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この項目では、建築物について説明しています。その他の用法については「門 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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出典検索?: "門" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2019年9月)
門邸

門(もん、かど)とは、敷地と外部を区切る塀や垣に通行のために開けられた出入口のこと。外構の一種。

正面口のことは、特に正門(せいもん)とよばれる。門の脇の柱を門柱(もんちゅう)、門の番人を門番(もんばん)、門の扉を門扉(もんぴ)とそれぞれ呼ぶ。
概要

門は冒頭文にあるように塀や垣に開けられるものであり、一般的には塀などを構える家屋や敷地に設けられる。塀などが無い場合でも心理的な内外の通用口にも設けられる。鳥居は神を祀る空間と人間の空間を繋ぐ一種の門である。また、「鬼門」は俗界と冥界の境に存在する門と考えられた。

門は門扉を持ち(かんぬき)や南京錠などで施錠したり、入退場の制限をする機能を持っていることが多いが、これらの機能を持たずに単に門柱が通路の両脇に設置されているだけのものや、古来の中国などに見られる屋根と門柱のみの牌坊、トンネル状のアーチ構造を持つだけのもの(凱旋門や韓国崇礼門など)であっても門と呼ばれることがある。

「門」という漢字自体は門柱と両開きの門扉を描いた象形文字であるが、門扉を持たないものであっても、境界の境に建てられた出入り口であれば「門」という。

門という言葉は家の入口であり象徴ともいえるものであるため、しばしば「家」そのものを指すことがある(門下、一門など)。

アジアでは門に外から入ってくる災いから守るため門神を置く風習もみられ、日本ではこれが門松に変化した。
日本建築の門
間と戸

門は、柱の数、その間にできる開口の数によって分類することがある。

柱間が1つのものから大規模なものでは5つのものまである。この柱間のことを間(けん)という。その、間(けん)の間にできた開口のことを戸(こ)という。この呼び方は、重層、意匠に関係なく用いられる。

1間であれば1戸が必ずできる。例えば、四足門は1間に構成された門柱に2つずつ控柱が立てられる構造ということであるので1間1戸の門ということになる。知恩院の三門は5間の内中3戸が開口されているので5間3戸の二重門である[1]
種類

柱を支える控柱の数によって四脚門と八脚門という分類をすることがある。重層に関わらず分類していう[1]

四脚門(よつあしもん)- 門柱のほかに控柱を4本立てたもの。

八脚門(やつあしもん)- 門柱のほかに控柱を8本立てたもの。


四脚門(京都府 離宮八幡宮

八脚門(奈良県 法隆寺南大門)

特徴による種類

楼門(ろうもん)- 2階建てで1重目には縁のみを持ち、最上重に
屋根を持つもの。楼門は、二階造りの門のことで、二重門も本来は楼門といった。2重の屋根のあるものとそうでないものがあるため現在は、楼門と二重門に分類されている[1]

二重門(にじゅうもん)- 2階建てでそれぞれの階に屋根をかけたもの。

棟門(むなもん)- 門柱2本に切妻の屋根をかけたもの。控柱を持たない。

櫓門(やぐらもん)- 上部に櫓を持つ城門。城の石垣上に多門櫓や多重の櫓を渡したもの、または、楼門状に造られたもの。中世には、板を立てた囲いのある台を門の上に載せたようなものが建てられていた[2]

薬医門 (やくいもん)- 鏡柱から控え柱までを取り込む屋根を持つ。本来は公家武家屋敷の正門などに用いられたが、扉をなくして医家の門として用いられたのでこの名前がある。

冠木門(かぶきもん)- 門柱に貫(ぬき)をかけたもの。江戸時代には櫓門や楼門ではない平門を指していたが、明治以降は屋根を持たない門を指すことが多い[3]

高麗門 (こうらいもん)- 切妻屋根を持ち控柱に小屋根を設けたもの。文禄・慶長の役の行われた1590年代に城門として造られた。薬医門を簡略化した門である[3]

上土門(あげつちもん)- 棟門の屋根を勾配の少ない屋根(陸屋根)にして土を上げたもの。揚土門とも。代表例として重要文化財の西園院上土門があるが、現在は土はなく檜皮葺。

唐門(からもん)- 平安時代後期に見られるようになったものと見られている。開口正面に向かって左右に唐破風のあるものを平唐門(ひらからもん)、前後にあるものを向唐門(むこうからもん)という。向唐門は四脚門であることが多い[1]

長屋門(ながやもん)- 長屋の中間部を門としたもの。

埋門(うずみもん)-土塁、石垣などの下部をくり抜いたようにして造られている門。


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