門谷 憲二(かどや けんじ、1948年 - )は、長崎県平戸市出身の作家、作詞家。 早稲田大学中退後、1971年、ライブハウスで偶然出逢った泉谷しげるとともに音楽制作集団「サイクル・ギス」を設立。古井戸、ピピ&コット(佐藤公彦在籍)といった才能に出会い、細々とマネジメントを始める[1]。作家のねじめ正一は中学時代の同級生である。 「サイクル・ギス」のアーティストのデモテープを制作し、旧エレックレコードに認められる。同年11月、泉谷がアルバム「泉谷しげる登場』でレコード・デビュー。同作には門谷の作品『白雪姫の毒りんご』[2]も収録されている。 同年12月にはシングル盤をCBS・ソニーから出す。泉谷のバックバンドに「古井戸」と「ピピ&コット」の金谷あつしとよしだよしこを使う[3][4]巧みな方法でアーティストに経験を積ませた。エレックレコード退社後、作詞家として活動。1970年代の日本を代表する作詞家の一人であり、作詞した曲は1000曲を越える。 2014年7月、「クラウド」にて推理作家デビュー。 2016年の夏、長崎の浦上天主堂にて「被爆のマリア像」を見て啓示を受け、同長崎出身のソプラノ歌手松口ようこと歌曲「被爆のマリア」を完成させ、2017年4月、オール長崎のメンバーでレコーディング、同年7月にCD発売[5]と同時に長崎活水高等学校チャペルにて同組曲を初演、長崎より世界平和を発信したとして新聞テレビ報道で高い評価を受けた。同年10月27日には、平戸市の平戸文化センターから長崎市の爆心地に向けても行われている[6]。
経歴
主な楽曲
相本久美子
5つの銅貨(作曲:和泉常寛 編曲:村岡健)
秋元順子
愛を手繰って(作曲:花岡優平 編曲:杉山ユカリ
荒木由美子
愛しかないのに(作曲:川口真 編曲:萩田光雄)
泉洋次