門別競馬場
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門別競馬場
ポラリススタンド

Aスタンド
施設情報
所在地北海道沙流郡日高町富川駒丘76-1
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度32分16.6秒 東経142度0分10.7秒 / 北緯42.537944度 東経142.002972度 / 42.537944; 142.002972座標: 北緯42度32分16.6秒 東経142度0分10.7秒 / 北緯42.537944度 東経142.002972度 / 42.537944; 142.002972
開場1997年12月8日
所有者北海道軽種馬振興公社(土地)
ホッカイドウ競馬振興(施設)
管理・運用者ホッカイドウ競馬
収容能力1300人
コース
周回右回り
馬場ダート(1600m)
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門別競馬場
J-PLACE門別

基本情報
所在地沙流郡日高町富川駒丘76-1
開設日1997年12月8日
施設設置者北海道軽種馬振興公社(土地)
ホッカイドウ競馬振興(施設)
管理施行者ホッカイドウ競馬
発売窓口自動21台
(キャッシュレス端末あり)
払戻窓口自動5台、有人2窓
(キャッシュレス端末あり)
発売単位全賭式100円単位
開催日営業時間(地方)原則14:00 - 21:00
(JRA)9:20 - 17:00
最寄駅鵡川駅
最寄IC日高富川IC
駐車場1,000台(無料)
外部リンク ⇒公式サイト
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門別競馬場(もんべつけいばじょう Mombetsu Racecourse[1])は、北海道沙流郡日高町日高振興局管内)にあるホッカイドウ競馬競馬場である。本項目では前身となる『門別軽種馬トレーニングセンター』、および2013年より開設している「J-PLACE門別(ジェイプレイスもんべつ)」についても記述する。
競馬場概要

所在地:沙流郡日高町富川駒丘76-1

駐車場:無料(1,000台)
[2]

従来からの駐車場はスタンドから400mほど離れた位置に設けられておりアクセスが悪かったことから、ジャパンブリーダーズカップ協会の費用負担によりスタンドの近くに180台収容の駐車場「JBC駐車場」が設置された[3]


入場料金:無料(2011年より[注 1]

以前は入場料100円が必要であった[6]


収容人数:1300人(在来スタンド500人、ポラリスドームスタンド800人)[2]

電話・インターネット投票:SPAT4楽天競馬(全競走発売)、オッズパーク・JRAネット投票(一部対応)

電話投票用競馬場コード:06#

重賞競走では、北海道静内高等学校など、中高生の吹奏楽部が生ファンファーレを演奏することがある。

1997年12月に開場。1982年よりホッカイドウ競馬の門別トレーニングセンター(トレセン)として使用していた[7]馬場などを約15億円かけて改修した。土地所有者は一般社団法人北海道軽種馬振興公社(HRA)、施設所有者は第三セクターのホッカイドウ競馬振興株式会社。ホッカイドウ競馬は土地を無償貸借、施設は賃借して競馬を開催している。

冬季休催期間を含む非開催時は、ばんえい競馬や他地区の場外発売所(門別場外発売所)として使用している。かつて門別競馬場以外の競馬場でホッカイドウ競馬を開催していた際は、門別競馬場が場外発売所として発売を行っていた。また2013年3月23日より日本中央競馬会(JRA)の全レース場外発売も開始した。JRA発売時は「J-PLACE門別(ジェイプレイスもんべつ)」と呼称する。
施設概要門別競馬場の「とねっこゲート」門別競馬場のゴール板門別競馬場の馬場とスタンドを俯瞰した視点
スタンド

競馬場化にあたり新設されたスタンド(現:Aスタンド)は収容人数が500人と小さいが、寒い時期も観戦しやすいように、観客席側を全面ガラス張りとした。Aスタンド完成時は、競馬場としては「日本一小さなスタンド」であった。これは競馬場の所在地が札幌などの都市部と大きく離れている地理的特性から入場者を多く見込んでいなかったことも背景にある。

