長谷川 郁夫(はせがわ いくお、1947年12月15日[1] - )は、日本の文芸編集者、評論家、大阪芸術大学教授、元小澤書店社長。日本編集者学会
会長[2]。
目次
1 来歴・人物
2 受賞[11]
3 著書
4 脚注
5 外部リンク
神奈川県生まれ[3]。早稲田大学文学部卒業[4]。早稲田大学文学部在学中の1972年に小澤書店を創立[5]。2000年まで約六百数十点の文芸書の編集・制作に携わった。2000年東京地裁に自己破産を申請し、倒産した[6]。 編集した書籍に「小川国夫全集(全14巻)」(小澤書店、1991?1995)「田村隆一全集(全6巻)」(河出書房新社、2010?2011)などがある[7]。 のち編集プロダクションを主宰し、長谷川郁夫事務所取締役、法政大学兼任講師[8]。2007年から、大阪芸術大学教授、2013年から同芸術学部文芸学科長[9]。2010年02月、日本編集者学会
来歴・人物
出版活動を行っていた時期から吉田健一、堀口大學、青山二郎(単行本未刊)など、交流のあった作家の回想・評論も様々な場で発表しており、『美酒と革嚢?第一書房・長谷川巳之吉』(2006年刊)で芸術選奨文部科学大臣賞、やまなし文学賞受賞、『吉田健一』(2014年刊)で大佛次郎賞受賞。
受賞[11]
2007年、芸術選奨文部科学大臣賞(第57回,平成18年度)「美酒と革嚢?第一書房・長谷川巳之吉」
2007年、日本出版学会賞(特別賞)「美酒と革嚢?第一書房・長谷川巳之吉」
2007年、やまなし文学賞(研究・評論)「美酒と革嚢」
2014年、大仏次郎賞(第41回)「吉田健一」
著書
『われ発見せり 書肆ユリイカ・伊達得夫』 書肆山田、1992
『美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉』 河出書房新社、2006.8
『藝文往来』 平凡社、2007.2
作家たちとの交流・回想記
『本の背表紙』 河出書房新社、2007.12
回想を交えた作家たちの肖像
『堀口大學 詩は一生の長い道』 河出書房新社、2009.11
「三田文學」に長期間連載した。冒頭の回想を交え、終戦までの前半生を描く
『知命と成熟 13のレクイエム』 白水社、2013.11
深い交流があった作家・評論家13名の「偏愛的作家論」
『吉田健一』 新潮社、2014.9
「新潮」に連載、膨大な資料をもとに生涯と作品の全容を明らかにした評伝の大著
『編集者 漱石』新潮社、2018.6
脚注^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.290
^ 朝日新聞人物データベース
^ 日外アソシエーツ現代人物情報
^ 日外アソシエーツ現代人物情報
^ 朝日新聞人物データベース
^ 日外アソシエーツ現代人物情報
^ 朝日新聞人物データベース
^ 日外アソシエーツ現代人物情報
^ 朝日新聞人物データベース
^ 朝日新聞人物データベース
^ 日外アソシエーツ現代人物情報
外部リンク
⇒大阪芸術大学文芸学科
典拠管理
WorldCat
VIAF: 36712884
ISNI: ⇒0000 0000 8442 146X
NDL: 00321655
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