守衛(しゅえい)とは、主に施設等の警備を行う者のこと。門の出入り口に配置される守衛は、特に門衛(もんえい)と呼ばれることもある。職務内容は施設警備の警備員に近いが、法律上の位置付けは後述のように警備員とは大きく異なる。 警備員と守衛との違いは、警備員は他人の需要に応じて契約し、警備員が配置されている点である。警備業者が他者からの依頼要請を受けて配置するのが警備員である。これに対し守衛とはその土地建物の管理者に直接雇用され、保安・警備業務を行う者である[1]。 警備員は他人の需要に応じ契約された範囲内で権限の委託を受ける[2]。また警備員は警備業法による規制を受け、法律および関連諸規則の規定に従った制服や護身用具を身に付けるが、守衛はその管理者に直接雇用され保安・警備業務を行うためこの警備業法による各種の縛りが無い。また、守衛は警備業法の規制を受けないため、警備員が受けなければならない法定研修なども受ける必要がない。
目次
1 警備員との違い
2 守衛の装備品の例
3 脚注
4 関連項目
警備員との違い
守衛の装備品の例
制服・制帽
護身用具(警棒、特殊警棒等)
警笛
鍵
鍵紐(鍵束を紛失しないために肩章から吊るしたり、ベルトに繋いだりする紐)
鍵携行用箱(キーケース、ベルトポーチ)
無線機
懐中電灯
脚注^ 例:市町村役場の守衛-市町村例規に守衛執務規程がある
^ 施設管理権等の委譲
関連項目
衛士
神宮衛士
衛視
請願巡査
軍属
更新日時:2019年1月4日(金)01:46
取得日時:2019/01/10 08:43