2009年3月にスタンドの増設工事が完了し、新たに「ポラリス☆ドーム(現:ポラリススタンド)」が増設された。収容人数は800人で、Aスタンドとあわせた収容人員は1300人となる。あわせて芝生席「とねっこ広場」も新設した。2010年は10人程度がジンギスカンを食べながら観戦できる「グリルハウス」やオープンカフェの新設、有料個室観覧席の「プチハウス」がオープン[8]。日高地区の農産物や海産物の直売コーナーも設置され、さらなる施設面の充実が図られた。2020年よりJBC2歳優駿を行うにあたり、2019年シーズン終了後から施設整備工事を実施。Aスタンドは来賓を受け入れ可能にするため3階建てに増築、パドックも厩舎地区側に段差を設けた観戦エリアを整備。このほか、新たに2階建てのスタンド「とねっこラウンジ」も新築された。とねっこラウンジは1階が無料のフリースペース、2階は有料の自由席で、キャッシュレス発売機を計6台配置した[9][10]。このように近年は来場者エリアの充実が図られているが、トレーニングセンターだったところを競馬場化しているため、他の競馬場に比べて来場客用スペースが狭隘な点が課題となっている[11]

入場人員の最多記録は、2023年5月3日の3,546人[12]

第4コーナー付近にある入場門「優駿ドリームゲート」には以前使用していた青色の旧型スターティングゲートが保存されており、来場客はゲートを通過して入場する。また、優駿ドリームゲートからスタンドまでの距離が200m以上あるため、電気自動車を使用した送迎も行われている[13]

パドックは当初は走路前(Aスタンドと本馬場の間)に設置していたが、来場者が場外発売を利用する際の利便性を考慮し、2009年よりスタンド裏手に移設された[14]。パドックの移設により、パドックから本馬場へのアプローチが急な下り坂となったため、馬が怖がってしまうほか、アプローチもスタンドや検量棟を回り込む形態になっており、遠回りとなることが課題となっている[11]

馬場内には固定式の着順掲示板を常設しておらず、馬場内に設置している車載式の大型映像装置やJBCビジョンを含む場内モニター、CS放送などのテレビ実況中継で着順表示を行っている。2010年からはパドックにLEDを使用した簡易馬体重表が設置された[15]。2020年より、LED簡易馬体重表に代わりパドック専用ビジョンが新設された[9]

2015年開催よりパドックの騎手や厩舎の応援幕はゴール前、ウィナーズサークルへ向かう柵に移設され、パドックにはスポンサー企業の広告幕が飾られている[16]
Aスタンド
収容人員:500人座席数:144席発売窓口:15台払戻窓口:3台売店:1か所(勝馬屋)[13]
ポラリススタンド
収容人員:800人座席数:112席発売窓口:6台払戻窓口:2台モニターテレビ:14台大画面映像装置「JBCビジョン」(ジャパンブリーダーズカップ協会寄贈)[13]飲食店:2か所(いずみ食堂・ルンビニフードカフェ)[13]
馬場門別競馬場周辺の空中写真。
2014年8月28日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

大きな勾配のない平坦なダートコースで、砂厚は12cm前後と他の競馬場よりも深めに設定されている(中央競馬や他地区の競馬場におけるダートコースでは、8cm-10cm程度の設定が一般的)。太平洋に近い海沿いの立地条件に加え昼夜の気温差も大きいことから濃霧が発生しやすく、これが原因で開催が中止されたり、一部の競走が取りやめとなるケースも発生している。本馬場の内側には競馬場化以前より使用している調教用馬場があるが、パトロールタワーを整備していないことなどを理由に競走用としては使用していない。2023年からはナイター照明に映えるオーストラリア産の白砂を採用している[17]

42基の照明塔をコース内外に配置し、2009年から門別競馬の全開催日をナイター開催としている(後述)。なお、内回りコースが2015年に新設された(後述)時点では同コースに照明設備がない[18]ことから、同年は内回りコースを使用する1500m・1600mの競走は重賞も含め日没前に施行するものとしていた[19]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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