MC:赤荻歩(TBSアナウンサー)2008年11月1日 - 2014年1月18日

第3代MC:杉山真也(TBSアナウンサー)2014年1月18日 - 2019年5月18日


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